
欲望と深く付き合う生き方とは? 渡部宏樹『ファンたちの市民社会』より、「はじめに」を全文公開!
渡部宏樹
いま、私たちは誰もが何かの「ファン」である社会を生きています。そのような資本主義社会が喚起する「欲望」や「快楽」とうまく付き合いながら、よりよい個人の生や社会を築いていくにはどうすればいいのか——?「ファン研究」を専門とする気鋭の研究者、渡部宏樹さんの初単著『ファンたちの市民社会:あなたの「欲望」を
2025.05.27ためし読み
渡部宏樹
いま、私たちは誰もが何かの「ファン」である社会を生きています。そのような資本主義社会が喚起する「欲望」や「快楽」とうまく付き合いながら、よりよい個人の生や社会を築いていくにはどうすればいいのか——?「ファン研究」を専門とする気鋭の研究者、渡部宏樹さんの初単著『ファンたちの市民社会:あなたの「欲望」を
2025.05.27平野紗季子×田辺智加(ぼる塾)
フードエッセイスト平野紗季子さんの大人気ポッドキャスト&ラジオ番組「味な副音声 ~voice of food」が5周年を迎え、待望の書籍化! 「食」の楽しさがつまった本書のなかから、ぼる塾の田辺智加さんをゲストに迎えた回を、試し読みとして一部公開します。あらゆる語彙を駆使して語られる「味」をめぐる対
2025.05.16竹田青嗣/苫野一徳
いま、私たちは、かつて経験したことのない問題に日々、直面しています。そのような、一見こたえの見えない問いに対して、「誰が考えてもそう考えるしかない」こたえを探しだす思考が、「哲学」です。現代を代表する哲学者の師弟である竹田青嗣さんと苫野一徳さんが、紀元6世紀から現在にいたるまでリレーされてきた哲学の
2025.05.08ユヴァル・ノア・ハラリ 柴田裕之訳
Amazonオールジャンル1位・2位独占のほか、紀伊國屋書店全店、丸善ジュンク堂書店全店、TSUTAYA全店など、全国の書店でも人文書等ジャンル1位にランクイン。ユヴァル・ノア・ハラリ著『NEXUS 情報の人類史』(2025年3月5日発売)は、早くも連日多くのメディアで取り上げられ話題となっています
2025.04.17王谷晶
王谷晶『ババヤガの夜』が英国推理作家協会(CWA)主催の翻訳ミステリー賞「インターナショナル・ダガー賞」にノミネート!「焼けつくような暴力と、胸を打つような優しさが交互に訪れる」──The Guardian誌 これまで同賞には、横山秀夫『64』、東野圭吾『新参者』、伊坂幸太郎『マリアビート
2025.04.16クラリッセ・リスペクトル 福嶋伸洋訳
これは本ではない。本はこんなふうに書くものではないから。 ―― 『水の流れ』より 「ブラジルのヴァージニア・ウルフ」と評され、日本翻訳大賞受賞『星の時』の著者であるクラリッセ・リスペクトルの新刊『水の流れ』(福嶋伸洋訳)が、3月26日に刊行されました。著者のリスペク
2025.04.16今中博之
愛すれば愛するほど、愛されれば愛されるほど、人は悪人になる―― 「善人を作る教育」の時代は終わった。大阪大学D&Iセンター招へい教授・アーティストスタジオ「インカーブ」の代表が「悪人」の正体=力に迫る! 『悪人力』今中博之 著 はじめに 毎日の
2025.03.25森見登美彦
1000年以上も読み継がれ、誰もが知っている「物語の原型」を最高の新訳で!文庫版発売記念!森見登美彦 訳『竹取物語』から「全集版あとがき 千年の失恋」無料ためし読み公開! 全集版あとがき「千年の失恋」 今から千年以上も前のこと。月光を浴びて清らかに輝く竹林を見て、昔の人は確信したのだ。この
2025.02.27松尾太郎
『宇宙から考えてみる「生命とは何か?」入門』 松尾太郎 宇宙と生命の最前線がわかる松尾太郎著『宇宙から考えてみる「生命とは何か?」入門』。本書で初公開された「緑の海仮説」が、生物学分野で権威のある科学雑誌『Nature Ecology & Evolution』に掲載されました。 『
2025.02.19福尾匠
福尾匠『非美学――ジル・ドゥルーズの言葉と物』の「紀伊國屋じんぶん大賞2025」大賞受賞を記念して、著者の福尾さんの最新刊『ひとごと』(2024年11月、小社刊)のために書きおろした「まえがき」を特別公開いたします。ジル・ドゥルーズという20世紀を代表する哲学者の思索のひとつひとつをあらためて検証し
2025.01.21