第59回文藝賞受賞記念対談 安堂ホセ×島本理生「本気の遊びに本音を乗せる」
安堂ホセ×島本理生
実際に生きてるってこと。盗用したポルノごっこじゃなくて――アフリカのどこかと日本のハーフで、昔モデルやってて、ゲイらしい。スポーツブランドのスタッフ専用ジムで整体師をするジャクソンについての噂。ある日、彼のTシャツから偶然QRコードが読み取られ、そこにはブラックミックスの男が裸で磔にされた姿が映され
2022.11.24「川上未映子」の検索結果 : 13件
安堂ホセ×島本理生
実際に生きてるってこと。盗用したポルノごっこじゃなくて――アフリカのどこかと日本のハーフで、昔モデルやってて、ゲイらしい。スポーツブランドのスタッフ専用ジムで整体師をするジャクソンについての噂。ある日、彼のTシャツから偶然QRコードが読み取られ、そこにはブラックミックスの男が裸で磔にされた姿が映され
2022.11.24阿部和重
十月二十五日、全十六作を収録した阿部和重の短編小説集『Ultimate Edition』が刊行された。初めて阿部和重を読む人に、阿部和重のこれからを読みたい人にうってつけの作品集。氏の作品を知り尽くすフィクショナガシン氏を聞き手に、この究極の一冊への扉として全収録作自作解説を十六日連続でお届けする。
2022.11.06花田菜々子
現役書店員、花田菜々子の7万部突破のベストセラー『出会い系サイトで70人と実際に会ってその人に合いそうな本をすすめまくった1年間のこと』(通称:であすす)がWOWOWにてオリジナルドラマ化!毎週金曜よる23:30〜放送、WOWOWオンデマンドで配信中 &
2021.05.29川上未映子
発売中の秋季号は発売4日での増刷が決定し、大幅リニューアル後、6号中3号が増刷した「文藝」。今号では夏季号の緊急特集「アジアの作家たちは新型コロナ禍にどう向き合うのか」に続き、「世界の作家は新型コロナ禍をどう捉えたか」と題し、コロナ禍の中で世界の作家が紡ぐ言葉を特集しました。その中から今回、イギリス
2020.07.22川上未映子 永井均
昨年、毎日出版文化賞(文学・芸術部門)を受賞し、この春に英訳が刊行され、The New York Timesをはじめ、The New Yorker、VOGUE といった主要メディアに書評やインタビューが掲載されるなど、海外でも大きな話題になっている川上未映子さんの『夏物語』(文藝春秋・刊)。この作品
2020.05.22本年も河出書房新社の本をお読みいただき誠にありがとうございました。普段は職業意識(?)と愛社精神(??)により自社刊行物普及に努める我々が、自らの楔を解き放ち心から語りたい本をオススメする恒例企画「本読み河出スタッフが選んだ今年の本(他社本もあるよ!)」2019年版を今年もお届けします。河出書房新社
2019.12.30山本貴光
1 評する者が評される文章を読み始める。書き手の言葉の調子と、読み手の意識の状態とは大きさと回転速度の違う二つの歯車のようだ。はじめはどこで接し合えばよいか分からず、それでも読み進めるうちにやがて眼や意識が文章に慣れて歯車がかみ合いぐんぐん先へ運ばれていくこともあれば、どこまで行ってもちぐはぐでガタ
2019.04.17山本貴光
初出=「文藝」2018年秋季号(第1回はこちら) 1 全体の傾向文芸時評はなにを対象とすればよいか。その境界線を自明視せず、考えながら探ってゆこう。前回、そのように述べた。ただし、いきなりあれもこれもと見るわけにはいかないので、まずはいわゆる五大文芸誌「群像」「新潮」「すばる」「文學界」
2018.08.01本年も河出書房新社の本をご愛顧いただき、誠にありがとうございました。本の会社の人は、やっぱりみんな本が好き。「今年どんな本読んだ?」と聞いてみたら、熱い感想がたくさん。みんないっぱい読んでいました。年の瀬に、自社・他社問わず、河出のスタッフが大いに感銘を受けた今年の本をご紹介いたします。来年も張り切
2017.12.30池澤夏樹
累計86万部を突破した“異例”の「文学全集」はどのように生まれたのか。『池澤夏樹、文学全集を編む』より、編者である池澤夏樹さんと全集編集長の鼎談を特別公開〜後篇〜。*前篇はこちらから 編集鼎談メイキング・オブ・文学全集 〜後篇〜池澤夏樹 × 木村由美子 (「世界文学全集」編
2017.10.27角田光代
インタビュー「最初は乗り気じゃなかったんです」〜角田光代、『源氏物語』を訳す聞き手:瀧井朝世(『池澤夏樹、文学全集を編む』収録)*書籍詳細は河出書房新社公式HPまで*『源氏物語』角田光代訳 特設ページ*池澤夏樹=個人編集 日本文学全集 特設サイト( 「若紫」冒頭の立ち読み、角田光代による「新訳につい
2017.09.14池澤夏樹
2014年11月より刊行をスタートした「池澤夏樹=個人編集 日本文学全集(全30巻)」。刊行開始から2年、第2期(24巻)を完結し、累計で38万部を突破しました。いよいよ始まる第3期を前に、読者からの要望も多かった電子書籍の配信を、3月3日より開始します。第1弾は、本全集で最も売れている池澤夏樹によ
2017.03.03小説のVoiceはどこまで届くか?―小説のVoice(文体・リズム)は海を越え、時を超えて 国、言語、文化の境界で失われるもの、失われないもの 【出演者】イーユン・リー / 川上未映子 / 小澤英実小説には、文体や形式では掬いることのできない「Voice」があると言う。その声は果
2016.02.04