特集・コラム他 - 書店員さん感想まとめ

人生でこんな原稿は、誰からも、もう二度ともらえない。編集者が確信した、西加奈子初のノンフィクション『くもをさがす』書店員さんからの感動コメントを公開します。

西加奈子 初のノンフィクション『くもをさがす』。
事前に読んでいただいた書店員・出版関係者の皆様から、たくさんの絶賛の感想をいただきました。誠にありがとうございます。

各々の人生を重ね合わせた、胸に迫るエッセイのような感想も多くいただき、私たちが感じた、これは「たったひとりの『あなた』への物語」だと、まさに受け止めていただけていると感激しています。

これから読む「あなた」にも、届きますように。

全国の応援書店さんには、この感想のPOPが飾ってあります。
ぜひお近くのお店に行ってみてくださいね。

西加奈子『くもをさがす』応援の言葉をくれた書店員さんたちのお店
 
『くもをさがす』公式サイト

 

命に向き合うことに時間をしっかりつかい、自分とまわりの人をもっと
もっと大切に生きたい。
自分の中に収まりきれないほどのものをこの本からもらった。

鈴木裕里 あおい書店富士店

 

自分だけが見ることのできる地図を開き、自分だけが掘り起こすことのできる泉に、手を浸したかのような気がした。
心も体も誰もがひとつしかなく、唯一のものであるという現実に頬を叩かれ、ページから顔を上げるのももどかしいほどに、この物語に没頭した。

本郷綾子 丸善丸広百貨店東松山店

 

読み始めは、その身に起きた突然の病に、ただ涙が止まらなかった。
しかし、読み進める内にこれは闘病記ではないのだな、と気が付いた。
西さんの持つ、優しさ、潔さ。
書いてくれて、表現してくれてありがとう、と心からの感謝を。

山本智子 文真堂書店ビバモール本庄店

 

著作でしか知らない西さんが隣で語り続けてくれるような、本当にハグされているような、不思議で優しい安心感のようなものを覚えながら読み終えました。
ノンフィクションというくくりが未だにしっくりこないです。エッセイとも違う、小説でもない、唯一無二の本。

伊勢川詩織 紀伊國屋書店鶴見大学ブックセンター

 

不安や恐れに飲み込まれたとき、誰かの手を、何かに縋り付きたくなる。
西さん周りには沢山の人達がいて、皆助けて励ましてくれている。
西さん自身も助け励ますだろうし、とっても良い輪だと思った。
そして「くもをさがす」は西加奈子さんから私へ、私達へ届けてくれた
愛の手紙なのだ。しっかりと受け取りました。

佐々木知香子 未来屋書店入間店

 

ああ、いつだってわたしたちには西加奈子がいる。
だから人の強さとやさしさを、そして愛を信じてみたくなる。
今作ほどその事実に励まされたことはありません。
今日まで生きてきて、この作品と出合えてほんとうによかった。

田中沙季 紀伊國屋書店小田急町田店

 

もし自分だったら。
誰もがそう思わずにはいられないと思います。
この1冊の中には本当に多くのことがつまっています。
自分を見つめ直すきっかけになるかもしれません。

須藤紀子 星野書店

 

これが西加奈子や!と心が叫ぶように打ち震えました。これはひとつひとつの言葉に魂を宿した、全身全霊のハグ本! 西さんの大きな愛に包まれて、血が巡り、命を感じる読後感でした。

大竹真奈美 宮脇書店青森店

 

どのページにも様々な「愛」があふれ、それは美しいだけではないけれど、西さんがたくさんの人やものを愛し、そして愛され、その愛が繋がり合ったものだと、終盤涙が止まりませんでした。

村上望美 田村書店吹田さんくす店

 

正直、これだけのものを読み終えても「まさか自分が…」と言うのだろうな、ショックを受けて、絶望するんだろうと思います。意識は何も変わっていないのかも知れませんが、『わたし』には西先生がついている。それだけは忘れずに、私や近しい人にいざその時が来るまで大事に携えておこうと思います。

沖川幾美 未来屋書店 姫路大津店

 

泣いたり、落ち込んだり、答えの出ない考え事をぐるぐるしたり、そんなことさえ「生きてる」証左なのだと思いました。

中村美穂 喜久屋書店豊岡店

 

「私は弱い」と認められることこそが強さであり、
だからこそ素晴らしい人々に巡り合え、助けられ、
共に嵐を乗り越えてこられたのだろうと思いました。

山本明広 アマノ有玉店

 

今、持病を抱えている方にもそうでない方にも幅広く読まれてほしい。西さんの強さとパワーを直に感じてほしい。
どんな人にもこの本は生きていく上でのお守りの一冊となるのではないかと思います。

加藤理沙 有隣堂ららぽーと海老名店

 

ええかっこは誰にでもできるけど、素の自分をさらけだすのは勇気がいると思います
加奈子さんに言いたい
本当にあなたは勇敢だ
いまあなたを抱きしめたいです

枡田愛 水嶋書房くずは駅店

 

本当に困っているときに「助けて」と手を伸ばすこと。大丈夫か?とのばされた手を遠慮せずにつかむこと。それを当然のこととして受け入れられる人であれば、この国はもっと住みよくなるのだろうな、としみじみ思う。

久田かおり 精文館書店中島新町店

 

これは「読むハグだ」

甲斐公大 有限会社津江書店

 

日本ではやはり周りからどう思われるかが重要で、人と違うことに対してとても忌避感がありますね。そのことに疲れたりもしますが、人と同じことに安心する自分もいたり。
カナダいいなあと思うことがあったり、やっぱり日本がいいなぁと思ったり。
そんな自分でもそのままの自分でいいんだと西さんが強くハグしてくれたような気がしました。

山口彩乃 蔦屋書店 新発田店

 

すごい。色んなものが、本当に色んなものが詰まっている。
誰かの体温を、自分に流れる血を感じるような作品。
西さんの文章は、いつだってカラフルで、生命力に満ち溢れている。

小池 佐知子 宮脇書店 韮崎店

 

ノンフィクションでありながら物語なんだと思った。
西さんがあえて書かなかった美しいこと。
知りたい気持ちもあるが、大切に持っていて欲しいと思った。
西さんが生きていてくれて良かった。
ほんとにほんとに良かった。

大谷純子 くまざわ書店新潟西店

 

ユーモアと、愛と、祈り。
苦しみだけ残ることがないのは、西加奈子さんの独特の言葉の連なりだからだ。
「いまの」平凡な日常を当たり前だと雑にせず、大切にしたいこと、しかしその気持ちを持続させることが難しいこと。この本を読みながら自分と向き合って、読み終えた今のこの気持ちはうまく言葉にできないけれど、覚えていたい感情だ。

伊賀理江子 福岡金文堂志摩店

 

カナダでの治療の日本と違うおおらかさと専門性は興味深く引用される文章から感じる西さんの感性、当時の社会情勢、関西弁の陽気さ。するするする、と読みながら、読める中で、すべてを通して伝わってくるのは
「あなた」はどこにいる?
「わたし」はここにいる。
一貫したメッセージでした。

石田美香 AKUSHU BOOK&BASE

 

この文章にたどりつくまでに、書かれていないいろんな恐怖があり、
絶望、諦め、妥協、そして支えがあったでしょう。
それらを感じつつ、
誰もが生きている、それぞれの困難を、それぞれの喜びを、
肯定してもらえたような気持ちになりました。

坂上麻季 紀伊國屋書店京橋店

 

予期せぬ事が起こった時は、現状を粛々と受け止める。
怖さを克服するというより怖さを認めながらやる。
異国で、そしてコロナ禍で起こった作者の記録。
今読めて良かった。

渡邉典江 名古屋大学生協南部生協プラザ

 

西加奈子という人間は、どこまでも美しく、かぎりない弱さを知った底知れぬ強さとパワーでいつだって私たちを包み込んでくれる。何度だって陽の元に連れ出し、「あんたはあんたのままでいいんやで」と抱きしめてくれる。今も、昔も変わらない。私には、私たちには、西加奈子がいる。だから今日も、明日も生きていけるのだ。

國本ゆい奈 宮脇書店新広田店

 

私にとって「くもをさがす」は、
ノンフィクションやエッセイという言葉を遥かに超えた、
生きている文学です。
大切なものが、さらに大切に変わりながら生きている。
終わった過去ではなく、先の未来へと続いている。

宗岡敦子 紀伊國屋書店福岡本店

 

今生きているということ。何気ない日常。
その素晴らしさと幸福を
改めて感じるとともに、
怖い、辛い、嬉しい、悲しい、楽しい
そんな感情を捨てなくていい、
自分が感じることなんだから
それでいいと、背中を押してもらえました。

浦野愛 BOOKSえみたすラスパ西大和店

 

この本には、私が読書するうえで欲しいと思っていた『気づき』を無数に降り注いでもらえました。
感謝です。ありがとうございます。

及川昌子 いわた書店

 

慣れない土地と言語環境の中、コロナの流行や育児中の只中で、がんに立ち向かうその強さは元気づけられるものがありました。がん患者、元患者ならなおさらだと思います。

清宮久雄 ブックスページワンIY赤羽店

 

この本をこれから手にする「あなた」へ
読み進めていくと
時に涙を浮かべ
時に声を出して笑い
憤りや傷み
たくさんの感情が生まれてくるでしょう
でもそんな本だからこそ
是非手にして読んでもらいたい
わたしも「あなた」と同じとは言わないけれど
この本に出逢えて良かったと感じています

小川由起 紀伊國屋書店 笹塚店

 

生まれた奇跡、成長できた奇跡、今生きていられることの奇跡、そのことの有り難さを、今生きている全ての人たちに知ってもらいたい、そんな気にさせられた作品でした。”

菅原 恭文堂書店

 

一言でいうと、読めてよかったです。
感情を掻き立てられる感じを言葉にすると、「面白い」とか「感動した」ではないですよね。
「読めてよかった」が近いと思います。

伊野尾宏之 伊野尾書店

 

感動、という一言に落とし込みたくない、緻密で痛切な「人間」のルポルタージュ。
国境、文化の差、そして自分自身の体……さまざまなものが障害と見えることもあれば、
一方でそれらにつよく支えられもする。
与えられた出来事のひとつひとつを大切に受け止め、歩みゆくその軌跡は厳しくも美しく、
雨上がりの露の明かりをじっと見つめるような心持がしました。

重光友夏 書原 つつじヶ丘店

 

悲しみも喜びも痛みもユーモアも、すべてがいとおしい形でこの一冊に凝縮されている、稀有な作品。
コロナ禍と戦争とネットの暴力によって人間同士の関係がズタズタにされ、「愛」や「絆」という言葉に欺瞞しか感じられなくなった今、この本はそうした言葉に本来の意味を取り戻す力を持っている。

日野剛広 ときわ書房 志津ステーションビル店

 

戦争に巻き込まれるとか、自分がガンになるとか、普段全く想像すらしていない私達一人一人に届けられた、魂を込めたメッセージに、強く心を打たれました。”

安直美 蔦屋書店 ひたちなか店

 

怖かっただろう。
辛かっただろう。
西さんの気持ちに寄り添って、私は、あなたは、その涙をすくい上げる。
そして気付くのだ。
その涙は西さんが振り絞った勇気であることに。
西さんの凜とした作家としてのまなざしは、揺らぐことなく、ただまっすぐ未来へと向かっている。

竹田勇生 紀伊國屋書店 浦和パルコ店

 

西さんの文章は優しい。関西弁を話すカナダの人たちはチャーミングで、憎めない。大好きです。西さんはその優しさのまま、特に日本のキツい現実を私たちに教えてくれる。作品後半はぬるま湯に浸かっていたら、上から氷水が降ってきた、みたいな衝撃でした。
こんなにも自分について考えてしまい、感情が揺さぶられた作品は初めてでした。

大森 輝美 紀伊國屋書店 さいたま新都心店

 

病や死に対する恐れや様々な苦しみを
周囲の愛と明るさでグツグツと煮込んだ
極上のスープの完成です。
味わい方はあなた次第です

奥野純司 三省堂書店 名古屋本店

 

私と年齢も近いし、家庭を持っているのも一緒なので凄く感慨深かったです。
全部を語ったわけではないと言っていただけに、彼女の強さを感じました。
今度お会いする機会があれば絶対ハグしていいか聞いてみようと思います!!”

松岡真理子 ジュンク堂書店 難波店

 

日本の医療従事者として今作を読んだときに、「バンクーバーの医療半端ないな!!」 と強烈なインパクトを受けました。
日本ではありえないであろう対応の数々
しかし、西先生が受けた感想のように、いい意味でのフランクさは大切だと感じ
自分の体や病気にしっかり向き合うという非常に重要な事を(いい意味でスパルタに)教えてくれるのかなって思いました。

尼子慎太 ページ薬局

 

戦争も災害も病気も自分に降りかからないと人はなかなか真剣に考えられない。所詮他人事になってしまう。大阪弁で本音を書いたり、医療側の医師や看護師の事も一人の人間として書いてくれているので臨場感がある。
西さんに、もっともっと物語を紡いで欲しいという願いは私だけじゃない沢山の読者の気持ちです。

三瓶ひとみ ジュンク堂書店 三宮店

 

困った人や病気で弱った人に「寄り添う」ことは口で言うのは簡単だし、実際普通の人はやると思うけれど、
やっぱり当事者にならないと分からないことがこんなにもたくさんあるんだなということを知りました。

吉田奈津子 紀伊國屋書店 加古川店

 

今この時もどこかで誰かが一緒に生きてるんだという当たり前だけど、意識してなかったことをとても強く感じる作品

吉井めぐみ 宮脇書店 ゆめモール下関店

 

この作品に出会えなければ、大切なことなのに気づきもしなかった。心の窓を次々と開いてくれるような作品でした。
終始、自分を丸ごと肯定してくれるような優しさに包まれているようでした。”””

吉田咲子 紀伊國屋書店 徳島店

 

ノンフィクションという形で、ありのままに綴られた文章に
どれだけ勇気づけられたことか。
深刻な状況でも、ユーモアを忘れない!
やっぱり西さん、好きだわ~大好き!
「愛」も「情」もひっくるめて、全力で生きます!

野口陽子 明文堂書店 富山新庄経堂店

 

「私は弱い」とおっしゃっていましたが、家族そして多くの友人たちに愛されて
たくさんのパワーをもらっている西さんは最強です。

郡司 ジュンク堂書店 郡山店

 

たった一度の人生を生き切るのだ。
どうしようもなく不安で立ち止まることがあっても私だけの美しい瞬間を抱き締めていられるのなら恐れることはない。

石坂華月 未来屋書店大日店

 

人は1人じゃないんだ。寄り添ってくれ、支えてくれ悲しみも喜びも共にしてくれる。闇を希望にだって変えることを教えてくれる。
「大丈夫やで」
素敵な一冊に出会えた。

望月美保子 あおい書店富士店

 

自己を統合して取り戻す、手術直前の描写がたまらない。
ツッコミどころ満載の笑いの中で「私は私だ」と地に足がつく。
それは著者に起こった人生の美しい瞬間の一つなのではないか。
それを惜しみなく読み手に明かしてくれたことに深い感動を覚える。

松村 ジュンク堂書店 旭川店

 

先生のご家族やご友人、医療従事者の方々の言葉や支え合いのあたたかさが文章を通して私にも確かに伝わってきて、まるで隣で手を握ってもらっているような優しさがありました。
人生への向き合い方が変わる一冊でした。

福島 本のがんこ堂 石山駅前店

 

まっすぐな言葉たちに愛が溢れていて、少々の困難は大したことじゃないよと、当たり前に息をしていることの尊さを教えられた。辛いとき、心が折れそうなときに何度も読み返したい、お守りとして持っておきたいそんな本。

新家かほり 未来屋書店 りんくう泉南店

 

いろいろなものを怖がってもいいんだよ。とその思い丸ごと包まれたような気がしました。
思いがけない出来事は、どんな人にも平等に振ってくるのかもしれない。でもその出来事の中で生まれたものを慈しみ、その出来事を共有し、誰かをサポートできるかどうかは自分次第だと。

今村 TSUTAYA 西宝店

 

痛い時は痛いと泣いてもいい、怖い時はありまのまま怖がっていい。人と比べる必要もない。全てがあなただよ、と包み込んでくれるような愛がそこにありました。
「私は、私だ。私は女性で、そして最高だ。」という一文、ここの衝撃がすごくて、私もそうなりたい!と強く思いました。

渡部知華 TSUTAYA サンリブ宗像店

 

嵐のような日々の中で、西さんを支えた数々の素晴らしい言葉たちは、
この本を通じて私にも届き、心にたくさんの波紋が広がりました。
言葉が人生を支えてくれることがあると感じます。
西さんが、この本を書いてくれて良かった。

匿名希望 スクラム 古川店

 

受け入れること、抗うこと、手を借りること、祈ること。
変わってしまった世界のなかで、自分にとって本当に大切なもの、存在を確認できた事は
西さんが病をから勝ち取った成果なのかもしれない。”

齊藤一弥 紀伊國屋書店 仙台店

 

すべての人の生を祝福する一冊。あんなに惨めだったはずの自分が、今はとてもいとおしい。

村上恵利香 長崎書店

 

私にはどう頑張っても想像しきれない苦痛や不安、怒り、悲しみ、孤独があったと思う。
それなのに、言葉にして伝えてくれた。
カナコという愛情深くユーモア溢れる人物として、私の人生に登場してくれた。
この心強さに、きっとこれから何度も助けられるだろう。

田中夏子 紀伊國屋書店 ゆめタウン広島店

 

これはただの闘病記ではない。
共病記であり、私たち一人一人の生き方、あり方を問う、全日本人が読むべき本だ。

猪股宏美 東京旭屋書店 新越谷店

 

これは西さんの闘病記ではなく、西さんが受け取った愛の話。

山田由樹 本と文具のBSさんわ

 

この記録は、あなたのものでもあるはずだ。
生きていられることを感謝し、
生きることを、諦めない。
西加奈子は身を削りながら、
綴ることをやめない。
それが彼女の支えだから。

田中 明林堂書店 フジ西宇部店

 

祈りをこめた魂の言葉、思いに包まれて心の震えが止まらない。
人生の先に暴風雨で吹き飛ばされそうになっても、この空は続いていて、決してひとりぼっちではないと思える。西加奈子さんの生き方、その一文一文が命をもって輝き、染み渡ってきた。こんなに強くなれない、人を包み込めない。汚いが美しい。怖いが怖くない。悲しいが希望になる。心からありがとうと言いたい。

山中真理 ジュンク堂書店 滋賀草津店

 

読み終えた今は、「自分」を生きることへのあったかい眼差し、エールを感じます。
病気になったとしても、以前と違う自分になったとしてもそれは善悪ではない、ただ「自分」でかけがえのないものなのだと、愛せよと言われているようでした。

原田里子 マルサン書店 サントムーン店

 

ときどき泣きそうになりながら、包み隠さず曝け出された心の叫びを読み、この先の人生、何があっても勇気出せるわ
きっといけるわ いっしょに歩こうや!
そんなふうに言われているようでした。

和田章子 水嶋書房 くずはモール店

 

治療、闘病はつらいものだと思いますが、それを笑いを交えながら書いてしまうのはさすが西さんだなと思いました。
カナダ人の関西弁も慣れたらすんなり頭に入ってくるようになりました。
これまでの物語もそうでしたが、「西加奈子」の物語は「強くなれる」「優しくなれる」ものだと思います。

山本聡 オックスフォード 福江店

 

老いも病気もどこか他人事だったけど、自分のそばにあるものなんだと実感したし、嫌いだった今の自分を好きになれた気がしました。だって西さんにハグしてもらえたから。
そっと寄り添ってもらえる本でした。

牧野 椿書房

 

未来を見据えるための深呼吸をして、立ち止まって過去を振り返る、
現在とは別の、時間が止まったような空間に投げ出されて、
生きることについて一緒に思考してくれるような読書でした。

臼井 紀伊國屋書店 新宿本店

 

最後の方ずっと涙止まらなかったです。
いつか西加奈子さんに会える事があれば「ハグ」をしたいと心から思いました。
元気になって良かったです。それに尽きます。

栗原岳夫 文禄堂 早稲田店

 

この先人生の岐路に立たされることが何度起こるかは
わからないけれど、きっとその度にこの作品を思い出すんだろうな
と思いました。

吉田彩乃 岩瀬書店 富久山店プラスゲオ

 

私の体は私のものであり、私の体に関する選択は私が下す。それが著者の一番言いたかったことではないだろうか。この本はひとりのフェミニストの女性が、女性のままで、他の女性たちと一緒に、自分の体を取り戻す話だと思った。

源島 TSUTAYA BOOK STORE 下北沢

 

世界のいたるところで噴出する問題や、考えの違いによる混乱と分断、なすすべもない不条理などあらゆるものを含めた今という時代の核のど真ん中をぶち抜いた傑作

村尾 栗林書房 

 

私たちが生きている中でないがしろにしてしまいがちな自分自身へのいたわり、優しさ、愛を、背中を押す小さいけれど温かい手のように、この本は力強く肯定してくれた。

河出真美 梅田 蔦屋書店

 

いろんな感情を書く事によって客観的に見える。
今の自分、もう一人の自分。
強い人だ、、、不安を怒りのパワーに変えて、そして自分を愛しくなる。

柴田路子 未来屋書店 入間店

 

生きることとは愛し愛されること。そんなシンプルな力強さが鮮やかに描き出され、ぐいぐいと迫ってくるような読書

石澤 紀伊國屋書店 上智大学店

 

平面の紙から言葉が浮き出てくる、大阪弁丸出しの西さんの言葉が力強くで心強くて、
何よりご無事でいらっしゃることに何より力を貰った気がします。

永嶋 水嶋書房くずは駅店

 

私のために心を込めて書かれた手紙のようでした。読み終えたとき、思わず本を抱きしめました。これはきっと、私だけじゃなく、あなたの宝物にもなる。そう確信しました。
あんたはあんたらしくおったらええんやで、と西さんに肩を叩きながら言ってもらっているようで、なんだか頼もしかった。

高橋杏奈 明屋書店喜田村店

 

心身ともに辛くてギリギリを生きてる。それでも自らの状況をはっきりと理解する。赤裸々な闘病記は圧倒的リアルで、心が砕けそうでした。けれども、家族や友人たちの優しさや温かな振舞いに希望も受け取りました。西さんならではの緻密な観察力と、深い洞察力が活かされた素晴らしい作品です。

加藤京子 蔦屋書店熊谷店

 

私のこのひとつの身体が健康に存在し、24年間生きることができているのは、尊ぶべきことだった。身体のことだけでなく、かけがえのない家族と友人は、こんなにも心の支えになる存在だった。
いつもの日常は当たり前じゃなく、複数のたったひとりに支えられていると気づかせてくれる、大切な一冊になりました。

中村友哉 TSUTAYA WAY ガーデンパーク和歌山店

 

漠然と抱えてきた恐怖と不安を優しく癒してくれているーー。
前を向き続けるチカラをくれる、大切な一冊に感謝。”

大田原牧 未来屋書店明石店

 

壮絶な日々を想起させる。
先の見えない中で、こんな風に笑えるかな。
ここに綴られた日々を思うと涙が出る。
西さんのあらゆる苦しみに。
西さんの達観する精神の美しさに。

峯多美子 六本松 蔦屋書店

 

この本の主人公は西加奈子さんですが、この本を手に取り、読み進める主人公はまぎれもない「私」でした。 読み終えて顔を上げたときに、私に見える景色は、今までより少しクリアに、少し美しくなった気がします。この本を読む人の数だけ物語が生まれる、なんてカラフルで、なんて最高なことだろうと思います。

樋口麻衣 勝木書店 新二の宮店 

 

カナダについての話も日本についての話も、西さんらしい切り口。やはり、ひとを描く人なのだ。この作品は、まだ見ぬ娘たちや妹たちへの想いのかたちであり、母たちや姉たちへの共感と慰撫なのだと思った。

中目太郎 HMV&BOOKS OKINAWA

 

読後、様々な思いが溢れてどうしようもなかった。 とても美しく、力強く、愛に満ち、弱さもさらけ出してよいのだと、肯定してくれる世界があった。彼女の紡ぐ言葉が、今の私に突き刺さったり、救ってくれたりしたように、それぞれの人の今に必要な言葉が届いて欲しいと強く願う。”

髙野典子 八重洲ブックセンター宇都宮パセオ店

 

バンクーバーという土地と人々の価値観、ままならない環境下における闘病生活、世界の情勢と心身の機微が淡々と綴られる日記。それらと呼応するように引用される文学の言葉は、著者を通過してわれわれをも照らしてくれる。そしてこの本自体もまた、暗黒に満ちたこの世界を生きていくための一筋の光となるだろう。

高橋豪太 往来堂書店

 

コロナ禍で外国滞在中にがんになるということ。ずっしり感満載かと思いきや……関西弁のカナダ人がおもろすぎるで!!

鶴見真緒 紀伊國屋書店 武蔵小杉店

 

闘病中は想像を絶する日々だった事と思います。
読んでいくなかで目を背けたくなったり、自分と重ねる事も恐ろしくて
何度か本を閉じました。しかし西さんのユーモアと意志の強い文章で読み進める苦では
なくなりました。私たちは西さんの大切な時間と心からのメッセージを読ませて頂きました。

鳥居 紀伊國屋書店 佐賀店

 

体の病気は治っても、病気によって傷つき弱った心は治療が難しい。
この本は、心の傷を優しくなでて労わってくれる塗り薬のような作品だと思いました。

南聡子 岡本書店 恵庭店

 

『私の「全て」は、結局、私が決めたものだ。』という作中の言葉、とても深く心に残りました。誰かがどう思うか?ではなく、自分のことは自分で決める。当たり前だけど見失いがちなことに改めて気付かされました。この言葉はずっと忘れたくないです。

水上舞 未来屋書店 春日部店

 

海外でのがん治療のことがわかり、勉強になりました。近親者ががんになった時のことを思い出すとかなりの違いに驚きました。
そして宣告された時、闘病中、寛解後の率直で繊細な気持ちが綴られていて西さんが心を削って書かれているのがひしひし伝わって参りました。

石田祥 草叢BOOKS 新守山店

 

読んでいる間は緊張の連続で、全て読み終わってからやっと呼吸が出来たように感じました。身体の変化とともに日記をつけ始め、それを文章化するのにどれだけの意志があったかを考えると敬仰の思いしかありません。

伊藤奈美 ジュンク堂書店 奈良店

 

関連本

関連記事

人気記事ランキング

  1. ホムパに行ったら、自分の不倫裁判だった!? 綿矢りさ「嫌いなら呼ぶなよ」試し読み
  2. 『ロバのスーコと旅をする』刊行によせて
  3. 鈴木祐『YOUR TIME 4063の科学データで導き出した、あなたの人生を変える最後の時間術』時間タイプ診断
  4. 日航123便墜落事故原因に迫る新事実!この事故は「事件」だったのか!?
  5. 小説家・津原泰水さんの代表作「五色の舟」(河出文庫『11 -eleven-』収録)全文無料公開!

イベント

イベント一覧

お知らせ

お知らせ一覧

河出書房新社の最新刊

[ 単行本 ]

[ 文庫 ]