「児玉雨子」の検索結果 : 9件

あの娘との時間を「闇」と呼べない、でも――芸能界で過ごした少女たちの物語を俳優が読む

作詞家としても活躍する作家・児玉雨子による第169回芥川賞候補作『##NAME##』が刊行。本作の魅力を俳優・映像作家・文筆家の小川紗良さんが語る。   『##NAME##』児玉雨子 著 評:小川紗良(俳優・映像作家・文筆家)   

児玉雨子『##NAME##』冒頭一挙20ページ無料公開!! かつてジュニアアイドルだった雪那。少年漫画の夢小説にのめり込みーー

 ===↓無料公開はこちらから↓===  「##NAME##」児玉 雨子  二〇〇六年 七月 ハウススタジオの二階にある一室で、美砂乃みさのちゃんがニップレスシールを私に手渡しながら「てか台形の面積の公式知ってる?」と訊いてきた。ちょうど習ったばかりだったので

「作家は真実の言葉で嘘をつく」──小説家・金原ひとみが「私小説」をアップデートするまで

「文藝」2022年秋季号の特集「私小説」で責任編集をつとめた金原ひとみさんによる、本特集の「プロローグ」を公開いたします。「プロローグ」でありながら私小説的楽しみに満ちた文章をぜひお楽しみください。    「責任編集をやっていただけないでしょうか?」 

「作家は真実の言葉で嘘をつく」──小説家・金原ひとみが「私小説」をアップデートするまで

「文藝」2022年秋季号の特集「私小説」で責任編集をつとめた金原ひとみさんによる、本特集の「プロローグ」を公開いたします。「プロローグ」でありながら私小説的楽しみに満ちた文章をぜひお楽しみください。◎イベント開催決定!9/4(日)19時~@本屋B&B(オンライン配信)金原ひとみ×エリイ×尾崎

「文藝」春季号掲載、児玉雨子「じゃあ何から産まれたかったの?」試し読み

「私たち、新しく母娘(おやこ)になりませんか?」実の母娘関係が修復不可能なほど破綻した、かつて塾の先生と教え子だった女二人。仲睦まじく暮らす二人の〈ホーム〉に、先生の実娘が妊娠した身で乗り込んできて――。気鋭の作詞家が、母性への疑いを鋭く切り出す第二作中篇。 ===↓試し読みはこの下へ↓=

ぱいぱいでか美が読む作詞家・児玉雨子の初小説は、目を背けてきた自分の弱さをむき出しにされる物語

生々しく張り付いて離れない不安定さ『誰にも奪われたくない』の主人公は会社員を続けながら作曲家として活動する園田レイカ。楽曲提供をしたアイドルの中心メンバー・佐久村真子と出会い、二人の距離は縮まっていく。ランチに出かけ、家に招かれ、言われるがまま「あつ森」まで始める。 ここだけ紹介するとほっこり仲良し

誰からも奪わず、奪われず、ひとりきりで存在したいのに──。気鋭の作詞家・児玉雨子の初小説は、息苦しい現代社会で他人との最適な距離を探る物語「誰にも奪われたくない」

 アイドルやアニメの楽曲を多数手がける気鋭の作詞家・児玉雨子さんによる初の小説『誰にも奪われたくない/凸撃』を刊行いたします。2篇の連作が収められた一冊です。「誰にも奪われたくない」は銀行で働きながら作曲家としても活動するレイカが主人公。コロナ禍で小規模に行われた業界関係者の新年会で、かつ

【大反響、続々重版!】「ひとのことモノじゃなくてひととして見ろ」この意味がわからない人ほど手に取ってみてほしい『ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい』大前粟生

2020年3月の刊行以来、数多くの反響をいただき、5月現在3刷が決まった大前粟生さんの小説集『ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい』。書評とインタビューをまとめました。随時更新いたします。◆新聞、雑誌等で紹介多数!気鋭の新人による、「どうしても鈍くなれない若者たちの物語」を集めた繊細な作品集。家の中でク

ジェンダーをテーマにした小説に、ハロプロの名作詞家・児玉雨子が胸を痛めた理由

 帯やSNS等で「ジェンダー文学」と紹介された表題作をふくめ四編が収録された本書だが、その全体を鳥瞰すれば、境界、あるいはアイデンティティも主題のひとつだろう。ジェンダーは自己同一性に抱えられながら、同時にそれを深く穿つ要素でもあるのだが。 ことばは、わたしとあなたを分かち、互いが別個体なのだと再認

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