「数年前まではこの日本でも、民間ではまだ差別反対の声のほうが大きかったんだよね。だけど──」李龍徳『あなたが私を竹槍で突き殺す前に』【無料公開】第2回
李龍徳
「排外主義者たちの夢は叶った」という衝撃的な書き出し。 神島眞平なる人物が率いる極右政党が野党第一党に躍り出、“嫌韓“女性総理大臣が誕生した近未来を5年以上前に描き、大変な話題になった作品。 それが、第42回野間文芸新人賞を受賞した『あなたが私を竹槍で突き殺す前に』です。 本書の連載が「文藝」で開始
2025.11.13ためし読み
李龍徳
「排外主義者たちの夢は叶った」という衝撃的な書き出し。 神島眞平なる人物が率いる極右政党が野党第一党に躍り出、“嫌韓“女性総理大臣が誕生した近未来を5年以上前に描き、大変な話題になった作品。 それが、第42回野間文芸新人賞を受賞した『あなたが私を竹槍で突き殺す前に』です。 本書の連載が「文藝」で開始
2025.11.13
李龍徳
「排外主義者たちの夢は叶った」という衝撃的な書き出し。 神島眞平なる人物が率いる極右政党が野党第一党に躍り出、“嫌韓“女性総理大臣が誕生した近未来を5年以上前に描き、大変な話題になった作品。 それが、第42回野間文芸新人賞を受賞した『あなたが私を竹槍で突き殺す前に』です。 本書の連載が「
2025.11.11
山田詠美
1985年に『ベッドタイムアイズ』で文藝賞を受賞、衝撃的なデビューを果たした山田詠美。作家生活40年となる今年、満を持して長編小説『三頭の蝶の道』が発表されました。その刊行を記念して、冒頭17ページを、特別無料公開します!三人の女性作家の、創作をめぐる情熱と愛憎を描く長編小説。ぜひお楽しみください。
2025.11.10
『国境って何だろう? 14歳からの「移民」「難民」入門』内藤正典 amazonで買う楽天ブックスで買う 私たちは日々、気づかぬうちに「こちら」と「あちら」を分けながら生きています。国境、文化、言葉、価値観……境界線は、世界の遠くにも、わたしたちの足元にもあります。地
2025.10.30
石川智健
『エレガンス』は、実在した警視庁の写真室所属巡査と〝吉川線〟(他殺で絞殺・扼殺された被害者の首に現れる、抵抗によって生じたひっかき傷のこと)を考案した鑑識第一人者が活躍する傑作ミステリーです。第八回細谷賞受賞を記念して、緊迫感みなぎる「序章」の試し読みを公開します。 ==↓ためし読みは
2025.10.02
雨宮処凛
日本に暮らす100人に3人が外国人のいま、基本的な問いに答えながら、今後の共生を考える10代から大人まで学べる入門書『難民・移民のわたしたち――これからの「共生」ガイド』(雨宮処凛著)。 日本に暮らす外国人の数は増え続けていくと予想されており、2070年には10.8%、10人に1人が外国人
2025.10.02
瀬戸夏子
歌人・批評家の瀬戸夏子さんの新刊『クリスマス・イヴの聖徳太子』を9月18日に刊行しました。刊行を記念して、本書収録エッセイ「我々は既にエミリー・ディキンソンではない」を全文公開いたします。 このエッセイは、アメリカの詩人エミリー・ディキンソンをめぐり、著者自身が「無名で幸福なワナビ」であった二十代を
2025.09.29
ベンジャミン・ウォレス
9月29日(月)発売の河出書房新社新刊『サトシ・ナカモトはだれだ?』より、第1章「彼よ」の全文をお届けします。 ブロックチェーンを世に放ち、ビットコインを生み出した謎の天才「サトシ・ナカモト」。“彼”は、なぜ決して人前に姿を現さないのか?ビットコイン誕生の裏に潜む、ある“思想”とは?そして、サトシ・
2025.09.29
田丸 雅智
日本の四季をさまざまな角度から楽しめる、彩り豊かなショートショート24編が収録された珠玉の短編集『24のひらめき!と僕らの季節』。ようやく秋めいてきた今の季節に、ぜひお楽しみいただきたく、夏から秋への区切りの節気「秋分」の物語である「魚鍛冶」を全文公開します。 ==
2025.09.26
桃実 るは (ももみ るは)
『やさしい雪が降りますように』は、少女小説の分野で新しい世界観を提示した氷室冴子氏の功績を讃え、創設された「氷室冴子青春文学賞」の第5回準大賞受賞作です。 主人公は高校2年生の少女・森川六花(もりかわ・りっか)。ふざけがちな母、穏やかな父、「お姫様」のお姉ちゃんなど、ユーモアあふれる家族との生活に潜
2025.09.17