創業130周年記念 - 私が薦める河出の本
私が薦める河出の本【山崎ナオコーラさん】
山崎ナオコーラ
2016.02.19
『唐草物語』渋澤龍彦
河出文庫、1996年
「「飛んだり飛んだり、や、飛んだり。」(「空飛ぶ大納言」)などの名フレーズがたくさん収まっています。河出文庫の渋澤龍彦作品は、私にとってどれも青春の書です。」(山崎ナオコーラ)
『徹底抗戦! 文士の森』笙野頼子
2005年
「作家って自由なんだ、なんだって書いていいんだ、書き続けていいんだ、と勇気を与えられます。 ユーモアが溢れていて、文字を追いながら思わず声を出して笑ってしまいます。」(山崎ナオコーラ)
『短歌の友人』穂村弘
河出文庫、2011年
「短歌に造詣の深くない私のようなものでも楽しめ、今後の人生に活きてくる本です。読むと、それ以降に生活の中で出会う言葉がきらきらして感じられるようになります。」(山崎ナオコーラ)