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映画「ハリー・ポッター」シリーズの豪華ストーリーボード・アート集がもうすぐ発売! 「原作厨」のラランド・ニシダさんと読んでみた。【第3回】
2026.09.30
【第3回】みんなで語り合いたい! ストーリーボード・アート集の推しポイント

『映画『ハリー・ポッター』シリーズ 公式ストーリーボード・アート集』が10月22日発売!
『ハリー・ポッターと賢者の石』のハリーとハグリッドの出会いのシーンから、最終章『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』ラストシーンの「19年後」まで、映画「ハリー・ポッター」シリーズ全8作のストーリーボードを網羅した、豪華アート集です。
さらに、2026年10月の発売から2027年1月31日までは期間限定特価。全国の書店で予約受付中です!
自らを「原作厨」と名乗り、YouTubeなどでハリー・ポッターシリーズの面白さを語ってきたお笑いコンビ「ラランド」のニシダさんと、発売が近づいたこの本を一緒に読みながら、その魅力を深堀りしてみました。
全3回にわたってお送りします。どうぞお楽しみください。
(第1回はこちらから)
(第2回はこちらから)
――このストーリーボード・アート集で初めて知ったことはありましたか?
ニシダさん(以下敬称略)「撮影の裏話を結構書いてくれてますよね。『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1』で牝鹿の守護霊が出てくるシーンでは、特殊効果のスタッフが大型犬にLEDを仕込んだスーツを着せていた、とか。だから、発光自体は割とリアルなものも含んでいるという。これ、想像したら面白いなと思って。ってことはハリーの目の前には光る大型犬がいて、そういう状況で撮影していたんだっていう。
あと、監督の言葉のなかで、『ハリー・ポッターと賢者の石』の最後、クィレルが焼けただれて崩壊していくところは映画『吸血鬼ドラキュラ』のオマージュっていうのも、そう言われたらそんな気もしてくるなというか。だいぶ古い映画ですけど、『吸血鬼ドラキュラ』(1958年公開)。見たことあるんですけど、そう言われたら確かにそんな気がするなっていう。映画を作る人たちからしたら、このシーンはこの映画のオマージュ、みたいなのってもちろんあるだろうなと思ってたんですけど、やっぱりこうやって明言してくれたらちょっと嬉しいですね。ハリー・ポッターの世界じゃない、映画史の中での縦軸的なことがわかると」

――この本を読んでから、映画はかなり見返したということでしたが、映画ではなく原作を読み返したところもありましたか?
ニシダ「『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1』でヘドウィグが原作だとどうやって死んだのか思い出せなくて。映画と動きが少し違うので、そこら辺は読み返しましたね。あと、『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』で、守護霊を出すところ(「エクスペクト・パトローナム!」の呪文を学ぶ)。この本を読むと、ストーリーボード上と実際の映画では結構出す守護霊が変わっているのがわかって。その意図は特に書いてないですけど。遊びだったのかな? 小説だと、どの守護霊が出てるんだっけ?と思って、読み直しました。どういう意図なのかも、できれば知りたかったですね」
――他に載っていたらよかった、というシーンはありますか。
ニシダ「『ハリー・ポッターと謎のプリンス』のホグワーツの天文台でマルフォイがダンブルドアと話すシーンもストーリーボードで見たかったですね。ダンブルドアの死を悼んで、杖を掲げるシーンは収録されてるんですけど。そこもすごくいいシーンではあるし、スネイプとハリーが対決するところももちろん面白いし。でも、ハリーが「フェリックス・フェリシス(幸運の液体)」を飲むシーンから「ハリー・ポッター対セブルス・スネイプ」まで一気に飛んじゃうので、この間で結構知りたいことあったな。それでいうと『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1』での原作にはないハリーとハーマイオニーがダンスするシーンの意図も知りたかったし。……あげるときりがないですね」
――ハリー・ポッターシリーズの関連書はたくさん出ていますが、なかでも好きなものはありますか?
ニシダ「結構読みましたけど、やっぱり魔法生物が好きなんですよね。ワクワクする。そういう意味では、『ハリー・ポッター魔法生物大図鑑』、『幻の動物とその生息地』(ともに静山社刊)が結局面白かったですね」
『ハリー・ポッター魔法生物大図鑑〈並製版〉』 ジョディ・レベンソン 著 宮川未葉 訳 静山社刊
――ニシダさんの一番好きな魔法生物って何ですか?
ニシダ「うわ、何が好きだろう。バックビークは好きですね。この本にも載ってますけど、『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』でハグリッドの魔法生物飼育学の授業のシーンから、バックビークが登場して、ハリーを乗せて飛行するまでのシーンは非常に好き。それまで見てきたCGよりもかなりリアルで、ヒッポグリフが実在しているような気がしたんです。ヒッポグリフに乗ってハリーがわーって叫ぶところとかもすごい好きだった。この本に載っている、脚本家と監督のコメントも、良かったです。「どの魔法生物も、登場人物一人ひとりの内面を押し広げたものを映し出している」って書いてあって、「そうだったんだ」と思って。あんまりそんなこと考えたことなかったなというか。「自分の内なる力と自由を見出していく成長の象徴」、なるほどねと思いまして。そうやって言われると見え方が変わりますよね」
――今回、10月の発売前にストーリーボード・アート集を先読みしていただいたんですが、ニシダさんから「ここはぜひ読んでみてほしい!」というおすすめポイントはありますか?
ニシダ「各シーンに映画関係者のコメントが載っているのは、かなりおすすめポイントなので、そこもじっくり読んでほしいです。どこを読んでほしいかって言われると難しいですね。映画を一本ずつ見るみたいな感じで前から順に追って読んでいって、該当シーンだけでも本と見比べてみるのが面白いと思います。忠実なシーンは相当忠実に再現されてますから。あと、普通にこの絵を見てるだけで面白いんだよな。そこだけで面白い」

――そう考えると、ハリーがメガネで黒髪なのは、ビジュアル的にすぐハリーだとわかるので、ストーリーボードで見るときには大事ですよね。ハーマイオニーも髪がもじゃもじゃだったり。そういう分かりやすい描写がちゃんとあるんだなと。
ニシダ「そうですね。ストーリーボード上では、マルフォイとかは、シーンによっては、「あ、これがマルフォイか」みたいな感じになるから。ハリーは、やっぱりアイコニック。黒髪メガネがやっぱりこの中だとちゃんと目立つというのは面白いですね」
――ロックハート先生とか全然違いますしね。映画とストーリーボードだと。
ニシダ「ロン毛でね。ストーリーボードだと爽やかな感じ。ちょっとかっこよく描かれすぎてる感じがしますね。「このシーンないじゃん!」とか、「こんなのあったっけ?」って話をして、いろんな人と語り合いながら読みたいですね」
ラランド ニシダさん
(取材・構成 河出書房新社編集部)
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書籍『映画『ハリー・ポッター』シリーズ 公式ストーリーボード・アート集』は10月22日発売予定です。ぜひ楽しみにお待ちください。
新刊情報


書名:映画『ハリー・ポッター』シリーズ 公式ストーリーボード・アート集
著者:ジョディ・レベンソン
訳者:上杉隼人
体裁:B4変形(247×330ミリ)/上製/352ページ
発売⽇(予定):2026年10⽉22日
税込定価(予価):期間限定特価13,200円(本体12,000円)
*2027/2/1以降、定価:14,300円(本体13,000円)
ISBN:978-4-309-25830-0
URL:https://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309258300/
■「ハリー・ポッター」フランチャイズについて
11歳のハリー・ポッターがホグワーツ魔法魔術学校の鍵と領地の番人、ルビウス・ハグリッドに出会った瞬間から年月は流れ、ハリーが体験した数々の冒険は広く知れ渡ることとなり、人々の心に他に類をみない“痕跡”を残しました。「ハリー・ポッター」は社会現象化し、25年以上の月日が流れた今、歴史上最も成功し最も愛されているエンターテインメント作品の一つとなりました。
J.K.ローリングのベストセラー小説「ハリー・ポッター」は、1つの世界観のなかで、様々なプロジェクトが影響し合い進化し続けながら命を吹き込まれ、世界中の何百万人ものファンに愛されて続けています。8作もの大ヒット映画『ハリー・ポッター』と壮大な3作の映画『ファンタスティック・ビースト』はスクリーンで魅惑的なアクションを繰り広げ、『ハリー・ポッターと呪いの子』は舞台で人々を魅了します。さらに、フルキャストや単独ナレーターによるオーディオブックが文字で綴られた物語に命を吹き込み、ポートキー・ゲームズが提供する最先端のビデオゲームやモバイルゲームでは、かつてない魔法界を体験することができます。またファンは、革新的なコンシューマープロダクツを通じて作品への情熱を披露し、世界6カ所のユニバーサル・スタジオのテーマパークを含む、壮大なロケーションベースの体験に胸を躍らせることができます。
このような広がりを見せるワーナーブラザース・ディスカバリーの「ハリー・ポッター」「ファンタスティック・ビースト」ポートフォリオには、ファンが特別な瞬間と場所を楽しむために開発された画期的なツアー体験やイベント、そしてキングス・クロス、ニューヨーク、シカゴ、赤坂と原宿にある「ハリー・ポッター ショップ」も含まれます。更に、「ワーナー ブラザース スタジオツアーロンドン ‐メイキング・オブ・ハリー・ポッター」、「ワーナー ブラザース スタジオツアー東京 ‐メイキング・オブ・ハリー・ポッター」では、映画の舞台裏の秘密を体験し、魔法使いもマグルも同じように新しい発見をすることができます。
そして「ハリー・ポッター」原作を忠実に描くHBOオリジナルの新ドラマシリーズが始動しこの世界をさらにひろげてくれるように、グローバル・コミュニティを魅了する、新鮮でエキサイティングなコンテンツを提供し続けます。世界中のファンを、これから何世代にもわたって、魔法を探求し新しい発見ができる魅力的な世界に魅惑し続けます。
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