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いよいよ7月15日発表【第175回芥川賞候補作】職場のチャット通知に追いつめられた会社員の“不眠”アドベンチャー小説、八木詠美『アンチ・グッドモーニング』

いよいよ7月15日発表【第175回芥川賞候補作】職場のチャット通知に追いつめられた会社員の“不眠”アドベンチャー小説、八木詠美『アンチ・グッドモーニング』

 

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デビュー作『空芯手帳』(筑摩書房)が世界26か国・地域で翻訳出版され、英訳版『Diary of a Void: A Novel』(デビッド・ボイド訳)は米ニューヨーカー誌の年間ベストに選ばれるなど、今世界中から注目を浴びる作家、八木詠美による第3作『アンチ・グッドモーニング』が発売されました。

「文藝」2026年春季号に掲載された本作は、第175回芥川龍之介賞(主催:公益財団法人日本文学振興会)にノミネート。第175回芥川賞・直木賞選考会は2026年7月15日(水)に行われ、各受賞作が決定します。

 

ポジティブ至上主義の現代社会に反逆する“不眠”アドベンチャー『アンチ・グッドモーニング』

『アンチ・グッドモーニング』店頭用POP

 

主人公の女性会社員・野上は8か月ほど不眠に悩まされ、「眠れるなら死んでもいい」、そんな過激な言葉が飛び出すほど自分を失っています。

野上の働く会社は健康志向で、社員の「ウェルビーイング」を追求するため社内ルールが徹底されていて……。

ルール1 チャットは即レス
ルール2 スタンプは常にポジティブに!
ルール3 大切なのは批判よりも解決力!

唯一の休息の場であるはずの自宅では、優しい夫が「一緒に不眠を治していこう」と、丁寧な食事を押し付けてきたり、さらには癒やしのレンタルニワトリ「チャッピー」を借りてきたりします。しかし不眠は何も改善しません。

そんな中、会社のeラーニング動画上で出会った講師・出冬覚が画面越しに、ある契約を持ちかけます。「魂を少しいただければ、あなたを眠れるようにして差し上げましょう」――。

 

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全国書店員の皆さまより共感・絶賛の声が続々!

眠れる小説が読みたいんじゃない。眠れない私を受け入れてくれる小説を求めているんです。
そしてこれがまさに私が求めていた小説。
――未来屋書店碑文谷店 福原夏菜美さん

 

眠るために悪魔に魂を売り飛ばしてでも眠りたい!
なんとかしても眠りにつきたいと思う日、そんな日が私にもあります。
眠れない現代人に読んで欲しいです。
――くまざわ書店調布店 山下真央さん

 

わかるわかる、の連続の中で、野上の会社のブラックさに怒り沸騰。
――精文館書店中島新町店 久田かおりさん

 

“あなたのため”という顔をした社会的な正しさに違和感を抱き、抗っていく主人公の姿はすこぶる爽快で、いつの間にか自分が作っていた殻までも破ってくれる一撃をもらいました。
――紀伊國屋書店新宿本店 新井沙佑里さん

 

『アンチ・グッドモーニング』は、デビュー作『空芯手帳』で偽装妊娠という静かな嘘を、第2作『休館日の彼女たち』では閉ざされた美術館を舞台に心の避難所を描いた八木詠美による、現代を生きる会社員ならではの「苦悩あるある」が詰まった最新作。

自分を管理しようとする「ポジティブ」の包囲網に怒った女性が、漂白された現代社会から脱出を試みる“不眠”アドベンチャー長編。共感するあなたも、不眠しらずという幸せなあなたも、ぜひ八木詠美の描く「現代」をお楽しみください。

 

 

著者紹介


八木詠美
(やぎ・えみ)
1988年、長野県生まれ。2020年「空芯手帳」で第36回太宰治賞を受賞し、デビュー。『空芯手帳』は26の国・地域での翻訳が進み、英訳版“Diary of a Void”はニューヨーク・タイムズやニューヨーカーが書評を載せ、ニューヨーク公共図書館が今年の収穫として取り上げるなど評価を得る。24年『休館日の彼女たち』で第12回河合隼雄物語賞を受賞。

 

 

書誌情報

 

書名: アンチ・グッドモーニング
著者: 八木詠美
仕様:46判/上製/184ページ
発売⽇:2026年6⽉29日
定価:1,870円(本体1,700円)
ISBN:978-4-309-03275-7
装丁:川名潤
https://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309032757/

※電子書籍も近日中に発売予定です。
詳細は各電子書籍ストアにてご確認ください。

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著者

八木詠美(やぎ・えみ)

1988年、長野県生まれ。2020年「空芯手帳」で第36回太宰治賞を受賞し、デビュー。『空芯手帳』は26の国・地域での翻訳が進み、英訳版“Diary of a Void”はニューヨーク・タイムズやニューヨーカーが書評を載せ、ニューヨーク公共図書館が今年の収穫として取り上げるなど評価を得る。24年『休館日の彼女たち』で第12回河合隼雄物語賞を受賞。

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