「この小説が愛おしいのは、作りもんじゃないということ」町田康が語る『無敵の犬の夜』の魅力 文藝賞受賞記念対談
町田康 ×小泉綾子
第60回文藝賞受賞作は小泉綾子さんの『無敵の犬の夜』。北九州の片田舎で暮らす中学生男子、界は「バリイケとる」男・橘に心酔。ある日、東京のラッパーとトラブルを起こしたという橘のために、ひとり東京へカチコミに向かうことを決意するが――。「この先俺は、きっと何もなれんと思う。夢の見方を知らんけん」選考委員
2023.11.30「島本理生」の検索結果 : 16件
町田康 ×小泉綾子
第60回文藝賞受賞作は小泉綾子さんの『無敵の犬の夜』。北九州の片田舎で暮らす中学生男子、界は「バリイケとる」男・橘に心酔。ある日、東京のラッパーとトラブルを起こしたという橘のために、ひとり東京へカチコミに向かうことを決意するが――。「この先俺は、きっと何もなれんと思う。夢の見方を知らんけん」選考委員
2023.11.30「池澤夏樹=個人編集 日本文学全集」から、古典の新訳・新釈を文庫化!最高の翻訳で名作を楽しむ累計50万部を突破した「池澤夏樹=個人編集 日本文学全集」(全30巻)。日本の古典から現代作家による作品までを収録した本全集の中でも、特に古典作品は現代を生きる多くの人気作家たちが名作の新訳・新釈に携わり大き
2023.10.04安堂ホセ×島本理生
実際に生きてるってこと。盗用したポルノごっこじゃなくて――アフリカのどこかと日本のハーフで、昔モデルやってて、ゲイらしい。スポーツブランドのスタッフ専用ジムで整体師をするジャクソンについての噂。ある日、彼のTシャツから偶然QRコードが読み取られ、そこにはブラックミックスの男が裸で磔にされた姿が映され
2022.11.24島本理生+岩崎渉
人間に近い情緒を備える新型AIのHTLL09号。研究所で働くいつきは、資料室で〝彼〟と出会い……恋愛小説の名手・島本理生+気鋭の生物情報科学者・岩崎渉による共作小説の誕生! ===↓試し読みはこの下へ↓===『稲森沙椰子(いなもりさやこ)様 あなたにこうやって手紙を書くのは、高
2022.01.07第57回文藝賞優秀作受賞者は新胡桃(あらた・くるみ)さん。16歳の高校2年生です。文藝賞史上2番目に若い受賞者となります。受賞作『星に帰れよ』で描かれるのは、作者と同じ16歳の高校生3人の世界。家庭に問題を抱えながらも、クラスでは明るい「変わり者」キャラとして振る舞う、「モルヒネ」というあだ名の女の
2020.12.11新胡桃
第57回文藝賞優秀作受賞者は新胡桃(あらた・くるみ)さん。16歳の高校2年生です。文藝賞史上2番目に若い受賞者となります。受賞作『星に帰れよ』で描かれるのは、作者と同じ16歳の高校生3人の世界。家庭に問題を抱えながらも、クラスでは明るい「変わり者」キャラとして振る舞う、「モルヒネ」というあだ名の女の
2020.11.16編集部
2020年3月の刊行以来、数多くの反響をいただき、5月現在3刷が決まった大前粟生さんの小説集『ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい』。書評とインタビューをまとめました。随時更新いたします。◆新聞、雑誌等で紹介多数!気鋭の新人による、「どうしても鈍くなれない若者たちの物語」を集めた繊細な作品集。家の中でク
2020.05.28評者・島本理生
不思議だったことがある。 たとえば道に迷ったとき、問題に突き当たったとき、目の前の相手の気持ちが分からないとき、頑ななまでに相談することを避ける男の人が多いのはなぜだろう、と。『森があふれる』の中で、「最後まで弱いままで愛される少年漫画の主人公なんていないんだ」という台詞を読み、あの奇
2019.08.20「は?好きな季節?そんなのねぇよ!」とは言えず、 仕方なく消去法で秋を選んできた自分に突きささった。 町屋良平が好きすぎる。──尾崎世界観(クリープハイプ) 昨日7月18日、第159回芥川賞・直木賞受賞作が発表されました。芥川賞は高橋弘希さん「送り火」、直木賞は島本理生さん『ファーストラヴ
2018.07.19池澤夏樹
2014年11月より刊行をスタートした「池澤夏樹=個人編集 日本文学全集(全30巻)」。刊行開始から2年、第2期(24巻)を完結し、累計で38万部を突破しました。いよいよ始まる第3期を前に、読者からの要望も多かった電子書籍の配信を、3月3日より開始します。第1弾は、本全集で最も売れている池澤夏樹によ
2017.03.03島本理生
2016年9月7日(水)19:00〜河出書房新社130周年記念企画「池澤夏樹=個人編集 日本文学全集」連続講義作家と楽しむ古典第7回「春色梅児誉美」講師:島本理生 「春色梅児誉美(しゅんしょくうめごよみ)」とは、美男子・丹次郎とその婚約者・お長、芸者・米八の艶やかな
2016.08.25小池昌代
2016年7月28日(木)19:00〜河出書房新社130周年記念企画「池澤夏樹=個人編集 日本文学全集」連続講義作家と楽しむ古典第5回「百人一首」講師:小池昌代 2014年11月に刊行を開始した「池澤夏樹=個人編集 日本文学全集」(全30巻)。1月から第2期(12巻
2016.07.20島本理生
『平成マシンガンズ』三並夏河出文庫、2013年「1ページ目を開いた瞬間を、今もはっきり覚えている。痛々しくて懐かしい15歳の、一瞬の永遠がわずか数行に凝縮していた。」(島本理生)━━━━━━━━━━━━━━━※河出書房新社創業130周年を記念して、河出の本をコメント付きでご推薦いただきます。週2回(
2016.04.01小手鞠るい
『あられもない祈り』島本理生河出文庫、2013年「言葉では表現できないようなものを、ぎりぎりのところまで追い詰めて、言葉にしようとしているこの作家の「ぎりぎりの言葉」に、私はいつも圧倒され、打ちのめされている。」(小手鞠るい)『小川洋子の偏愛短篇箱』小川洋子編著河出文庫、2012年「いつ、どこで、何
2016.02.15本 は 身 体 で 楽 し も う自分の「足」で書店に向かい、「目」で書棚を眺める。「鼻」でインクの匂いをかぎ、「手」で本の重さや紙の手ざわりを感じる。めぐりあった本を喫茶店で珈琲とともに「味」わう。ときには「声」に出して読んでみる……。かつてはすぐ身近にあった「本」とのふれあいが、いつのまにか、当
2015.11.25【全集】「池澤夏樹=個人編集 日本文学全集」は、第11巻『好色一代男/雨月物語/通言総籬/春色梅児誉』(訳・島田雅彦 円城塔 いとうせいこう 島本理生)で第Ⅰ期完結(12巻)。第Ⅱ期が2016年1月よりスタートします。★作家古典新訳の刊行予定第Ⅱ期2016年1月 『竹取物語/伊勢物語/堤中納言物語/
2015.11.20