単行本 - 日本文学

「10代の『リアルな読みたい』がここにある」――エブリスタ×河出書房新社の「5分シリーズ」にこめた想い

10代がリアルに読みたい小説を刊行したい。

それがすべての始まりでした。

もちろんプロの作家さんに依頼して、高いクオリティの作品も刊行していきたいと思います。でも自分が10代前半だったころ、書店に並んでいる書籍にどこまで心を奪われたか。親や先生から薦められる本にどこまで興味をもったか。大人に言われることより、友達同士の「あれ面白かったよ」というおしゃべりのほうが、断然興味をそそられたように思います。考えれば当然かもしれません。話している相手は同じ学校、同じ教室、同じ友達の、感覚の近い人たちなのですから。

もしかしたら書く側も同じことが言えるのかもしれない。読み手に近い感性で、アイデアを一気に書き上げた作品のほうが、読者が「リアル」に読みたいものになるのでは?

でもこれまでの出版スタイルでは、なかなかそんな書籍の刊行はできませんでした。

 

そんな中、そのジレンマを見事に解決しているエブリスタさんと出会いました。

国内最大級の小説投稿サイトとして、エブリスタさんにはこれまで200万点以上の作品が投稿されていますが、投稿しているのは読み手となんら変わらない「素人」たちです。

「素人」というとネガティブに取る方もいるかもしれませんが、このシリーズをスタートするにあたり、私たちにそんな心配は微塵もありませんでした。膨大な投稿数の中から選び抜いた作品は、誰が読んでも素晴らしいと感じる、クオリティの高いものばかりだったからです。

しかも、ただ単に「面白い」だけでなく、読者に限りなく近い「書き手」たちが、感性のおもむくままにまとめた作品は、今の雰囲気をギュッと閉じ込めた瑞々しいものばかりでした。

 

シリーズスタートに当たり、私たちは「10代の『リアルな読みたい』がここにある」というフレーズのもと、10代に向けたプロモーションを図ってきました。

書店店頭でのポスター、ポップ、特設HPなどは書籍デザインをお願いしたデザイナーチームに依頼し、ヴィジュアルでうったえるように努めました。このときも、長く10代向けにサービスをしているエブリスタさんの感性に助けられました。

おかげで当初の目的どおり、10代の心に直接響く、素敵な作品になったと思います。

スタートしたばかりの、エブリスタ×河出書房新社の「5分シリーズ」にぜひご期待ください。(担当編集N)

media-20170424 (1)書店店頭展開イメージはこんな感じです。

 

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