お知らせ - 文藝
【作家デビュー10周年】AV女優・作家として第一線で活躍する紗倉まなが〈妊娠・出産〉への葛藤を描いた超渾身の最新作『あの子のかわり』2026年2月12日に発売決定! 新刊刊行記念イベントの開催決定
2025.12.16
「親友が妊娠した。私と同じ、子どものいない人生だったはずのあの子が――。」
〈妊娠・出産〉への葛藤を描いた超渾身作
AV女優・作家として第一線で活躍する紗倉まなの最新小説『あの子のかわり』の刊行が2026年2月12日に決定しました。
紗倉まなは、今年10月『うつせみ』(講談社刊)で、第47回野間文芸新人賞の候補作にノミネート(2020年『春、死なん』以来2度目)。
揺れ動く心理、微妙な人間関係を見つめる冷徹な観察眼、読者の心をわしづかみにする豊かな表現、独自の情景描写は、作品刊行のたびに高い評価を受け、文芸界から熱い注目を浴びています。
デビュー小説『最低。』(KADOKAWA刊)の刊行からちょうど10年を迎える記念すべき2月12日に刊行する『あの子のかわり』は、これまでの執筆活動を経てたどり着いた新境地、〈妊娠・出産〉への葛藤を描いた渾身の一作です。
『あの子のかわり』は、現代においても未だ残っている出産の圧に押されながら、犬と夫と共に生活している主人公の由良、そして未婚のまま妊娠した親友・有里奈との、一つの群れの形成と途切れを描いた物語です。[…]
今年で作家デビューから10年を迎え、これからも小説を書き続けようと強い思いを込めた作品です。
紗倉まな
(著者手書きメッセージより一部抜粋)
《本書のあらすじ》
親友が妊娠した。私と同じ、子どものいない人生だったはずのあの子が――。
〈「赤ちゃんできたんだよね」と言ったのは有里奈だった。別に衝撃は受けなかった。ただ、有里奈は随分と面倒くさい人生を選ぶんだなあと思っただけで。〉ヘアメイクとして活躍する由良。かわりばえしない日々に倦怠を感じながらも、このまま仕事に邁進しつつ、夫と共に愛犬を育てる人生が続いていくと思っていた。
そんな中、独身の親友・有里奈から妊娠の知らせが飛び込んできて……。
著者メッセージ

『あの子のかわり』
刊行記念イベントが開催決定!
新刊『あの子のかわり』の刊行を記念して、渋谷(2026年2月15日)、池袋(同2月23日)でのイベント開催が決定しました。
紗倉まなさんと直接対面できる貴重なイベントとなります。ぜひこの機会をお見逃しなく。
〈渋谷・大盛堂書店〉紗倉まなさん『あの子のかわり』刊行記念トーク&お渡し会
開催日:2026年2月15日(日)
開催時間:13:00~
会場:大盛堂書店 3Fイベントスペース(渋谷区宇田川町22-1)
※本イベントは抽選制です。
▼受付/詳細は下記イベント概要ページをご参照ください。
https://taiseido.co.jp/event20260215.html
URLは抽選応募受付開始後に有効となります。
〈池袋・HMVエソラ池袋店〉紗倉まなさん『あの子のかわり』刊行記念サイン会
開催日:2026年2月23日(月・祝)
開催時間:13:00~(集合時間は受付番号により異なります)
会場:HMVエソラ池袋店 店内イベントスペース(豊島区西池袋1-12-1 エソラ池袋3F)
※本イベントは抽選制です。
▼受付/詳細は下記イベント概要ページをご参照ください。
https://www.hmv.co.jp/news/article/251211120/
URLは抽選応募受付開始後に有効となります。
その他サイン本キャンペーンなどのイベントも計画中です。
続報を楽しみにお待ちください。
著者紹介

紗倉まな(さくら・まな)
1993年、千葉県生まれ。国立高専在学中の2012年にSOD専属女優としてAVデビュー。著書に小説『最低。』『凹凸』『春、死なん』『ごっこ』『うつせみ』、エッセイ集『高専生だった私が出会った世界でたった一つの天職』『MANA』『働くおっぱい』『犬と厄年』などがある。小説『最低。』は瀬々敬久監督により映画化、東京国際映画祭のコンペティション部門にノミネートされた。文芸誌「群像」に掲載された『春、死なん』『うつせみ』が、それぞれ第42回、第47回野間文芸新人賞候補作となり注目される。
書誌情報
書名:あの子のかわり
著者:紗倉まな
仕様:46判/仮フランス装/192ページ(予定)
発売予定⽇:2026年2⽉12日
税込予価:1,870円(本体1,700円)
ISBN:978-4-309-03249-8
装丁:佐藤亜沙美
書誌URL:https://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309032498













