今回も予言の書? 『帰ってきたヒトラー』著者6年ぶり新作! 難民キャンプ15万人がアフリカ→ドイツ1万キロを徒歩踏破!『空腹ねずみと満腹ねずみ』訳者あとがき
森内薫
本書『空腹ねずみと満腹ねずみ(原題:Die Hungrigen und die Satten)』は、『帰ってきたヒトラー(原題:Er ist wieder da)』の著者ティムール・ヴェルメシュの二作目の小説である。 ドイツで二〇一二年に発表された『帰ってきたヒトラー』は、終戦直前に自殺したはず
2020.05.20外国文学
森内薫
本書『空腹ねずみと満腹ねずみ(原題:Die Hungrigen und die Satten)』は、『帰ってきたヒトラー(原題:Er ist wieder da)』の著者ティムール・ヴェルメシュの二作目の小説である。 ドイツで二〇一二年に発表された『帰ってきたヒトラー』は、終戦直前に自殺したはず
2020.05.20温又柔
4月7日に発売された「文藝」夏季号での緊急特集「アジアの作家たちは新型コロナ禍にどう向き合うのか」。発売前の公開が話題となった、閻連科さん「厄災に向き合って――文学の無力、頼りなさとやるせなさ」に続き、中国の陸秋槎さん、韓国のイ・ランさん、台湾の呉明益さん、タイのウティット・ヘーマムーンさん、日本の
2020.05.04ウティット・ヘーマムーン=著 福冨渉=訳
4月7日に発売された「文藝」夏季号での緊急特集「アジアの作家たちは新型コロナ禍にどう向き合うのか」。発売前の公開が話題となった、閻連科さん「厄災に向き合って――文学の無力、頼りなさとやるせなさ」に続き、中国の陸秋槎さん、韓国のイ・ランさん、台湾の呉明益さん、タイのウティット・ヘーマムーンさん、日本の
2020.05.03イ・ラン=著 斎藤真理子=訳
4月7日に発売された「文藝」夏季号での緊急特集「アジアの作家たちは新型コロナ禍にどう向き合うのか」。発売前の公開が話題となった、閻連科さん「厄災に向き合って――文学の無力、頼りなさとやるせなさ」に続き、中国の陸秋槎さん、韓国のイ・ランさん、台湾の呉明益さん、タイのウティット・ヘーマムーンさん、日本の
2020.05.01閻連科=著 谷川毅=訳
「文藝」夏季号では、「アジアの作家たちは新型コロナ禍にどう向き合うのか」と題した緊急特集を掲載。中国・韓国・台湾・タイ・日本、といった東アジアの作家6人が寄稿しました。その中で発表された中国の作家・閻連科によるエッセイ「厄災に向き合って 文学の無力、頼りなさとやるせなさ」を、緊急全文公開します。新型
2020.03.30斎藤真理子
未来から見られている斎藤真理子 雑誌は生きものとよく言われるが、その通りだった。二〇一九年七月に発売された『文藝』秋季号(特集「韓国・フェミニズム・日本」)が異例の増刷となり、とうとう創刊以来八六年ぶりの三刷が決まったとき、私も驚いたが編集部も驚いていた。生きものなのでその勢いを予測する
2020.01.10評者・吉田雅史
この6月に原作小説刊行・また東京芸術劇場で上演され好評を博した『プラータナー:憑依のポートレート』。このたび、AWRDコラボレーション企画ではこの作品がどのような点で「“私たちの物語”であるか?」あるいは「ありえないか?」という問いについて、批評的に応答する劇評・書評の募集が行われました。 結果、
2019.11.26評者・樋口恭介
『セロトニン』は、〈黄色いベスト運動〉を予言した物語として話題になった。左右を問わず絶賛をもって迎えられ、初版の在庫がたちまち尽きた。〈黄色いベスト運動〉は、今なお国境を超えて拡大を続けている。 ウエルベックは予言的な作家として知られる。多くの人は虚構と事実の類似の関係をして予言と呼ぶが、しかしなが
2019.11.12福永信
世界40カ国以上で愛読される人気の超短編作家エトガル・ケレットの最新刊『銀河の果ての落とし穴』が発売!妻子に逃げられ、サーカス団の人間大砲になってブッ放される男の話からはじまり、人類の進化と人間の一生が重なる不思議な余韻の超短編(たった2ページ!)で終わる……奇想とどんでん返し、笑いと悲劇が紙一重の
2019.10.08恋人や趣味までアルゴリズムで決定される究極の格付社会で、「役立たず」階級認定された主人公が欠陥ロボットを従えて権力に立ち向かうドイツ発の大ベストセラー『クオリティランド』邦訳版が8月末、日本で刊行されました。発売を記念して、本作の魅力がぎゅっと凝縮された訳者あとがきを公開します。訳者は『帰ってきたヒ
2019.08.29