「5分シリーズ」刊行スタート記念!3日連続試し読み公開vol.3『5分後に涙のラスト』収録「不変のディザイア」★まるごと1話試し読み★

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「5分シリーズ」刊行スタート記念!3日連続試し読み公開vol.3『5分後に涙のラスト』収録「不変のディザイア」★まるごと1話試し読み★

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いよいよ刊行スタート!
エブリスタと河出書房新社が贈る短編小説シリーズ「5分シリーズ」(特設サイトはこちら)。
投稿作品累計200万作品、コンテスト応募総数20000作品以上から厳選された短編は、すぐ読める短さなのに、衝撃的に面白いものばかりです。

刊行スタートを記念して、3日連続で試し読みを公開します!
あなたも5分で衝撃を受けてください。

★vol.1 『5分後に戦慄のラスト』収録「隙間」試し読みはこちら
★vol.2 『5分後に驚愕のどんでん返し』収録「私は能力者」試し読みはこちら

 

5分後に涙のラスト』(5分シリーズ)より、まるごと1話試し読み!
「過去アプリ」で運命に逆らおうとする男を待ち受ける結末とはーー

 

* * * * *

「不変のディザイア」                 plamo

 

その摩訶(まか)不思議なアプリに従ってメールを送信すると、一年前の自分のスマホにちゃんとメッセージが届いた。オレは歓喜(かんき)に震えた。

最初は、何をバカなとオレも思っていた。しかし切羽詰(せっぱつ)まったオレに、神がくれた最後のチャンスと思って、いや、悪魔にもすがる気持ちで、そのアプリをダウンロードしたんだ。
「過去アプリ」というらしい。
使用法が書いてあった。

①アプリを起動させましょう。
②メッセージ作成画面が表示されたら、そこで送りたい文章を完成させましょう。
③後は送信ボタンを押すだけで、ピッタリ一年前のこのスマホにメールが届きます。

随分(ずいぶん)簡単だが、妙に説得力があった。
説明はさらに続いた。

④送信後の注意
メッセージが一年前の自分の元に届き、それを読んだ場合、現在の自分にも、後から記憶が追加されます。
また、過去にメッセージを送ると、内容次第で大なり小なり現在にも影響(えいきょう)が出る場合があります。注意してご使用下さい。

アプリを起動させるとすぐメッセージ作成画面になった。
チープなフォーマットに期待感も恐れもなかった。これじゃ試すヤツなどいないだろう。

『オレは一年後のお前だ。未来の話を教える』

なんてメッセージを作成すると、バカなことをしていると、少し気恥ずかしくなった。
画面をスクロールしていくと、送信アイコンがあったので、まあいいやとそのままタップ送信した。

暫(しばら)くすると、オレの記憶に、昔そんなことがあったという「事実」が付け加わった。
具体的に言うと、当時、まあ一年前なのだろう、変わった内容のメールを受け、それを読んだが、ただの迷惑メールだと思って、気にもとめなかった。
そのメールこそ紛(まぎ)れもない、たった今送った『未来からのメッセージ』なのだ。

オレには、変えたい過去がある。どうしてもやり直したい今があるのだ。
鬼気迫(ききせま)る眼差しが、スマホの画面に反射してオレを睨(にら)んでいた。
視線を少し、そこから外すと、床に倒れた女が目に入る。
その女は動かない。流れ出る血液で、べったりとカーペットを染め抜いて。

『三好遼子(みよしりょうこ)と結婚してはいけない。別れろ』

「過去アプリ」を通してメッセージを作成し一年前の自分に送信する。
「これでいい、これでいいんだ」
この「過去アプリ」を本物と認識すると、途端(とたん)にオレはその結果に対する、過度な期待と不安に落ち着かなくなった。忌々(いまいま)しい現実を払拭(ふっしょく)すべく、興奮を押し殺し、現状の変化を願った。だが変化はない。今も三好遼子は自分の妻のまま、そこで死んでいる。

それから、思い出した。遼子のことが書いてあった迷惑メールのことを。オレはそれを少し気味悪く思っただけで、メッセージなど信じるわけもなかった。それどころか、オレのアドレスと、遼子との関係を知っている知人の悪戯(いたずら)だろうかと、腹立たしく思ったんだ。
「当たり前だ、こんなメッセージを信じるヤツなどいるものか」
愚痴(ぐち)っぽく、つい声に出してしまった。
「まあ、そりゃそうだな、ハハッ」
オレは、自分の説得に失敗したオレを嘲笑(あざわら)った。

三好遼子は職場の同僚(どうりょう)で、同じプロジェクトチームになってから関わることが多くなった。
共通の目的だけではなく、価値観や人となりも分かってくると、彼女といる時、居心地の良さを覚えるようになった。次第に、オレの中で三好遼子の存在は、無視できないほど大きくなっていった。
程なくオレは彼女に告白して、それから付き合いが始まったのだ。

「訳の分からんメッセージをうのみにして、恋人と別れる人間なんていてたまるか」
と、誰にでもない、自分に言い聞かせるように、一人呟きながらオレはスマホを操作する。
ロトの当選番号のサイト。
一年前の自分が買える当たりナンバーを調べる。
あった。一千万円位の当選番号を教えて、未来からのメッセージだと信じさせる。まあ金は手切れ金として使ってくれとでも書こうか。
「さあ、過去のオレよ、驚き、そして信じるがいい。この未来からのメッセージを」
オレはまた簡潔な内容のメッセージを作成し、送信ボタンを押した。

また迷惑メールが来た記憶が湧いた。
あの時は、しつこい、ウザいと苛立(いらだ)ったが、しかしその内容は妙にリアルで不気味にも思ったっけな。
これも後付けの記憶なのだろうか。

高額当選金の番号を教えてから三日が経った。
オレにロト当選の記憶などなかった、失敗したのだろうか。
もう一度当たり番号を教えようかと思っていた矢先、突然、思い出したように記憶が現れた。

そ、そうだ、あの時は信じられなかったが、オレはあのメッセージの通りロトくじを買って千二百万円の当選金を手にしたのだった。
大掛(おおが)かりな噓かと思った、でもあのメールは、本当に未来からのメッセージなのだと信じざるを得なかった。巨額(きょがく)の銀行預金が、これは現実なのだ、と突きつけてきた。

「ハハハッやった、これで信じたろう」
過去のオレに対して、してやったりとオレは笑った。

その後、高額当選金を手にしたオレは未来からのメッセージに従った。その言葉を流石(さすが)に信じることにしたのだ。三好遼子との仲を清算するべく、その金を手切れ金に別れを迫った。
だが、三好遼子は承諾(しょうだく)しなかった、そんな金は要らないと言ったのだ。
正直驚いた。ただの恋仲の清算に一千万円を受け取らないだなんて信じられなかった。
彼女は、もし本当に別れたいなら、私が嫌いになったのなら、そう言ってくれれば黙って消えると、静かに泣きながら言った。オレは啞然(あぜん)とした。
阿(おもね)るように、高額な手切れ金まで用意して、突然別れてくれなどと言い出しても、訳が分からない、信じられない、承諾できないと。一千万円よりオレを選んだのだ。

懸念(けねん)はあった。遼子のオレに対する執着(しゅうちゃく)は強い。時折異常とも思える程一途だったが、オレは遼子を抱きしめた。遼子のオレへの愛を強く感じたのだ。金よりオレを選ぶ、何物にも代えられない愛情を。オレも遼子を愛した。ここまでオレを愛してくれる女性は他にいなかったから。
「何やってんだオレは」
オレは過去の自分に対して腹が立った。
そして後悔(こうかい)。あの時は情にほだされて別れることができなかった。むしろ愛が深まったと言える、しかし、泣かれても、嫌がられても、別れるべきだった。
「……どうするか、時間はもう、あまりない」
実に厄介(やっかい)だ。過去なんかすぐ変えられると思っていたのだが。スマホから視線を外し天井を見上げ思考を巡らす。
首を吊り自ら命を絶った遼子が揺れていた。

また一日経過した。
その後オレと遼子の仲はみるみる進展し、当選金は結婚資金と新居にあてることになった、今更沸々(ふつふつ)と現れる記憶にオレは焦りだした。
「早くしないと時間切れになる」
代わり映えのしない結末と過去のオレに苛立ちを覚え歯軋(はぎし)りをする。どうするか、どうすれば二人を別れさせることができるのか。仕方なくオレは、遼子と別れなければ不幸になる、オレを信じろ、と脅しともとれるメッセージを送った。

また一日経過してオレに記憶が現れた。
当時のオレは、未来からのメッセージを読んでそれを信じても、従うことはせず遼子と別れたりしなかった。
遼子を愛し、どんな不幸も二人一緒なら乗り越えていけると思ったのだ。
「それじゃダメなんだ……」
深く溜め息をつき、スマホを見つめる。憔悴(しょうすい)しきったオレの顔が映っていた。
傍(かたわら)らには蒼白(そうはく)な顔の遼子と、睡眠薬の空箱が多数。

仕方がない、オレは事実を伝えることにした。
心が痛かった。
あの宣告を、よもやオレが自分に言うことになるとは。不憫(ふびん)に思った。
『オレはもうじき死ぬ。病院に行き診察を受けろ』
これで全て分かるだろう。震える指で送信ボタンに触れた。

病室のベッドで横になり、胸の位置でスマホを見ながら回顧(かいこ)する。
オレはまるで物語を読むように、自分の記憶をまさぐる。
殺風景なこの部屋を訪れた者は誰もいない、遼子は一度も見舞いに来ることなく先に逝った。オレはただ死を待つためにこの病室にいる。

二日経った後、不意に思い出した。
そうだ、あの未来からのメッセージを読んだ時は、信じる以前に腹が立ったっけな。信じたくなかったんだ。でもだんだん怖くなり、いても立ってもいられなくなって病院に行ったんだ。
そして医者から末期癌(がん)の宣告を受けた時は本当に目の前が真っ暗になったな。
余命一年、これから遼子を幸せにすると決意した矢先、奈落(ならく)の底に落とされた気分だった。
これでは遼子を不幸にすることしかできない。
こんな未来のない男の巻き添えで人生を棒に振る必要はないんだ、遼子を思えばこそ身を引くべきだったのだ。
また思い出した。
事実を知ったオレは、少し自暴自棄(じぼうじき)になり、遼子にも辛く当たった。遼子と一緒にいるとオレが辛かったのだ。遼子を幸せにすることができない、ずっと傍(そば)にいてやることが叶わない、そんな些細(ささい)な幸せすら果たせないと、深刻に悩んだ。やがて塞ぎこむことも多くなり、自然と遼子とは疎遠(そえん)になっていった。

「これでいいんだ」
決して変わらない未来がある、どうしても変えたい現実がある、それはオレと遼子の死だ。彼女は何をやっても自殺してしまう。オレの病を受け入れられずに、無理心中を試みたり、耐えられず一人先に逝ったり。
今もまた思い出してしまった、深紅の湯船に沈んだ遼子の姿を。
遼子をオレの死の巻き添えにするくらいなら、己の運命を呪い、孤独に死んでゆくほうがまだましだ。遼子を愛しているならば、できる筈(はず)だ。
『遼子から離れて治療に専念しろ』
かすかな希望にすがり、また過去の自分にメッセージを送った。
ベッドから頭をもたげて窓の外を見ると、人が落ちてゆく幻影(げんえい)を見た。
激しく動揺する自分に言い聞かせる。
「ち、違う、遼子じゃない。遼子はもう死んだのだ」
変わらない最悪な結末を終わらせるのは、オレの死だけなのだろうか。
オレはもう嫌気が差してきた。何をやっても遼子の悲惨(ひさん)な死は覆(くつがえ)らないのだろうか。

三日が経過して、やっと新たな記憶が付け加わった。
長期休暇をとり、延命治療を受け始めた時だ。
遼子がオレの家を訪ねてきて、今からここで一緒に住むと言った。彼女は手荷物一つ持って実家から家出してきたのだ。
オレは正直嬉しかった。どれ程自分が寂しかったかその時に知った。自然に涙がこみ上げてきた。しかしその感情を押し殺し、帰れと遼子に怒鳴(どな)った。でも彼女は動じず、テコでもこの場所を動かない、と決意を目で訴えていた。
しつこく離別を求めるオレに遼子は何も言わず、ただ献身的(けんしんてき)に尽くしてくれた。彼女はオレの体のことを知っていたんだ。オレの態度の豹変(ひょうへん)を疑問に思い、自らオレの病気を調べ上げたのだ。
そして、にっこり笑ってこう言ったんだ。
「大丈夫、私も一緒に死にます」
「だ、ダメだ」
オレは慌てて「過去アプリ」でメッセージを作成した。
『遼子を受け入れるな。彼女が自殺してしまう』
対策もアドバイスもないまま、送信ボタンを押した。
オレの知っている、遼子の死に方はこうだった、半狂乱(きょうらん)になって外に飛び出しトラックに轢(ひ)かれて死んだ。
落胆(らくたん)してスマホを見つめた。

すぐに記憶が現れた。
未来からのメッセージを読んだオレは、事の重大さを感じた。もはや感情を押し殺すことができなくなり、遼子を説得する自信もないまま、オレは自身の体のことと、今までの経緯(けいい)を洗いざらい彼女に話して、そのあと、遼子を抱きしめたんだ。
「もうこれしか手がない」
一年前のオレは分かってくれると願いながら、オレはメッセージを書き綴(つづ)った。
送信ボタンを押し、改めてそれを見返すと、送り先が自分だと分かっていても、余りに悲惨な内容で、オレは自分を哀れんだ。
『誰にも知られず、ひっそりと死んでくれ』

しばらくして記憶が現れた。
運命を呪うわけでもなく、何かに当たり散らすこともなく、ただ、不変の愛が痛かった。
遼子が一人買い物に出かけた隙(すき)をついて、とっさにオレは家を飛び出した。
それが唯一の解決法だと理解したんだ。

オレはスマホを前に、もはやヤツに対して何も言葉をかけてやれない自分を呪った。
そしてまた一日が経った時、思い出したように記憶が現れた。
一年前のオレは着のみ着のまま家を飛び出すと、樹海(じゅかい)を目指して電車に乗った。ロングコートの中はパジャマだったし、所持金も少ない、髪の毛もボサボサで、やつれた顔をして、誰が見ても少しおかしいと思うはずだ。だが声をかける者など誰一人としていなかった、次第に乗客もまばらになり、電車を降りると、オレは本当に独りぼっちになった。
辛くて、悲しくて、そして怖かった。
世界で一番大切な女性の幸せは、オレと一緒に人生を歩むこと。
だけどオレにはそれができる、未来がない。
三好遼子はオレを愛している。オレが死んだら必ず後を追うだろう。不幸になると分かっている男に執着し続けるなんて、それ自体が不幸の極みだ。
断ち切らねばならない、不幸の原因は消えなくてはならない。そうだ、死の事実を隠し、遼子の前から消えるのだ。オレがしてやれることはもうこれだけなんだ。

オレは泣いた。涙が止まらなかった。
一年前のオレと今のオレの決断を、誰が許すと言ってくれるだろうか。
多分過去のオレが死んだ途端に、今のオレも消えてなくなるだろう。それは構わなかった。もう時間切れ、明日も生きていられるか分からないほどオレの病状は悪化している。でも遼子はどうなるのだろうか。今のオレには未来はおろか、過去すらもうなくなってしまった。
独りぼっちの病室のベッドで頭をもたげて窓の外を見ると、鮮(あざ)やかな青空を鳥が飛んでいた。
オレは溜め息をついた。
ガラス窓で隔(へだ)たった外界と病室とでは、あまりにも世界が違う。どちらかが幻想ならばまだ救いがあるのに。
哀れなオレよ。
オレには未来がない。誰も救いの手を差しのべてくれる者はいない。
だが、一年前の自分よ、お前にはまだオレがいる。
奇妙な感覚だった。オレは一年前のオレを、不思議なことに客観的に見ていた。別人のように感じてしまった。まるで、人助けをするような気持ちが込み上げて、救ってやりたくなってしまった。
そうだ、オレだけがお前を助けることができる。震える指で、ゆっくりとスマホを操作する。
多分これが最後の、未来からのメッセージになるだろう。
オレのほうが限界なのだ。もうその時が来てしまったようだ。

『お前にはまだ一年未来がある。あと少し生きろ。遼子と共に精一杯(せいいっぱい)生きろ』

もし何をやっても遼子の想いが変わらないのなら、逆らわずに、受け入れてやるほうが良いのかも知れない。そう思ったが、オレのほうがもう時間切れだ。
送信ボタンを押した瞬間、過去の映像が脳裏に現れた。

翌日自らの足で自宅に帰りつくと、遼子が待っていてくれた。一睡もしていないのだろう、泣き腫らした目をしていた。
自殺未遂と悟った遼子は、半狂乱に泣きながらオレを叱った。オレがいなくなったら、後を追うとも言った。
オレは遼子に、もう死ぬ気はないことを伝えて、一緒に精一杯生きると誓ったんだ。
未来を二人で。

オレは開き直って残りの人生を歩むことにした。残された時間は一緒だったが気が随分と楽になったように思う。

しばらく経って、遼子が言った。
嬉しそうに、自分のおなかにオレの手を当てて、赤ちゃんを授かったと。

オレは驚いた。それは大きな衝撃(しょうげき)だった。
最初は戸惑ったものの、遼子はとても喜んでいた。あんなに幸せそうな顔を見たのは初めてだったから、オレも、嬉しかった。

朦朧(もうろう)とする意識の中で、様々な記憶が溢れ出す。
どれも遼子との思い出だ。
近所のコンビニに行った。有名ラーメン屋に並んだ。北国に大雪を見に行った。桜の木の下で寝そべった。富士山を一周した。二人で、ゆく夏を惜しんだ。
幸せを感じた、今この瞬間も、オレは充分幸せな人生を送れた。

そしてオレの妻、遼子は今、分娩(ぶんべん)室にいる。

願わくは、息子の顔を一目見たかったが、残念ながらそれは叶いそうにない。
現実は変わった、遼子もオレも幸せに過ごせた、だが未来は分からない。それは当たり前のことなのだが。
心残りは、やはりある。

最期の時が来た。
とてつもなく眠くなってきて、どうしても抗(あらが)うことができずに目を閉じかけたその時、メールの着信を知らせるメロディがスマホから鳴り出した。
最後の力を振り絞り、オレはメールを確認した。
驚いた。
それは一年後のオレからの『未来からのメッセージ』だった。

オレは夢でも見ているのだろうか、いや、死ぬ寸前の奇跡か妄想か、どちらでも構わなかった。

メールには画像が添付してあった。幸せそうに微笑む女性、紛れもなく遼子だった。その腕には男の子を抱いて。

嬉しかった。この子が未来を作ってくれたんだ。

『私は大丈夫、幸せです』

それを読んで、オレは、静かに目を閉じた。

 

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ーー3日連続試し読み公開!ーー
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「エブリスタ」は、国内最大級の小説投稿サイト。『王様ゲーム』『櫻子さんの足下には死体が埋まっている』など、書籍化に留まらず、コミックやゲーム、実写映画やTVアニメに展開される作品を次々生み出している。

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