創業130周年記念

私が薦める河出の本【長野まゆみさん】

『須賀敦子全集 第1巻』須賀敦子河出文庫、2006年「スカッパ・ナポリを評して〈人間とそのあらゆる営みが四六時中、あらゆる種類の不協和音を奏でながら同時進行をつづけている〉。敦子さんの簡潔で正確な観察眼の魅力満載。」(長野まゆみ)『隠された神々』吉野裕子河出文庫、2014年「名著『蛇』が入手しにくい

私が薦める河出の本【津村記久子さん】

『秘密結社の手帖』澁澤龍彦河出文庫、1984年「『秘密結社の手帖』は高一の頃に購入して、それから20年以上の付き合いです。何度読んでも新鮮で、特にフランスの「四季の会」の記述はいつまでも読んでいたいと思える、底光りするような美しさに満ちています。」(津村記久子)━━━━━━━━━━━━━━━※河出書

私が薦める河出の本【坂口恭平さん】

『オン・ザ・ロード』ジャック・ケルアック 青山南訳河出文庫、2010年「1997年、上京してすぐ、全く本が読めない僕は池袋東武デパートの書店でこの本を買って読んだ。今も手元にある。本に関心がない人間も手に取ったのだからケルアックはやっぱりすごいなあ。」(坂口恭平)『ランサローテ島』ジミシェル・ウエル

私が薦める河出の本【内田樹さん】

池澤夏樹=個人編集 日本文学全集『日本霊異記/今昔物語/宇治拾遺物語/発心集』福永武彦/町田康/伊藤比呂美訳2015年「とにかく町田康訳の「宇治捨遺物語」の「そこまでやってよいのか」的な突き抜け方と言葉の豊かさに圧倒されました。」(内田樹)『服従』ミシェル・ウエルベック 大塚桃訳、佐藤優解説2015

私が薦める河出の本【伊藤比呂美さん】

古井由吉自撰作品 六『仮往生伝試文』古井由吉2012年「菊地信義さんの講演会に行って『仮往生伝試文』にまつわる話を聞いた。すごく読みたくなって、最初の装幀の1989年の再版本を古本で買った。それ以来、古井さんラブ‼」(伊藤比呂美)『涙のしずくに洗われて咲きいづるもの』若松英輔『君の悲しみが美しいから

私が薦める河出の本【原武史さん】

『時刻表2万キロ』宮脇俊三河出文庫、1980年「高校1年のときに出会った本。これほど夢中になって読んだ少年期の本も珍しい。国鉄のローカル線が残っていた時代の証言としても貴重である。」(原武史)『邪宗門(上下)』高橋和巳河出文庫、2014年「単行本がなかなか手に入らず、下巻は日比谷図書館で読んだ。

私が薦める河出の本【宮沢章夫さん】

『枯木灘』中上健次河出文庫、2015年「初めて中上健次の小説に触れたのは『十九歳の地図』で、思い入れは強かったが、あるとき中上健次が発見した「路地」の物語の鮮やかさはなかった。世界はまだ、ギリシア悲劇の血の物語によって支配されているのを教えられる。その衝撃はなかった。」(宮沢章夫)『服従』ミシェル・

私が薦める河出の本【金原瑞人さん】

『カフカの「城」他三篇』森泉岳土2015年「Graphic Canonという古今東西の名作180篇をコミックやイラストで描いた本を訳しているところだけど、森泉岳士の翻案はこの中にあってもまったく違和感がないと思う。」(金原瑞人)『アライバル』など  ショーン・タン2011年「10年以上、あちこちの出

私が薦める河出の本【佐々木暁さん】

「文藝」「ことばの中でなら、文芸誌の無い世界がつくれる。光も音楽も届かなければ、ことばがいらない。かなしいことのすべては、だから、ことばの中でやればいいのです。世界よ、あしからず!」(佐々木暁)━━━━━━━━━━━━━━━※河出書房新社創業130周年を記念して、河出の本をコメント付きでご推薦いただ

私が薦める河出の本【中島京子さん】

『愛人 ラマン』マルグリット・デュラス  清水徹訳河出文庫、1992年「ものすごく印象的な表紙とともに、作者の名前と、河出書房という版元の名前をいっしょに覚えた一冊。昨年、機会があって再読し、いろいろ発見があっておもしろかった。」(中島京子)『見えない都市』イタロ・カルヴィーノ 米川良夫訳河出文庫、

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