「織田作之助」の検索結果 : 14件

【文藝×monogatary.com コラボ賞】受賞作決定、そして2024年秋に書籍化!大賞作品の有手窓「白山通り炎上の件」はYOASOBIによる楽曲&MV化を発表!!

選考委員長は作家の金原ひとみ氏。 【文藝×monogatary.com コラボ賞】イメージイラスト illustration:nina 株式会社河出書房新社は、文芸誌「文藝」創刊90周年を記念し、ソニー・ミュージックエンタテインメント(以下 SME)と共催の新人文学賞【文藝×mo

人生でこんな原稿は、誰からも、もう二度ともらえない。編集者が確信した、西加奈子 初のノンフィクション『くもをさがす』試し読み公開

西加奈子『くもをさがす』  蜘蛛の多い家だった。 木造の、古い家だ。一軒家を二つに割って隣家と共有するduplex(デュプレックス)は、こちらではよくある構造で、でも、我が家は変わっていた。5階建てなのだった。ベースメントと呼ばれる半地下(これも、カナダではよくある)に一つ目のベッドルーム

「作家は真実の言葉で嘘をつく」──小説家・金原ひとみが「私小説」をアップデートするまで

「文藝」2022年秋季号の特集「私小説」で責任編集をつとめた金原ひとみさんによる、本特集の「プロローグ」を公開いたします。「プロローグ」でありながら私小説的楽しみに満ちた文章をぜひお楽しみください。    「責任編集をやっていただけないでしょうか?」 

「作家は真実の言葉で嘘をつく」──小説家・金原ひとみが「私小説」をアップデートするまで

「文藝」2022年秋季号の特集「私小説」で責任編集をつとめた金原ひとみさんによる、本特集の「プロローグ」を公開いたします。「プロローグ」でありながら私小説的楽しみに満ちた文章をぜひお楽しみください。◎イベント開催決定!9/4(日)19時~@本屋B&B(オンライン配信)金原ひとみ×エリイ×尾崎

【今すぐ冒頭ためし読み!】「アメトーーク!」【読書芸人】(12/2放映)で紹介された河出の本はこれ!『おもろい以外いらんねん』『いつか深い穴に落ちるまで』『十二月の十日』『短くて恐ろしいフィルの時代』

 今夜12/2放映テレビ朝日「アメトーーク!」は、実に4年ぶりの「読書芸人」回でした。本好きにはたまらない祭りでしたね! みなさんも好きな本への同意のうなずきが止まらなかったり、興味がなかった本もプレゼンを聞いているうちに無意識に購入リストに入れてしまったりの1時間だったのではないでしょうか。 番組

文芸季評 山本貴光「文態百版」:2017年12月〜2018年2月(その1)

初出=「文藝」2018年秋季号1.なぜいま文芸時評か これからこの場をお借りして文芸時評を始める。「文藝」といえば一九三三年創刊の古い歴史をもつ文芸誌(編集主任=上林暁、改造社)。そのような場所で、もとより文芸の専門家ではない身としてはおこがましい限りだけれどそこはそれ。土地に不慣れな者の

源平合戦を題材にした波乱の人間ドラマ!人形浄瑠璃「義経千本桜」の魅力をいしいしんじが語るイベント開催!

2017年9月26日(火)19:00〜河出書房新社130周年記念企画「池澤夏樹=個人編集 日本文学全集」連続講義作家と楽しむ古典第17回「義経千本桜」講師:いしいしんじ  「義経千本桜」は1747年に初演された人形浄瑠璃。源平合戦を題材にした壮大な歴史ドラマが描かれています。20

いまも昔も人気の時代劇「忠臣蔵」のルーツ、「仮名手本忠臣蔵」の魅力を松井今朝子が語るイベント開催!

2017年7月5日(水)19:00〜河出書房新社130周年記念企画「池澤夏樹=個人編集 日本文学全集」連続講義作家と楽しむ古典第15回「仮名手本忠臣蔵」講師:松井今朝子  かつて国民的ドラマだった「忠臣蔵」。そのルーツが、1748年に初演された人形浄瑠璃「仮名手本忠臣蔵」です。2

天才翻訳家が遺した、『ユリシーズ航海記』(柳瀬尚紀)刊行記念 いしいしんじによるエッセイ公開

昨年7月、ジェイムズ・ジョイスやルイス・キャロルの翻訳で知られる英文学者で翻訳家の柳瀬尚紀さんが逝去されました。1993年、翻訳不可能と言われていた『フィネガンズ・ウェイク』を個人で初めて完訳して話題を集め、亡くなる直前まで、ジョイスの最高傑作『ユリシーズ』の完訳を目指して翻訳中でした。そんな天才翻

500人が受講した大人気講義!第14回は演劇ユニット・チェルフィッチュ主催・岡田利規が語る、現代劇にも通じる「能・狂言」の魅力

2017年6月13日(火)19:00〜河出書房新社130周年記念企画「池澤夏樹=個人編集 日本文学全集」連続講義作家と楽しむ古典第14回「能・狂言」講師:岡田利規   日本では室町時代に大成したと言われる「能」、そして室町時代の庶民が活躍する滑稽劇「狂言」。2014年1

五代ロスにこの一冊。五代友厚がいきいきとよみがえる傑作小説!

『五代友厚』織田作之助『五代友厚』【著】織田作之助【解説】岡崎武志 「生」を燃焼し尽くした人去年(二〇一五年)秋からNHKで放送開始した、朝の連ドラ「あさが来た」は、明治から大正期に活躍した女性実業家・広岡浅子をモデルにしている。原案の古川智映子『小説 土佐堀川──広岡浅子の生涯』を脚色し

西さん、女性器、モザイク、相俟って。泣きそうだにゃあ

『ふる』西加奈子『ふる』西加奈子 【評者】藤田貴大(マームとジプシー) 女性器について考え、想いを巡らせたときに、いつもぶち当たってしまう壁のようなものがあって、それはぼくが、男性だからかもしれないし、男性であるから、だから。女性器について、虚構性の高い、空想を。してしまうからか

道を照らす海のような小説──『港、モンテビデオ』いしいしんじ

『港、モンテビデオ』いしいしんじ『港、モンテビデオ』いしいしんじ[評者]石井千湖 ──記憶の海を言葉で航る──いしいしんじは『港、モンテビデオ』の舞台になっている三浦半島の三崎町にいたとき、ヴァージニア・ウルフの『燈台へ』を何度も繰り返し読んだという。本書は三崎と『燈台へ』に描かれたセント

「悪」と名指すもの/名指されるものたちすらも転倒する、 異形の小説。『悪声』いしいしんじ

『悪声』いしいしんじ著(文藝春秋)『悪声』いしいしんじ著【評者】水無田気流廃寺のコケに置かれていた「なにか」。赤ん坊のような姿だが、あきらかに人間とは異なる物を見、聴くことができる。いや、聴覚や視覚といった感覚の間の垣根が低く、混在した独自の感性を持っていると言ったほうがいいだろう。とりわけ特異なの

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