『西瓜糖の日々』リチャード・ブローティガン 藤本和子訳
河出文庫、2003年
「どこにも属さず、何ものとも合図を交わさず、ただ一人、物語の世界の片隅に立っている小さな巨人のような小説。」(小川洋子)
『愛人 ラマン』マルグリット・デュラス 清水徹訳
河出文庫、1992年
「中国人の愛人は脇役でしかない。本当の主役は、餓死し、腐敗してゆくヒヨコの悪臭をまとう母である。」(小川洋子)
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※河出書房新社創業130周年を記念して、河出の本をコメント付きでご推薦いただきます。週2回(火・金)配信予定。