「没後10年 石井桃子展 ―本を読むよろこび―」開催中──石井桃子『プーと私』解説公開中
梨木香歩
『プーと私』石井桃子文庫解説公開中****************「深く関わっていける」資質梨木香歩[著]本書は石井桃子の独白とも言えるエッセイ群を編んだものだが、読後改めて、「クマのプーさん」と「ピーター・ラビットの絵本」が、彼女にとって特別の作品であったことを、ひしひしと感じている。「プーさん」
2018.08.20文庫
梨木香歩
『プーと私』石井桃子文庫解説公開中****************「深く関わっていける」資質梨木香歩[著]本書は石井桃子の独白とも言えるエッセイ群を編んだものだが、読後改めて、「クマのプーさん」と「ピーター・ラビットの絵本」が、彼女にとって特別の作品であったことを、ひしひしと感じている。「プーさん」
2018.08.20東直子
『みがけば光る』石井桃子文庫解説公開中****************ことばを「みがく」 東直子[著]子どものときに読んだ本の記憶は、詳細は忘れてしまっていたとしても、私たちの心のいちばん深いところで、その礎を支える大事な要素となっている気がする。『クマのプーさん』や『ちいさなうさこちゃん』のやさし
2018.08.15本日6月19日は、太宰治が6月13日に玉川上水に身を投げ、その遺骸が発見された日。奇しくもその日が太宰治の誕生日でもあったことから太宰を偲ぶ日となり、「桜桃忌」と呼ばれるようになりました。没後70周年にあたる今年に至ってもファンは増え続けており、お墓がある三鷹の禅林寺には毎年全国から多くのファンが集
2018.06.19田邊園子
坂本龍一の父・一亀は「文藝」の編集長を務め、三島由紀夫や高橋和巳を世に送り出した伝説の編集者でした。本書は坂本編集長による「文藝」復刊時に河出書房新社に入社した文藝スタッフ・田邉園子氏が、なんと子息である坂本龍一氏に直接、「父が生きているうちに父のことを書いて本にしてほしい」と依頼を受け記された一冊
2018.04.23石井桃子
『家と庭と犬とねこ』石井桃子季節のうつろい、子ども時代の思い出、牧場の暮らし…日々のできごとを活き活きと綴る初の生活随筆集、待望の文庫化。石井桃子の随筆集、4ヶ月連続文庫化を記念して、文庫版のみ収録の小林聡美さんによる解説を特別公開します。===============解説 石井桃子さんのまなざし小
2018.02.09「干刈あがたさんとか、どうよ?」と言われたのは、数年前の昼下がり。ある書店員さんと売上が上がらない河出文庫をどうすれば良いか話している最中でした。「河出文庫は良いものを出しているが、書店側からするとニッチ過ぎて売りにくい。もっと幅広く読まれる本を出さないと売上はあがらないよ」これまでも様々な書店員さ
2017.12.27松田青子
『スタッキング可能』松田青子どうかなあ、こういう戦い方は地味かなあ――各メディアで話題沸騰!「キノベス!二〇一四年第三位」他、各賞の候補作にもなった、著者初の小説集。第2小説集『英子の森』文庫化を記念して、文庫収録の穂村弘さんによる解説を特別公開します。===============解説 今という戦
2017.12.18英エリート校の入試で行われている超絶な思考実験の問題から難問奇問を選りすぐり、ユーモアあふれる解答例をつけたユニークな1冊『オックスフォード&ケンブリッジ大学 世界一「考えさせられる」入試問題』が今売れています。『オックスフォード&ケンブリッジ大学 世界一「考えさせられる」入試問題』本書の前文を公開
2017.12.18英エリート校の入試で行われている超絶な思考実験の問題から難問奇問を選りすぐり、ユーモアあふれる解答例をつけたユニークな1冊『オックスフォード&ケンブリッジ大学 世界一「考えさせられる」入試問題』が今売れています。『オックスフォード&ケンブリッジ大学 世界一「考えさせられる」入試問題』本書に収録の難問
2017.12.15「ダーク・ジェントリー」シリーズがドラマ化されるというニュースが飛び込んできたのは、2016年の年明け頃でした。これは……さあ、この期を逃さず邦訳を出すんだそこのジャパニーズ、と天国のダグラス・アダムスが言っているに違いない。 遡ること10年前——— 天才ダグラス・アダムスの大傑作SFコメ
2017.12.05