お知らせ - 芸術
【即完売】世界一売れている美術の本『美術の物語 ポケット版』遂に重版出来!!【「山田五郎 オトナの教養講座」でも話題】
2025.11.17
世界累計刊行部数は800万部超! 35カ国で翻訳!
世界一読まれている美術本のコンパクト版、遂に重版出来!!
『美術の物語 ポケット版』
発売以来、初版はもちろん、重版も即完売した美術史の名著、エルンスト・H・ゴンブリッチ著『美術の物語 ポケット版』。
長らくお待たせしましたが、本日、2025年11月17日に重版出来となります。
1950年の初版刊行以来、70年以上読み継がれている『美術の物語』。
現在、日本を含む35か国で出版され、世界累計刊行部数は800万部を超える、世界一読まれている美術本です。
大きな図版で楽しめる大判『美術の物語』と、それを持ち歩きできるよう再編集した『美術の物語 ポケット版』、どちらも長く美術ファンに愛されてきましたが、いずれも出版元の日本撤退で国内では品切れとなり、入手困難となっていました。
昨年2024年10月、大判の『美術の物語』に続き、ファンから要望の高かったそのコンパクト版『美術の物語 ポケット版』を復刊行したところ、多くの読者の方からのご注文が殺到。発売直後には各書店売上上位にランクイン、即完売。その後、2025年5月に2刷重版が上がるも早々に品薄になるという美術史の本では異例の売れ行きに。
また、6月に実施した山田五郎 オトナの教養講座と河出書房新社のコラボ動画で「ざっくり西洋美術史の流れを知りたい人に最適」「どれか1冊美術の本を買うならコレ」と紹介された影響で更に人気が急騰し、完売。
多くの方から【半年後に出来る3刷予約】をいただくという非常事態となっていました。
「累計800万部超!世界一読まれた美術本とは!?【山田五郎も学生時代に読んだ名入門書を解説】」
「【山田五郎さんが解説!】アートがワケがわからなくなったのには歴史がある!世界で一番読まれている美術の本とは?累計800万部突破『美術の物語』超入門!」
◯ 半年後に出来る3刷予約とは…
ただ本書はその重版が問題。
大判の『美術の物語』と同様、書籍の品質を維持するため原書と同じ海外の印刷製本工場で作成する関係で、重版出来までに約半年もの時間を要するという異例の書籍。
そのため、数多くのご予約をいただいているにも関わらず、5月から半年後の11月の3刷重版出来・書店店頭着の運びとなりました。
多くの方々には、この期間をご理解いただいたうえでお待ちいただいたことに、厚く御礼申し上げます。
このたびの3刷も早期の完売が予想されます。お早めにお近くの書店にてお求めいただきますようお願いいたしします。

『美術の物語 ポケット版』
◯ 本書詳細
・いつでも読みやすく、どこへでも持ち出しやすく
『美術の物語 ポケット版』の表紙は、鮮やかな⻩色の布クロス装。
本文は糸によるかがり綴じ。書籍としての強度を上げつつ、優美な装幀が持つ独特の存在感は大きな魅力です。
また、元本『美術の物語』と比べてページ数こそ668ページから1048ページへと増えたものの、大きさは大判から新書に近いサイズに、また重量は約1800gから約750gへといずれも半分以下にサイズダウン。
いつでも読みやすく、どこへでも持ち運びやすいので、すでに『美術の物語』をお持ちでも、「ポケット版」も入手したいという方も多いのではないでしょうか。そして本書には、エルンスト・H・ゴンブリッチの孫レオニー・ゴンブリッチによる「ポケット版への序文」が新たに追加掲載されています。
・コンパクト化のために凝らされた工夫
『美術の物語 ポケット版』は、サイズダウンと軽量化を図るため、本文内のテキストと図版を前後に分割。テキスト部分は前半全501ページにまとめて掲載し、辞書で使われる薄く強度のある紙を使用しています。図版部分は後半全448ページにまとめて発色の良い紙を使用しカラーで再現。図版は単ページもしくは見開きページ単位で掲載されています。
このため、テキストと図版とを交互に見ながら読み進めることができるように、しおり紐を「ポケット版」では特別に2本セット。テキストページ内で記される図版ナンバーで図版にあたることができますので、1本はテキストページに、1本は図版ページに使用することで、容易に双方を行き来することができます。しおり紐は表紙のクロスと同色の鮮やかな黄色です。
■著者紹介
エルンスト・H・ゴンブリッチ (Ernst H.Gombrich)
20世紀最大の美術史家。1909年、ウィーン生まれ。1936年、ロンドンのウォーバーグ研究所所員となり、1959年から1976年まで同研究所所長兼ロンドン大学古典学科教授を務める。ナイト爵位、メリット勲章、ゲーテ賞、ヘーゲル賞、エラスムス賞など、世界各国で多くの賞を授与された。明確で説得力のある文章を用いるすばらしいコミュニケーターでもあった。その著作は美術史家にとっては最高の手本であり、美術への限りない愛情が反映されたものとなっている。2001年、死去。
著書に『芸術と幻影』、『装飾芸術論』、『若い読者のための世界史』など多数。
書名:美術の物語 ポケット版
著者:エルンスト・H・ゴンブリッチ
翻訳:天野衛、大西広、奥野皐、桐山宣雄、長谷川摂子、長谷川宏、林道郎、宮腰直人
協力:田中正之
仕様:四六変型判/上製・クロス装/1048ページ
初版発売日:2024年10月18日
定価:5,489円(本体4,990円)
ISBN:978-4-309-25746-4
https://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309257464/
本文オールカラー/全図版、本文解説テキストに併録掲載/観音開きによる大きな図版6点収録
B5変型判/上製・クロス装/688ページ/2019年7月11日発売
定価:9,900円(本体9,000円)
ISBN:978-4-309-25628-3
https://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309256283/













