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映画「ハリー・ポッター」シリーズの豪華ストーリーボード・アート集がもうすぐ発売! 「原作厨」のラランド・ニシダさんと読んでみた。【第1回】
2026.09.28
【第1回】「ハリー・ポッターと一緒に成長してきた」 ――映画公開25周年、今も色褪せない物語の魅力

『映画『ハリー・ポッター』シリーズ 公式ストーリーボード・アート集』が10月22日発売!
『ハリー・ポッターと賢者の石』のハリーとハグリッドの出会いのシーンから、最終章『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』ラストシーンの「19年後」まで、映画「ハリー・ポッター」シリーズ全8作のストーリーボードを網羅した、豪華アート集です。
さらに、2026年10月の発売から2027年1月31日までは期間限定特価。全国の書店で予約受付中です!
自らを「原作厨」と名乗り、YouTubeなどでハリー・ポッターシリーズの面白さを語ってきたお笑いコンビ「ラランド」のニシダさんと、発売が近づいたこの本を一緒に読みながら、その魅力を深堀りしてみました。
全3回にわたってお送りします。どうぞお楽しみください。
――今年2026年は映画『ハリー・ポッターと賢者の石』の公開から25年というメモリアルイヤーです。ニシダさんにとって、「ハリー・ポッター」シリーズの魅力とは何でしょうか?
ニシダさん(以下敬称略)「自分の年齢的にもハリー・ポッターの小説を読んで成長していったという感覚はあって、幼少体験とかなり結びついているので、冷静に見られてるのかって言われるとちょっとわからないです。小説の最終巻「ハリー・ポッターと死の秘宝」の上下巻が出たのが中学生ぐらいだったんですが、スネイプの愛の話など、中学生が読むにしてはだいぶ重い話で、当時読んだ時はまだあんまり理解できてなかった気がするんですよね。かなり重厚なテーマが下に引かれていながら、個々のシーンではドラゴンが出てきたり、ワクワクするところもいっぱいあるので、そのバランスが当時は好きだったんじゃないかなと思います。大人になってもまだハリー・ポッターの話をしてるのって、根底に敷いてあるテーマが、大人になってからも楽しむのに耐えうるぐらい力強く作られてるんだろうなっていうのが、小説シリーズの好きなところ、今でも好きな理由です」
『ハリー・ポッターシリーズ 全巻セット』 J.K.ローリング 作 松岡佑子 訳 ダン・シュレシンジャー 絵 静山社刊
――今でも、小説は結構読み返すんですか?
ニシダ「最近だと、今年の初めぐらいに「ハリー・ポッターと死の秘宝」上下巻と「ハリー・ポッターと謎のプリンス」上下巻を読み直しました。シリーズがまだ完結していない時には、最新巻が出る前に、前の2巻分ぐらいを読み直したりとかしてました。でも、映画の方がやっぱり見る回数としては多くなってしまってますね」
――映画も結構見返しているんですね。
ニシダ「映画の方がやっぱり気軽に見返せるので。10回ではきかない、20回とか30回ぐらい見てるんじゃないかな、特に最後の方は」
――すごい見てますね。
ニシダ「もともと同じ映画を何回も見てしまうタチで。『ハリー・ポッターと死の秘宝』もPART1、PART2が映画になった時は、映画館で3回ずつぐらい見たと思います。高校生でしたね、確か」
――小説や映画で、特に好きなエピソードはありますか?
ニシダ「小説だと、最終巻「ハリー・ポッターと死の秘宝 下」で、スネイプの涙を採って記憶を見るシーンです。映画版だとスネイプとリリーの関係をかなり分かりやすく短く描いているんですけど、小説だと直接は関係なさそうなシーンもいっぱい描かれている。リリーの姉のペチュニアが、本当はホグワーツ魔法魔術学校に行きたかった、とか、リリーが魔法の世界に取られてしまうみたいなのが悲しいし、自分に魔法の才能がないということに絶望しているみたいなところが割と書かれていたりして。映画シリーズだと、ダーズリー家は素晴らしい世界への振りというか。風船みたいに膨らむとか、豚のしっぽが出てくるみたいな、嫌な人でありコメディパートみたいな感じですけど、ダーズリー家に関する描かれ方が、小説だとかなり充実していて、好きなんですよね。「ハリー・ポッターと死の秘宝 上」でハリーとダドリーが握手をする別れのシーンとかも、ダドリーが吸魂鬼から救ってくれたことへの感謝をかなり正直に伝えるけど、ハリーがちょっと恥ずかしくて、ちょいいじりで返してしまうみたいな、いいシーンなんです」

――小説だと、登場人物たちの背景をより深く知ることができますよね。
ニシダ「そうですね。あと、小説シリーズでいうと、1人もいいやついないなっていうのが好きです」
――そこは「好き」ポイントなんですね。
ニシダ「好きです。主人公はハリー・ポッターだけど、さしてやっぱいいやつじゃないし。ちゃんと調子乗ってる時もある。「人が描かれてる」みたいなところも好きなのかもしれないですね。ハリーだって、いいやつの時もあるけど、こういう面から見れば普通に嫌なやつです、みたいなところがちゃんと書かれている。登場人物ひとりひとりに奥行きがある」
――ニシダさんは「原作厨」ということではあるんですが、映画シリーズの魅力をあげるとしたらなんでしょうか?
ニシダ「やっぱり映画になって、自分の頭の中で思い描くしかなかったでっかいクモとかが映像になっていて、感動しましたね。あと、ドビーですね。ドビーが好きなんですけど、映画だとほとんど出てこなくて。でも『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1』の最後でドビーが死ぬところで普通に感動して、「映画って超うまいんだな」と思いました。第2作の『ハリー・ポッターと秘密の部屋』以来、ドビーはほとんど出てこないのに、最終章で久しぶりに急に出てきて、登場してから本当にすぐ、10分くらいで死んでしまうんですけど、すごい感動する。小説で同じシーンを読んでる時と若干手触りは違うけど、でも感動する。そういう意味で、映画って作劇上の必要な部分をかなりうまいこと集約してまとめられてるんだなと思いますね。
――ちゃんと泣けましたか?
ニシダ「泣きました、泣きました」
(第2回へ続く) 原作好きのニシダさんも唸る映画の名シーンベスト3とは?
ラランド ニシダさん
(取材・構成 河出書房新社編集部)
新刊情報


書名:映画『ハリー・ポッター』シリーズ 公式ストーリーボード・アート集
著者:ジョディ・レベンソン
訳者:上杉隼人
体裁:B4変形(247×330ミリ)/上製/352ページ
発売⽇(予定):2026年10⽉22日
税込定価(予価):期間限定特価13,200円(本体12,000円)
*2027/2/1以降、定価:14,300円(本体13,000円)
ISBN:978-4-309-25830-0
URL:https://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309258300/
■「ハリー・ポッター」フランチャイズについて
11歳のハリー・ポッターがホグワーツ魔法魔術学校の鍵と領地の番人、ルビウス・ハグリッドに出会った瞬間から年月は流れ、ハリーが体験した数々の冒険は広く知れ渡ることとなり、人々の心に他に類をみない“痕跡”を残しました。「ハリー・ポッター」は社会現象化し、25年以上の月日が流れた今、歴史上最も成功し最も愛されているエンターテインメント作品の一つとなりました。
J.K.ローリングのベストセラー小説「ハリー・ポッター」は、1つの世界観のなかで、様々なプロジェクトが影響し合い進化し続けながら命を吹き込まれ、世界中の何百万人ものファンに愛されて続けています。8作もの大ヒット映画『ハリー・ポッター』と壮大な3作の映画『ファンタスティック・ビースト』はスクリーンで魅惑的なアクションを繰り広げ、『ハリー・ポッターと呪いの子』は舞台で人々を魅了します。さらに、フルキャストや単独ナレーターによるオーディオブックが文字で綴られた物語に命を吹き込み、ポートキー・ゲームズが提供する最先端のビデオゲームやモバイルゲームでは、かつてない魔法界を体験することができます。またファンは、革新的なコンシューマープロダクツを通じて作品への情熱を披露し、世界6カ所のユニバーサル・スタジオのテーマパークを含む、壮大なロケーションベースの体験に胸を躍らせることができます。
このような広がりを見せるワーナーブラザース・ディスカバリーの「ハリー・ポッター」「ファンタスティック・ビースト」ポートフォリオには、ファンが特別な瞬間と場所を楽しむために開発された画期的なツアー体験やイベント、そしてキングス・クロス、ニューヨーク、シカゴ、赤坂と原宿にある「ハリー・ポッター ショップ」も含まれます。更に、「ワーナー ブラザース スタジオツアーロンドン ‐メイキング・オブ・ハリー・ポッター」、「ワーナー ブラザース スタジオツアー東京 ‐メイキング・オブ・ハリー・ポッター」では、映画の舞台裏の秘密を体験し、魔法使いもマグルも同じように新しい発見をすることができます。
そして「ハリー・ポッター」原作を忠実に描くHBOオリジナルの新ドラマシリーズが始動しこの世界をさらにひろげてくれるように、グローバル・コミュニティを魅了する、新鮮でエキサイティングなコンテンツを提供し続けます。世界中のファンを、これから何世代にもわたって、魔法を探求し新しい発見ができる魅力的な世界に魅惑し続けます。
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