「ハン・ガン」の検索結果 : 5件

韓国の作家ハン・ガン(韓江)、ノーベル文学賞を受賞!代表作『すべての、白いものたちの』、「文藝」初出の短編「京都、ファサード」を収録した日韓小説アンソロジー『あなたのことが知りたくて』緊急重版を決定!

10月10日にスウェーデン・アカデミーが発表、アジアの女性として初めてノーベル文学賞受賞の快挙。重版は10月下旬出来予定。 © Paik Dahuim 10月10日午後8時過ぎ、2024年度のノーベル文学賞が発表され、韓国の作家ハン・ガン(韓江)さんが受賞しました。韓国人の同賞受

韓国SFが描く新しい価値観、新しい世界、新しい言葉ーーキム・ボヨン『どれほど似ているか』解説「わたしたちが手をつなぐために」(池澤春菜)

韓国ではいまSF小説が活況を呈しています。韓国SFのはじまりは、1960年代。韓国初の長篇SFとされる『完全社会』(ムン・ユンソン/未邦訳)は、朝鮮戦争から十数年後の軍事独裁体制下に発表され、男女間戦争の末に女性だけが残った世界を描き、それは、当時の男性中心の社会規範を転覆させる想像力による衝撃的な

674階建巨大タワー国家を舞台にした韓国SFの金字塔が斎藤真理子訳で刊行!

地上からの脅威が迫り、下層階を軍隊、上層階を富裕層が占める巨大タワー国家〈ビーンスターク〉をめぐる、韓国SFの金字塔となる作品『タワー』(ペ・ミョンフン著/斎藤真理子訳)を発売いたしました。本書の「訳者あとがき」で、斎藤真理子さんは以下のように本作を評しています。本作の魅力を伝える文章だと思うので、

友達に代わっての生活──ハン・ガン『すべての、白いものたちの』書評/評者=イ・ラン

 この本は、一二八週間前の二〇一六年六月一二日に死んだ私の友達が最後まで読んでいた本だ。主(あるじ)なく部屋に残されたかばんを、友達をずっと記憶しておくためにそのまま持ってきた。その中には、病んだ自分の体調を記録した紙や、半透明の薬の袋などが転がっていた。そしてハン・ガンの小説『すべての、白いものた

本読み河出スタッフが選んだ、2018年の本(他社本もあるよ!)

本年も河出書房新社の本をお読みいただき、誠にありがとうございました。本の会社の人は、やっぱりみんな本が好き。昨年に引き続き、「今年どんな本読んだ?」と聞いてみたら、いろんな本が熱いレビューつきでどっさり届きました。年の瀬に、自社・他社問わず、河出のスタッフが大いに感銘を受けた今年の本をご紹介いたしま

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