「文藝」2017年春号・書評
このグロテスクさは虚構じゃない
[レビュアー]永江朗
『一〇一教室』似鳥鶏 著 このグロテスクさは虚構じゃない [レビュアー]永江朗 なんておぞましい小説だろう。この本を、たとえば夕食後ののんびりした時間だとか、ベッドで眠りにつく前の時間だとかに読むのはおすすめしない。消化に悪そうだし、悪い夢を見そうだ。学園を
2017.03.07「永江朗」の検索結果 : 4件
[レビュアー]永江朗
『一〇一教室』似鳥鶏 著 このグロテスクさは虚構じゃない [レビュアー]永江朗 なんておぞましい小説だろう。この本を、たとえば夕食後ののんびりした時間だとか、ベッドで眠りにつく前の時間だとかに読むのはおすすめしない。消化に悪そうだし、悪い夢を見そうだ。学園を
2017.03.072009年10月に創刊した<河出ブックス>は、おかげさまをもちまして、刊行点数100点に到達いたしました。創刊当初より「つながる教養」ということを意識し、1冊の河出ブックスを手にした好奇心がまた次の1冊の読書へと連鎖していく。そのイメージをこれからも大切にしていきたいと考えています。No.100は佐
2017.01.24永江朗
『旅と移動(鶴見俊輔コレクション3)』鶴見俊輔著 黒川創編河出文庫、2013年「去年の秋、下北沢のB&Bで、この本の読書会をひらいた。それぞれの感想の多様さに驚いた。「この人は文章が下手だ」なんて発言する人もいて、大いに盛り上がった。」(永江朗)『サラダ記念日』俵万智河出文庫、1989年「ぼくはこの
2016.04.05【解説】鷲田清一
『本を読むということ』永江朗『本を読むということ』自分が変わる読書術永江朗著 本書は「14歳の世渡り術」シリーズの一冊として好評だった『本を味方につける本』の改題文庫化ですが、10代だけのものにしておくのはもったいない読書入門です。永江さんご自身も「ぼくとしては若い読者だけを意識して書いた
2015.12.16