訳者あとがき
ジャネット・ウィンターソン待望の最新作がついに刊行!──「訳者あとがき」公開
木原善彦
『オレンジだけが果物じゃない』で彗星のごとくデビューし、話題作を発表し続けているイギリス文学の代表的作家のひとり、ジャネット・ウィンターソン。本書は、フランケンシュタインの怪物や、人体冷凍保存施設、セックス・ボット、トランス・ヒューマニズム、人工知能、人工生命をめぐる「ある愛の話」を描いた、人類への
2022.08.05「ジャネット・ウィンターソン」の検索結果 : 2件
木原善彦
『オレンジだけが果物じゃない』で彗星のごとくデビューし、話題作を発表し続けているイギリス文学の代表的作家のひとり、ジャネット・ウィンターソン。本書は、フランケンシュタインの怪物や、人体冷凍保存施設、セックス・ボット、トランス・ヒューマニズム、人工知能、人工生命をめぐる「ある愛の話」を描いた、人類への
2022.08.05西條玲奈
本書のテーマを哲学の問題意識のもとで表現するなら、個人の人格パーソンは情報からできているか、というものになる。もしこの問いにイエスと答えるならば、死後でも情報を再現することでその人を甦らせることができるし、適切に情報を構築すれば私たちは新しい人格を作り出すことも原理的には可能だ。人の同一性の問題が
2022.08.05