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映画「ハリー・ポッター」シリーズの豪華ストーリーボード・アート集がもうすぐ発売! 「原作厨」のラランド・ニシダさんと読んでみた。【第2回】
2026.09.29
【第2回】「やっぱり絵が派手なところが好き」 ストーリーボード・アート集から選ぶ、原作好きのニシダさんも唸る映画の名シーンベスト3
(第1回はこちらから)

『映画『ハリー・ポッター』シリーズ 公式ストーリーボード・アート集』が10月22日発売!
『ハリー・ポッターと賢者の石』のハリーとハグリッドの出会いのシーンから、最終章『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』ラストシーンの「19年後」まで、映画「ハリー・ポッター」シリーズ全8作のストーリーボードを網羅した、豪華アート集です。
さらに、2026年10月の発売から2027年1月31日までは期間限定特価。全国の書店で予約受付中です!
自らを「原作厨」と名乗り、YouTubeなどでハリー・ポッターシリーズの面白さを語ってきたお笑いコンビ「ラランド」のニシダさんと、発売が近づいたこの本を一緒に読みながら、その魅力を深堀りしてみました。
全3回にわたってお送りします。どうぞお楽しみください。
――10月発売予定の書籍『映画『ハリー・ポッター』シリーズ 公式ストーリーボード・アート集』を発売前に先読みいただいたのですが、ニシダさんの好きなシーンは載っていましたか?
ニシダさん(以下敬称略)「映画だと、やっぱり絵が派手なところが好きなんです。『ハリー・ポッターと秘密の部屋』のバジリスクが出てくるシーンとか。『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』でダンブルドアとヴォルデモートが魔法省で戦うシーンもかなり好きなんですけど、この本ではかなり細かく描かれていて嬉しかったです。ハリー・ポッターが、親がいない中、名づけ親のシリウス・ブラックも死んで、明確に殺意がバッて出て、それでその後悩むみたいなところももちろんありますけど、戦闘がとにかくかっこいい。あと、杖の振り付けの方がいたことも、この本で初めて知りました。

――この本では、ハリー・ポッター役のダニエル・ラドクリフなどの俳優だけではなくて、監督や美術、脚本など製作スタッフのコメントもたくさん載っています。
ニシダ「『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』の「夜の騎士(ナイト)バス」のシーンとかすごかったです。本当に昔ながらの撮影手法でやっていたというのを読んだあとに、改めて映画を見直してそうなんだ!っていう感じも嬉しいですよね。そういう方法があるんだなっていうのも初めて知りました。周りをゆっくり走らせて、撮影した映像の速度を上げると、あのピュンっていう感じが出せる、という。すごいなと思いましたね。
あと『ハリー・ポッターと謎のプリンス』で隠れ穴を死喰い人が襲撃するシーン。実物の3分の1スケールの模型を6ヶ月かけて建てたけど、 6分で燃えました、ってあって。あのシーンは映画にしかないシーンなんですけど、そんな時間をかけて撮影したんだなっていうのは、読んでいて面白かったです」

◆「このシーンがすごい!第3位」は……
ニシダ「この本で見て、ぐっと好きになったのが、第4章『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』のお風呂に入る「監督生の浴室」のシーン。ここの絵が非常にキュートでいいですね。かなり簡単な絵ではあるんですけど。実際の映画のシーンも読んだ後に見直して、かなり忠実に撮影されていました。水中にいる時のハリーの顔、これね、素晴らしいですね。面白い。このシーンが始まった時に、お風呂の全体像のカットが1回入って、金の卵のシーンが入って、次のハリーの顔はかなりイケメンというか。かなりかっこいいんですけど、嘆きのマートルが出てきて、 次に出てくるハリーはめっちゃアホな顔してて。描いてる途中に面白くなったというか、楽しくなったのかなっていう感じがする。実際の映画だと、そんなコミカルなシーンでは全然ない。コメディパートじゃないんですけど。めっちゃいいストーリーボードだなっていう。これ見られただけでだいぶよかったと思いました」
――いわれてみると、日本の4コマ漫画みたいなタッチですね。
ニシダ「そうですよね。可愛いですね。うわ、これは面白いなというか、いいなと思いました。ここはすごい好きですね。映画で見てる時に、そんなに注目して見てなかったところだったので、これ非常に良いですね。これはストーリーボードでしか味わえないいいシーン」
◆「このシーンがすごい!第2位」は……
ニシダ「第3章『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』の「闇の魔術に対する防衛術の授業:リディクラス!」のシーンですね。かなりコメディっぽいところから始まって、ハリーが何を恐れているかが最終的に見えてくるという風にリズムが変わっていくシーンで、映画で見ている時から、もちろん好きなんですけど。吸魂鬼に対する恐怖がハリーの中にやっぱりすごくあるんだ、と。この本では前半のコメディっぽいパートが収録されていて、いいですね。スネイプ先生役のアラン・リックマンとか、俳優のコメントも結構入っているし。スネイプがネビルのおばあちゃんの服に変えられちゃうのも、面白シーンとしてかなり好きなんです。構想段階では、ハーマイオニーのシーンがあったんですね。小説だと、ミイラは別の生徒の怖いもので、ハーマイオニーはこの後、闇の魔術に対する防衛術の試験の時にボガートと対峙してるはずです」
――ハーマイオニー、ハリーとハイタッチしてますね。このストーリーボードだと。
ニシダ「ハイタッチしてる。ここら辺は、いいですね。このコメディシーンの一連の流れがストーリーボードにまとまってて面白い。すごい好き。かなりワクワクするシーン」
◆「このシーンがすごい!第1位」はニシダさんの大好きなあのキャラクター!
――ストーリーボード・アーティストによって結構絵柄も違いますよね。すごいざっくりな人もいれば、このままコミックになりそうな描き方をする人もいれば、デジタルで描いてるなって感じの人もいればっていう。人によって全然作画が違うのもまた面白いですよね。
ニシダ「『ハリー・ポッターと秘密の部屋』では、最初の方のクィディッチのシーンは線でパーって描いた感じで、かなり設計図的だけど、「秘密の部屋」に入るシーンからガラッと違うタッチになりますね。『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1』のドビーが死ぬシーンはすごいですね。ドビーを胸に抱きかかえているシーンとか、もうコマからはみ出すっていう、まさに漫画みたいな描かれ方してて。非常にこれだけで面白い。いい絵ですよね。多分、表に出るものじゃないのに、ドビーの表情の書き込みがすごい。映画でもかなりこの表情なんですけど、この絵のタッチからしか感じ取れない寂しさみたいなのがある気がします。このシーンがやっぱり1位ですね」

――この本の「はじめに」でも、ロマンティック・コメディだと、ストーリーボード・アーティストが呼ばれることはほとんどない、と書いてあります。ハリー・ポッターのように、本当にいろんなアクションがあったり、視覚効果、特殊効果がふんだんに使われるから、ここまで作り込まないといけない、と。
ニシダ「1個1個のストーリーボードのクオリティが、力が入っているし、映画という大勢の人が関わる仕事の中で、プロがプロを納得させるために作っているものなんだなという感じがします」
(第3回へ続く) ここは読んでみてほしい! 豪華アート集の推しポイントは?
ラランド ニシダさん
(取材・構成 河出書房新社編集部)
新刊情報


書名:映画『ハリー・ポッター』シリーズ 公式ストーリーボード・アート集
著者:ジョディ・レベンソン
訳者:上杉隼人
体裁:B4変形(247×330ミリ)/上製/352ページ
発売⽇(予定):2026年10⽉22日
税込定価(予価):期間限定特価13,200円(本体12,000円)
*2027/2/1以降、定価:14,300円(本体13,000円)
ISBN:978-4-309-25830-0
URL:https://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309258300/
■「ハリー・ポッター」フランチャイズについて
11歳のハリー・ポッターがホグワーツ魔法魔術学校の鍵と領地の番人、ルビウス・ハグリッドに出会った瞬間から年月は流れ、ハリーが体験した数々の冒険は広く知れ渡ることとなり、人々の心に他に類をみない“痕跡”を残しました。「ハリー・ポッター」は社会現象化し、25年以上の月日が流れた今、歴史上最も成功し最も愛されているエンターテインメント作品の一つとなりました。
J.K.ローリングのベストセラー小説「ハリー・ポッター」は、1つの世界観のなかで、様々なプロジェクトが影響し合い進化し続けながら命を吹き込まれ、世界中の何百万人ものファンに愛されて続けています。8作もの大ヒット映画『ハリー・ポッター』と壮大な3作の映画『ファンタスティック・ビースト』はスクリーンで魅惑的なアクションを繰り広げ、『ハリー・ポッターと呪いの子』は舞台で人々を魅了します。さらに、フルキャストや単独ナレーターによるオーディオブックが文字で綴られた物語に命を吹き込み、ポートキー・ゲームズが提供する最先端のビデオゲームやモバイルゲームでは、かつてない魔法界を体験することができます。またファンは、革新的なコンシューマープロダクツを通じて作品への情熱を披露し、世界6カ所のユニバーサル・スタジオのテーマパークを含む、壮大なロケーションベースの体験に胸を躍らせることができます。
このような広がりを見せるワーナーブラザース・ディスカバリーの「ハリー・ポッター」「ファンタスティック・ビースト」ポートフォリオには、ファンが特別な瞬間と場所を楽しむために開発された画期的なツアー体験やイベント、そしてキングス・クロス、ニューヨーク、シカゴ、赤坂と原宿にある「ハリー・ポッター ショップ」も含まれます。更に、「ワーナー ブラザース スタジオツアーロンドン ‐メイキング・オブ・ハリー・ポッター」、「ワーナー ブラザース スタジオツアー東京 ‐メイキング・オブ・ハリー・ポッター」では、映画の舞台裏の秘密を体験し、魔法使いもマグルも同じように新しい発見をすることができます。
そして「ハリー・ポッター」原作を忠実に描くHBOオリジナルの新ドラマシリーズが始動しこの世界をさらにひろげてくれるように、グローバル・コミュニティを魅了する、新鮮でエキサイティングなコンテンツを提供し続けます。世界中のファンを、これから何世代にもわたって、魔法を探求し新しい発見ができる魅力的な世界に魅惑し続けます。
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