「ロクサーヌ・ゲイ」の検索結果 : 5件

ミレニアル世代による、アフリカン・アメリカン文学の新潮流――ダンティール・W・モニーズ『ミルク・ブラッド・ヒート』訳者あとがき公開

@Marissa Pilolli デビュー作『ミルク・ブラッド・ヒート』が刊行されると、アメリカの有力誌が次々と絶賛し、一躍アメリカ文学の最前線に立つひとりとなったダンティール・W・モニーズ。待望の日本語版発売がいよいよ近づいてきました。死に取り憑かれた少女たちの誓約を描いた表題作を含め、

瀬戸夏子が「混乱する女たちへの真摯な共鳴」と評する五所純子『薬を食う女たち』

倫理的な、あまりに倫理的な他者の言葉を奪って成立する語りにどんな倫理があり得るだろう。 この本はいまどきめずらしく「正しくない」フェミニズムを標榜する本だ。元になった『サイゾー』での連載タイトルは「ドラッグ・フェミニズム」。これもまた「正しくない」フェミニズムで話題になったロクサーヌ・ゲイ『バッド・

『むずかしい女たち』(ロクサーヌ・ゲイ 小澤英実/上田麻由子訳)訳者あとがき

訳者あとがき 『むずかしい女たち』Difficult Womenの作者ロクサーヌ・ゲイは、二〇一四年のエッセイ集『バッド・フェミニスト』(野中モモ訳/亜紀書房)を機に、世界中から注目を集める文化的アイコンになった。ポップ・カルチャーから政治、人種、アイデンティティにいたる多彩なトピックを、

「さみしい、と堂々と口に出すことのできる人は、今この世界にどれだけいるのだろうか。」ーー『AM/PM』(アメリア・グレイ 松田青子訳)訳者あとがき

このアンバランスな世界で見つけた、私だけの孤独――箱に閉じ込められてしまったふたりの男、朝起きたら種に覆われていた女、テスの手は鉤爪に変わり、フランシスは魚しか食べないことにした……。AMからPMへ、時間ごとに奇妙にずれていく120の物語。いまもっとも注目を浴びる新たな才能の鮮烈デビュー作を、松田青

もうフェミニストって名乗ってもいいでしょ?

『男も女もみんなフェミニストでなきゃ』チママンダ・ンゴズィ・アディーチェ著もうフェミニストって名乗ってもいいでしょ?[レビュアー]星野智幸(ほしのともゆき)先日、仕事先の女性から、自分はフェミニストだと思うのだけど、あまり公には口にできない、という話を聞いた。そんなことを言おうものなら、たちまちのう

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