創業130周年記念 - 私が薦める河出の本
私が薦める河出の本【赤井都さん】
赤井都
2016.02.04
『夢見る人の物語』ロード・ダンセイニ 中野善夫/中村融/安野玲/吉村満美子訳
河出文庫、2004年
「短い作品はたった2pという、掌編小説と、短編集。ダンセイニは、ラヴクラフト、A.C.クラーク、タルホなどに影響を与えたと有名だが、現代日本の一豆本作家にも影響を与えた。」(赤井都)
『図説 本の歴史』樺山紘一編
2011年
「こうした図説は、持っておいて時々ぱらぱら見て頭を整理したり、「あの頃のあれって何だったっけ」と思った時に、めくって目で探して、キーワードになるような概念を掴むのに便利。」(赤井都)
『ムーミンの生みの親、トーベ・ヤンソン』トゥーラ・カルヤライネン セルボ貴子/五十嵐淳訳
2014年
「本の厚さに迷うけれど、絵や写真がたくさん入っていてカラフルで、重さがなく入っていける。夢を追い、やがて老いと向き合う。創作する人の伝記は、読むと勇気づけられる。」(赤井都)
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※河出書房新社創業130周年を記念して、河出の本をコメント付きでご推薦いただきます。週2回(火・金)配信予定。