
温かくも意外とシビアな下町を舞台にした吉本ばななの最新小説とは? 人気エッセイスト古賀及子が魅力を語る
評者:古賀及子(ライター、エッセイスト)
『下町サイキック』吉本ばなな 著 評:古賀及子(ライター、エッセイスト) 見えないなにかが見えてしまう中学生のキヨカと、その能力を理解しながら繊細な成長をあたたかく見守る、近所で自習室を運営する友おじさん。下町で生活感をもってそれぞれに暮らすふたりは、日々理屈で
2024.08.28「吉本ばなな」の検索結果 : 6件
評者:古賀及子(ライター、エッセイスト)
『下町サイキック』吉本ばなな 著 評:古賀及子(ライター、エッセイスト) 見えないなにかが見えてしまう中学生のキヨカと、その能力を理解しながら繊細な成長をあたたかく見守る、近所で自習室を運営する友おじさん。下町で生活感をもってそれぞれに暮らすふたりは、日々理屈で
2024.08.28吉本ばなな
サイキック能力を持つ中学生・キヨカと、近所に住む友おじさんの、ささやかだけれど大切な連帯。日常生活に秘められた生のきらめきを描き出す物語。(装画:朝倉世界一) 日本のどこかにある、とある下町。中学生のキヨカは、最近両親が離婚し、シングルマザーの母と二人暮らし。近所には長い付き合いの「友お
2024.07.22吉本ばなな
吉本ばななさんの最新エッセイ集『私と街たち(ほぼ自伝)』が発売されました。子ども時代を過ごした東京の下町のお話から、変わりゆく下北沢の風景まで、「街」を通じて、忘れがたい折々の記憶をひもとく一冊です。刊行を記念して、本書の第一章にあたる「甲州街道はもう春なのさ」の前半部分を公開します。ぜひご一読くだ
2022.06.22吉本ばなな『私と街たち(ほぼ自伝)』刊行を記念して、著者サイン入りミニ色紙プレゼントキャンペーンを開催します。河出書房新社公式Twitterアカウントフォロー&街エピソード投稿で、著者サイン入りミニ色紙を抽選で3名様にプレゼントします。ぜひご応募ください!■対象商品吉本ばなな『私と街たち(ほ
2022.06.16世界中で愛されるスヌーピーたちが活躍する不朽の名作漫画『ピーナッツ』。その生誕70周年を記念して、詩人の谷川俊太郎個人全訳による集大成『完全版ピーナッツ全集』(紙書籍版)が刊行され、2020年、大好評のうちに完結を迎えました。そしてシュルツ生誕100周年を迎える2022年を目前に控えた今、ついに電子
2021.11.30渡部直己
『日本批評大全』渡部直己『日本小説技術史』の批評家が、江戸後期より蓮實重彦、柄谷行人まで──近現代の批評から70編を精選し解題、日本批評の全貌を俯瞰・総括する初の個人編集による批評集生。前人未到の比類なき偉業。——————
2017.02.16