「ウンベルト・エーコ」の検索結果 : 8件

祝! 読売文学賞(小説賞)受賞。
ジュリアンとジョージの冒険の海へ ——『ジュリアン・バトラーの真実の生涯』を読む 評・中西恭子(宗教学宗教史学・詩と文藝評論)

 『ジュリアン・バトラーの真実の生涯』は、虚構の皮膜によって現実とつながる、もうひとつのアメリカ文学史の物語である。第二次世界大戦後の激動の時代を生きたアメリカ人作家ジュリアン・バトラーの公私にわたるパートナー、ジョージ・ジョンの遺作となった回想録の「翻訳」と、長大な「訳者あとがき」がその消息を伝え

異例の快挙達成! 川本直がデビュー小説『ジュリアン・バトラーの真実の生涯』で読売文学賞を受賞!

2022年2月1日、第73回読売文学賞(主催:読売新聞社)が発表され、小説賞を川本直(かわもと・なお)著『ジュリアン・バトラーの真実の生涯』が受賞いたしました。かつては三島由紀夫氏、村上春樹氏、小川洋子氏らが受賞。2年ぶりとなる小説賞は、川本直氏が10年の執筆期間を経て完成させた初小説です。初小説で

『完全版ピーナッツ全集』、待望の電子版が11月30日(火)より全巻同時配信開始!

世界中で愛されるスヌーピーたちが活躍する不朽の名作漫画『ピーナッツ』。その生誕70周年を記念して、詩人の谷川俊太郎個人全訳による集大成『完全版ピーナッツ全集』(紙書籍版)が刊行され、2020年、大好評のうちに完結を迎えました。そしてシュルツ生誕100周年を迎える2022年を目前に控えた今、ついに電子

ファシズムの歴史を、ムッソリーニの視点から描いた挑戦的作品『小説ムッソリーニ』。訳者あとがきを公開。

 『小説ムッソリーニ 世紀の落とし子』刊行と同時にイタリアに一大センセーションを巻き起こした小説。ムッソリーニが「戦闘ファッショ」を結成した1919年から、クーデターのローマ進軍を経て、ファシズム独裁が始まる1925までを描く。 訳者あとがきファシズムの歴史を、ムッソリーニの視点

知の巨人ウンベルト・エーコ最後の傑作は悪しきジャーナリズムの陰謀を描くミステリー!

『ヌメロ・ゼロ』ウンベルト・エーコ中山エツコ訳 全世界で1000万部以上売れているベストセラー『薔薇の名前』を著したイタリアの知の巨人ウンベルト・エーコの遺された最後の傑作!ある新聞のパイロット版を手がけるという名目のもと、「握りつぶされた真実を告発する新聞の創刊」を目指す編集部。しかしそ

創業130周年記念出版・刊行予定 第2弾発表

【全集】「池澤夏樹=個人編集 日本文学全集」第Ⅱ期 刊行中★作家古典新訳の刊行予定2016年6月 『松尾芭蕉/与謝蕪村/小林一茶/とくとく歌仙』訳・選 松浦寿輝 選・辻原登 選・長谷川櫂 丸谷才一ほか2016年10月 『能・狂言/説経節/曾根崎心中/女殺油地獄/仮名手本忠臣蔵/菅原伝授手習鑑/義経千

竹内薫氏推薦!イタリア生まれのベストセラー『世の中ががらりと変わって見える物理の本』

世の中ががらりと変わって見える物理の本カルロ・ロヴェッリ 竹内薫監訳 関口英子訳『世の中ががらりと変わって見える物理の本』カルロ・ロヴェッリ著竹内薫監訳関口英子訳 今年の初め、イタリアの出版界はちょっとした騒動に見舞われていた。昨年(2014年)の10月に出された、100グラムあまりの小さ

創業130周年記念出版 刊行予定リスト

【全集】「池澤夏樹=個人編集 日本文学全集」は、第11巻『好色一代男/雨月物語/通言総籬/春色梅児誉』(訳・島田雅彦 円城塔 いとうせいこう 島本理生)で第Ⅰ期完結(12巻)。第Ⅱ期が2016年1月よりスタートします。★作家古典新訳の刊行予定第Ⅱ期2016年1月 『竹取物語/伊勢物語/堤中納言物語/

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