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直木賞候補作家・芦沢央が他の仕事をすべてストップして執筆、2年かけて完成させた渾身の最新刊『おまえレベルの話はしてない』発売! プロ棋士という同じ夢に青春を食い潰された男2人の物語

2020年と2025年には直木賞候補となり、読者からも絶大な人気を集める芦沢央さんの最新作『おまえレベルの話はしてない』が本日9月18日、発売となりました。

本作は、かつて「将棋のプロ棋士」という同じ夢を追いながらも異なる道を歩んだ26歳の青年たちが主人公。

今やかたやプロ棋士、かたや東大卒の若き弁護士となったふたりの、互いへの身をよじるほどの激情を描いた小説です。

将棋の奨励会で少年期をともに過ごした芝と大島。芝は20歳で念願のプロ棋士となるも、成績不振にあえぎ、孤独に崩れ落ちています。一方、大島は17歳で夢を諦め奨励会を退会、現役で東大に進学し、見事司法試験を突破して弁護士になりますが…。

 

道が分かれた今も、なお互いを強烈に意識し続けるふたり。夢を叶えた者の焦燥と、夢に敗れた者の執着が、激しく、そして静かに交差し、読む者の感情を鋭くえぐります。

 

実は本書は芦沢さんが2023年に他の仕事をすべてストップして執筆し、2年の時間をかけて改稿してきた作品。棋士を見、「自分も同じように、小説という夢に自らを食いつぶされた」と自認する著者が、どうしても書きたかったと語る渾身の一作です。

 

早くも「著者最高傑作」の呼び声高い本作、本日より全国書店で発売中です。

©︎藤岡雅樹

作家 芦沢 央

あしざわ・よう

1984年東京都生まれ。2012年『罪の余白』で第3回野性時代フロンティア文学賞を受賞しデビュー。同作は15年に映画化。18年『火のないところに煙は』で静岡書店大賞、22年『神の悪手』で将棋ペンクラブ大賞優秀賞、23年『夜の道標』で日本推理作家協会賞を受賞。その他の著書に、『悪いものが、来ませんように』『許されようとは思いません』『汚れた手をそこで拭かない』『噓と隣人』など多数。

 

 

●刊行記念!書店イベント開催決定!

①芦沢央さんサイン会
開催書店:八重洲ブックセンター京急百貨店上大岡店
開催日時:2025年9月27日(土)14時開始(16時終了予定)
詳細:https://www.yaesu-book.co.jp/events/talk/26395/

 

②芦沢央さんトークイベント&サイン会 ※9月18日現在、満席
開催書店:大盛堂書店(渋谷)
開催日時:2025年10月5日(日)14時開始(16時終了予定)
詳細:https://taiseido.co.jp/event20251005.html

 

●ひと足早く本書を読んだ書店の皆さんから、大反響!!!

「50代にもなって病院の待合時間に、泣きながら心臓バクバクさせながら読むことになると思わなかった。エグられる…」 
宮脇書店春江店 東海林充子さん

 

「こんな生傷みたいな青春小説、はじめてでした」 
須原屋ビーンズ武蔵浦和店 岩谷妙華さん

 

人生観に影響を与える衝撃」 
うさぎや矢板店 山田恵理子さん

 

こんなに苦しいのは、自分の心を覗かれているような気がしたからか、最も痛いところを暴かれたからなのか、読み終わった今も、ずっとずっと考えている」 
紀伊國屋書店アリオ鳳店 吉原朋子さん

 

●新刊情報

書名:おまえレベルの話はしてない
著者:芦沢央
仕様:四六判/上製/192頁
発売⽇:2025年9⽉18日
税込定価:1,815円(本体価格1,650円)
ISBN:978-4-309-03225-2
URL:https://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309032252/

※電子書籍も同日に発売します。詳細は各電子書籍ストアでご確認ください。

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