ためし読み - 14歳の世渡り術

「わが子がこっそり薬を使っていたと知ったとき、親はどうすべきか」専門医が実例から教える依存症入門

「わが子がこっそり薬を使っていたと知ったとき、親はどうすべきか」専門医が実例から教える依存症入門

薬物依存、自傷行為、自殺─あらゆる「依存症」と真正面から向き合い続けてきた精神科医、松本俊彦さん。
彼は精神科医のなかでも、とくに依存症、依存症患者当事者と向き合い続けた専門医です。
現在、依存症の第一人者として、国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所薬物依存研究部部長として世間を騒がせた薬物依存事件の逮捕者から小中学生などの子どもまで、幅広く診断しています。

多数の患者を診察するなかで、特に松本さんが特に強く感じていることは、「世の中に刷り込まれている依存症のイメージが、事実とかけ離れている」こと。

 

本書は、そんな理解されていない依存症への理解をうながすため、中学生を対象に書かれた入門書ですが、「根本原因の説明がわかりやすい」「なぜハマるのか、脳や感情のしくみ、薬の成分から科学的に書いてある」、そして、「どこまでも患者に寄り添ってくれるやさしい文章に慰められた」と、いままさに苦しんでいる大人の依存症当事者や依存症患者の家族にも熱く支持され、10回以上も版を重ねるロングセラーとなっています。

正しい姿と、「普通の人が誰でも陥ってしまう」「でも回復することができる」ことを広く知っていただくため、このたび本書の一部を無料公開します。

 

 

世界一やさしい 依存症入門——やめられないのは誰かのせい?
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※本書の事例等に登場する人物はすべて仮名であり、事例には趣旨しゅしが損なわれない範囲はんいで修正を加えてあります。

 

第2章 居場所がほしかっただけなのに モノへの依存②

 

事例 |大麻たいまをくれたのは、あこがれの人でした|ソウタくん(中学3年)の場合

 

ソウタくんは、物事を自分なりの視点でとらえることのできる子です。少年院で行われた、違法いほう薬物の再乱用防止プログラムで出会いました。プログラムを通して自分を見つめ直し、考えを深めていく様子は、とても印象的でした。ソウタくんが大麻の常習で逮捕たいほされたのは17さいのときですが、きっかけは中学時代にさかのぼります。

 

 ソウタくんは中学3年生。2年生になったころから、夜な夜な街へ出かけるようになりました。放課後に一旦いったん家へ帰り、日がしずみかけると家を出ます。はじめは一人で地元の歓楽かんらく街をふらふらとさまよっていましたが、夜の街には自分と似たような人たちがいて、いつしかつるむようになりました。親は自分にさっぱり興味がないし、家にいたっていいことなんてない。そんな気持ちをわかってくれる仲間でした。

 おそい時間まで出歩いているため、朝は苦手です。1時間目をサボるようになり、昼までサボるようになり、結局学校へ行かない日が増えていきました。もはや授業にはついていけないし、クラスメイトは自分を遠巻きにながめるだけ。先生にくどくど説教されるのも面倒めんどうくさい。学校へ行く意味など、あるとは思えません。

 出歩くといってもお金がないので、街をぶらぶらしたり、路上に座りんで明け方までしゃべったりするだけです。それでも、ソウタくんにとっては、家よりも学校よりも、夜の街のほうがよほど居心地よく感じられました。

 

 しばらくして、ソウタくんに憧れの先輩せんぱいができます。夜の街で出会った人で、6つ年上でした。ソウタくんが家や学校でムシャクシャしたときの話をすると、先輩は「わかる、わかる」と相づちを打ちながら、何時間でも聞いてくれました。そんなことをしてくれた大人なんて、初めてでした。これまで会った人の中で最もやさしくて、信頼しんらいできる人だと思いました。

 先輩は、ソウタくんにいろいろなことを教えてくれました。タバコもその一つです。正直、最初はおいしいなんて思えませんでしたが、次第に吸い方もサマになってきました。先輩から「ソウタ、おまえ結構イケてんじゃん」といわれたときには、本当にうれしかったのです。

 

 ある日、その先輩が「これ、やろうぜ」とポケットから何かを取り出しました。たぶん、大麻です。大麻が法律違反であることは知っていました。でも、ソウタくんは戸惑とまどうそぶりを見せないように注意しながら、それを受け取ります。一緒いっしょにいた仲間もそうしていました。紙に巻き、火をつけ、吸い込むと、頭の中がフワ〜ッとします。先輩や仲間と、前よりもっとつながれた気がしました。

 

 薬物には、法律で認められているものと、そうでないものとがあります。現在、法律で禁じられた薬物を使う若者は減少傾向けいこうにあります。しかしながら、少数とはいえ違法薬物に手を染める10代もいます。割合として多いのは覚せいざいと大麻で、覚せい剤がやや減りつつあるのに対し、大麻については10代の逮捕たいほ者が増加傾向にあります。

 この二つの違法薬物が10代の手にわたってしまうのは、大人がこれらの薬物を使っているからです。ソウタくんのように憧れの人からすすめられたことがきっかけとなるのは、決してめずらしいことではありません。いわゆる非行少年に限らず、スケートボードやサーフィンなどの反射神経が求められるストリートスポーツの世界でも、仲間内の先輩からのすすめで10代の子が大麻を使う、といったケースが見られます。

 

 さて、ソウタくんのエピソードをり返ってみましょう。ソウタくんは、仲間とつるんで夜の街をぶらついていました。夜な夜な路上でさわいだり座り込んだりする非行集団は、無関係の人にとってはただただ迷惑めいわくです。けれど、家では放置され、学校では疎外そがいされ、どこにいても居心地の悪さを感じていたソウタくんには、少々すさんだ夜の街が全くちがったふうに見えていたはずです。かれにとってそこは、ようやく見つけた居場所だったのかもしれません。

 だれかに自分の話をじっくり聞いてもらうという経験をしたことのなかったソウタくん。それがどんなにさびしいことか、想像してみてください。6つ年上の先輩は、はたから見れば20歳そこそこのチンピラです。それでも、ソウタくんにとって特別な存在になったのは、自然な流れだったともいえます。そして、「イケてんじゃん」のひとことに、初めて自分の存在価値を認めてもらえたような気がしたのです。

 先輩や仲間ともっと強くつながりたい。この場所でるぎないポジションを確保したい。ずっと孤立こりつしていたソウタくんがそう願ったのは、無理もないことのように思えます。違法薬物を使うことは世の中に背を向ける行為こういですが、そうとわかっていながら手をばしてしまったのは、ソウタくんがきずなを求めて必死にもがいていたからではないでしょうか。動揺どうよう気取けどられないように大麻を受け取ったときの切羽せっぱつまったソウタくんの気持ちを思うと、僕は胸が痛みます

「大麻なんてダメだ!」とソウタくんをこっぴどく怒鳴どなりつけたところで、問題は解決しません。ソウタくんのように人から認められることの少なかった子は、何をやっても周囲からダメ出しをされつづけてきたので、大人から強くいわれることなど気にもしません。そうこうするうちに大麻をくり返し使うようになり、やがては警察に逮捕され、少年鑑別所かんべつしょや少年院に入ることになります。

 

やめるのは簡単でも、やめつづけるのは難しい

 少年院は刑罰けいばつあたえるための場所ではなく、更生こうせいを目指すための施設しせつです。だから、入ってきた子どもたちを手厚くケアし、一生懸命けんめい関わります。自分に真正面から向き合ってくれる大人と出会う。その体験をするだけで、随分ずいぶん変わる子もいます。落ち着かない環境かんきょうで育ってきた子にとっては、やっとたどり着いた安全な場所でもあるのです。英語の勉強をしたり、漢字の練習をしたり、中には少年院で初めてパソコンにれる機会を得る子もいます。

 違法薬物の乱用で少年院に入った子も、当然ながらそこでは薬物のない生活を送ります。そして、再び乱用することを防止するためのプログラムに参加します。このプログラムを通して自分の内側を見つめ直すことで、自ら薬をやめようと決意する子もいます。

 10代の場合はそもそも薬物を使用していた期間が短いので、治療ちりょうにはそんなにてこずりません。それよりも重要なのは、少年院を出たあとです。基本的には親が身元引受人になりますが、その親自身が依存症などの問題をかかえていたり、虐待ぎゃくたいの加害者だったりすると、出院して自宅にもどったとたんにまた薬を使ってしまうこともあります。つまり、一時的に薬物をやめることは簡単でも、根本にある生きづらさを解消しない限り、やめつづけることは難しいのです。

 ぼくは、それぞれが暮らす地域の中に、彼らを継続けいぞく的にサポートする体制があったらいいなと思っています。しかし、残念ながら、子どもをる精神科医はそれほど多くありません。児童精神科医という専門医もいますが、薬物依存となると診てくれないケースもあります。よりどころの一つは、各都道府県と政令指定都市にある「精神保健福祉ふくしセンター」です(229ページの「困ったときの相談先リスト」にっています)。精神保健福祉士や保健師、臨床りんしょう心理士をはじめとする心の専門家がいて、薬物依存の治療プログラムやカウンセリングが受けられます。少年院を出たあと、彼らをそういう支援しえん機関にきちんとつなぐことが肝心かんじんです。

 僕が「家庭」ではなく「地域」としたのは、薬物依存の問題を家族だけでどうにかするのは無理があると考えているからです。これは、問題を抱えた家庭に限らず、どんな家庭においてもいえることです。また、違法薬物のケースにも合法薬物のケースにも当てはまります。薬を使っている子は、口では「自分の体なんだから、好きにして何が悪い」なんてことをいいますが、みんな心の中では「このままじゃマズイ」と思っています。「こうなりたい」と願う姿があって、それに近づくために使ったはずなのに、そこからどんどん遠ざかっていく。大切な人から認められたくて使ったはずなのに、むしろその人を裏切っている。そんな状態にある子に、常識や善悪をいても反発するだけです。第三者的な立場にある専門家が「その気持ち、わかるよ。でも、ちょっと不本意な方向に行っちゃってない?」というスタンスで接する中で、治療のモチベーションがり起こされていきます。

 さらにいえば、薬物依存の治療で何より重要なのは、つづけることです。そのためには「本当は使いたくてたまらない」「しばらくやめていたのに、また使っちゃった」と正直にいえる場所が必要です。これを「正直にいえて、すごいね」と受け止めるうちに、本人の意識が変わっていきます。周囲にかくれて薬物を使ってきた子は、どこか後ろめたい気持ちを引きずっています。安心して本音をき出せる場所を持つことで、後ろめたさから解放され、治療に前向きになれるのです。

 とはいえ、家族にこうした対応を求めるのは、ハードルが高いように思います。身内だからこそ感情をおさえられないものです。やめていると信じていたわが子がこっそり薬を使っていたと知ったとき、親は冷静でいられるでしょうか。精神保健福祉センターでは、依存症の人の家族のための「家族教室」なども開かれています。家族はそういったところで情報を得たり相談をしたりすることにして、あとは専門家からの助言に従ってみる。それが回復への近道です。

 

クスリをやるのは、意志が弱いから?

 10代が使う違法薬物に多いのは覚せい剤と大麻だと書きましたが、年齢ねんれいを問わずに全体で見ると、覚せい剤が多数派となります。覚せい剤には「一度使ったら人生おしまい」というかたよったイメージがついていますが、実態は違います。案外すんなりとやめている人もいます。ただし、あくまで一時的に、です。本人がやめようと固く決心していても、やめてから長い年月が経っていても、目の前に置かれると使ってしまう——。これが、覚せい剤という薬物の本当の難しさです。

 難しいのは、覚せい剤を使う人の「意志が弱い」からではありません。覚せい剤を使った記憶がひとたび脳に刻まれると、二度と消せないからです。そういう意味では、確かに「後戻あともどり」は不可能です。けれども「回復」することは可能です。

 

 僕たちが病院で提供している薬物依存症の治療プログラムでは、どんなとき、どんな場所で、何がトリガー(引き金)になって薬を使いたくなるのかを過去の経験から探り、そういった場面をける方法を考えます。危険な場所に行かない、危険な人とつきあわないなど、日々の生活の中でトリガーにれる状況じょうきょうをできるだけ回避かいひします。

 トリガーを回避したとしても、患者かんじゃさんの頭の中は「そろそろやりたい」「でも、見つかったら今度こそやばい」「いや、3ヶ月もやめてたし、もういいんじゃないか」など、薬のことでいっぱいになるときがあります。覚せい剤が夢にまで出てくることも。こうした葛藤かっとうをつづけていると、ほぼ確実に使ってしまいます。そこで、使いたい衝動しょうどうが起きたときに、すぐに気持ちを切りえるスキルを練習します。

 このスキルについては、夜中のラーメンに例えるとわかりやすいと思います。ちゃんと夕ごはんを食べたのに、深夜にふとラーメンが食べたくなること、ありませんか? 食べたら絶対に太る。明らかに健康にもよくない。だけど、もう一人の悪魔あくま的な自分がささやきます。「今日、夕ごはん少なめだったからよくない?」「明日運動すればいいじゃん?」と。まごまごしているうちに、カップ麵にお湯を注いでいる自分がいる……。これを避ける最良の方法は、「食べたいな」と思った瞬間しゅんかん、すぐさま歯をみがくこと。すると、ラーメンが少し遠のきます。あとは勉強も漫画まんがもゲームもやめにして、布団をかぶってる。こうやって工夫すれば、ラーメンを口にしないまま朝になります。

 覚せい剤を回避する方法も、これと同じであり、これの積み重ねです。とはいえ、人間ですから失敗することもあります。使ってしまった人は、決まって「目の前に置かれちゃったから」といいます。目の前に置かれたのは、危険な場所や危険な人に自分から近づいたということです。ここで、使ったことを責めるのではなく、なぜそんな気持ちになったのかに思いを寄せてみてください。周囲から後ろ指をさされ、自信をなくすようなことがあったのかもしれない。一筋縄ひとすじなわではいかない問題を抱えていて、誰にも相談できずにいるのかもしれない。何か理由があったはずです。失敗の記憶きおく鮮明せんめいなうちにその理由を探り、新たな対策を考える。こうして「薬を使わずにすんだ日」を1日、また1日と重ね、徐々じょじょに使わない期間をばしていきます。ここでものをいうのは「意志の強さ」や「強い性格」ではなくて、かしこく工夫することなのです。

 

 こうした道のりを考えると、薬物依存症からの回復に欠かせないのは「治療」だけで終わらない、継続的な「支援」であることがよくわかります。大事なことは、依存の背景にある根本的な問題に目を向けること、やめようとがんばっている人が孤立こりつしないこと。そして、たとえ失敗してもまたやり直せること。事実、覚せい剤にどっぷりハマっていた過去があっても、七転び八起きをくり返して社会に復帰した人はたくさんいます。

 

 依存症は誰でも陥る可能性のある身近なもの。
 本書の多数の実例や、松本さんの治療の経緯が、あなたの身を守る助けとなりますように。

 

==続きは『世界一やさしい依存症入門』でお読みください。==

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『世界一やさしい依存症入門』もくじ

第1章 気づいたらハマってた モノへの依存①

事例 |きっかけは、試験前のエナジードリンク|エミさん(中学2年)の場合
カフェインがくれるのは「元気の前借り」
市販薬は謎の薬!?
「周囲が求める自分」になりたくて
疲れたときは、休もうよ
ヒコ先生の相談室 「あの子、依存症かも?」と思ったら

第2章 居場所がほしかっただけなのに モノへの依存②

事例 |大麻をくれたのは、憧れの人でした|ソウタくん(中学3年)の場合
やめるのは簡単でも、やめつづけるのは難しい
クスリをやるのは、意志が弱いから?
アルコールは立派な薬物
ゲートウェイ・ドラッグとしてのタバコ
薬物の先にあるもの
ヒコ先生の相談室 信頼できる大人の見分け方

第3章 依存症のしくみと歴史

脳がハイジャックされる!
快感の正体、ドーパミン
依存症になりやすい人、なりにくい人
世界最古の薬物
アルコホリック・アノニマスの誕生
日本の薬物対策史
規制するだけでは解決しない
命を守る、ハーム・リダクション
それでも薬物をやらないほうがいい理由
ヒコ先生の相談室 依存症の友達に、どう接したらいい?

第4章 僕が僕であるために 行為への依存①

事例 |気晴らしが止まらない|カイトくん(中学1年)の場合
手の中の小さな部屋、スマホ
今、このときを乗り切るために
ゲームと心中するほどバカじゃない
SNSにとらわれて
インターネットが悪いのか?
誰にだって起こりうる
ヒコ先生の相談室 家族がゲームにハマったら

第5章 傷つけることで生きている 行為への依存②

事例 |切った瞬間、すーっとしました|メイさん(中学3年)の場合
拒食と過食のスパイラル
心のストレスと食欲の関係
切っているのは、皮膚だけじゃない
死にたいくらいつらい今を、生き延びる
トリガーはどこにある?
心の蓋の奥にひそむもの
ただ、そこにいてくれるだけで
ヒコ先生の相談室 友達の腕にリスカの痕を見つけたら

第6章 依存症の根っこにあるもの

ある少年の物語
友が求めていたものは
依存症は、人に依存できない病
困った子は、困っている子
楽園ネズミと植民地ネズミ
自立って何だ?
ヒコ先生の相談室 逃げ場のつくり方

第7章 社会と依存のいい関係

見せしめの逆効果
当たり前を疑う
依存症はなくならない
失敗しても、終わりじゃない
ありのままの自分を許す
ヒコ先生の相談室 心の専門家になるには

きみとあなたへのメッセージ

依存症かもしれないきみへ
友達が依存症かもしれないきみへ
子どもが依存症かもしれない親御さんへ
生徒が依存症かもしれない先生へ

困ったときの相談先リスト

おわりに

 

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著者

松本俊彦

1967年生まれ。精神科医。国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所薬物依存研究部部長。1993年佐賀医科大学卒。横浜市立大学医学部附属病院精神科、国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所司法精神医学研究部、同研究所自殺予防総合対策センターなどを経て、2015年より現職。著書に『薬物依存症』(ちくま新書)、『誰がために医師はいる』(みすず書房)、『自分を傷つけずにはいられない』(講談社)、『もしも「死にたい」と言われたら』(中外医学社)他多数。訳書にターナー『自傷からの回復』(監修、みすず書房)、カンツィアン他『人はなぜ依存症になるのか』(星和書店)他多数。

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