創業130周年記念 - その他
10/21 河出書房新社・中央公論新社創業130周年 関西大学創立130周年記念トークイベント
2016.09.05
河出書房新社・中央公論新社創業130周年
関西大学創立130周年記念トークイベント
出版から考える戦後日本
今年創業130周年を迎えている河出書房新社と中央公論新社。長い歴史を持ちながら、現在も新しいコンテンツを世に送り続ける両社を中心に、出版文化とは何なのかを、世代の異なる3人の論客が戦後史から検証します。
【内容】
講演:大澤聡(批評家、近畿大学文芸学部准教授)
「「知の大衆化」再考――全集、新書、文庫の時代」
講演:片山杜秀(慶應義塾大学法学部教授)
「刊行物で辿る二つの出版社――ごくごく私的に」
鼎談:竹内洋(ファシリテーター)、大澤聡、片山杜秀
「出版と読書の変容」
【日時】2016年10月21日(金) 18:40~21:00(18:00受付開始)
【会場】関西大学東京センター
東京都千代田区丸の内1-7-12サピアタワー9階
(JR東京駅日本橋口隣接・東京メトロ大手町駅B7出口直結)
電話:03-3211-1670
【参加費】無料
【申込方法】関西大学東京センターHPからお申し込みください。
申込フォーム→http://bit.ly/2aUDAPQ
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【講師紹介】
大澤聡(おおさわ・さとし)
1978年生まれ。批評家/メディア研究者。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。日本学術振興会特別研究員を経て、現在、近畿大学文芸学部准教授。博士(学術)。各種媒体にジャーナリズムや文芸に関する論考を発表。著書に『批評メディア論 戦前期日本の論壇と文壇』(岩波書店)、『1980年代』(共著、河出書房新社)など。最近では『文学』5・6月号(岩波書店)の特集「文壇のアルケオロジー」の責任編集をつとめた。
片山杜秀(かたやま・もりひで)
1963年生まれ。評論家/思想史研究者。慶應義塾大学大学院法学研究科博士課程単位修得退学。文学、歴史、芸術など幅広い分野にわたる論文、エッセイやコラムを執筆。現在、慶應義塾大学法学部教授。著書に『近代日本の右翼思想』(講談社選書メチエ)、『音盤考現学』『音盤博物誌』(アルテスパブリッシング、両書で吉田秀和賞とサントリー学芸賞受賞)、『未完のファシズム』(新潮選書、司馬遼太郎賞受賞)など。
竹内洋(たけうち・よう)
1942年生まれ。歴史社会学/教育社会学。京都大学大学院教育学研究科博士課程単位取得退学。教育学博士(京都大学)。京都大学大学院教育学研究科教授、関西大学文学部教授、同人間健康学部教授を歴任。現在、関西大学東京センター長、関西大学名誉教授・京都大学名誉教授。社会批評、エッセイ、書評を執筆。著書に『日本のメリトクラシー』(東京大学出版会、第39回日経・経済図書文化賞受賞)『革新幻想の戦後史』(中央公論新社、第13回読売・吉野作造賞受賞)『教養主義の没落』(中公新書)など。