河出新書

【特別公開】自己嫌悪につながる悩み、迷い、つらさ、こころの不具合をどう考えればよいか:ベテラン精神科医の処方箋――春日武彦著『こころの違和感 診察室――しっくりこない自分と折り合いをつける方法』(河出新書)「はじめに」

おどおどしてしまう、誤解されがち、嫉妬深い、ぶれる……ままならない自分のこころとうまくやっていくには? 臨床経験豊富な精神科医が丁寧に考察してアドバイスを贈る、春日武彦著『こころの違和感 診察室――しっくりこない自分と折り合いをつける方法』(河出新書)が発売されました。こんなはずじゃなかったのに!と

ほんとうに社会のことが知りたいなら、小説を読むべきなのである ──高橋源一郎 斎藤美奈子『この30年の小説、ぜんぶ』(河出新書)「はじめに」

高橋源一郎さんと斎藤美奈子さんの初の対談集『この30年の小説、ぜんぶ』(河出新書)が発売になりました!本書では、雑誌「SIGHT」にて毎年行われていた大好評の年末企画「ブック・オブ・ザ・イヤー」を中心に、新規収録分も掲載しております。たくさんの読みたい本が見つかる最高の読書案内ともいえるでしょう。ち

【試し読み】通貨や銀行が信じられていない国に47歳で赴任し、たった一人で動いて中小企業向けの信用保証制度をつくり、さらには現地銀行のCOOにもなった日本人銀行員の3105日(泉賢一『ミャンマー金融道』はじめに 公開)

 本書は、二〇一三年に突然ミャンマーでのプロジェクトを任されることになった、元銀行員の八年間の活動を綴った物語だ。その男は、やがてミャンマーの地場銀行でCOO(Chief Operating Officer)を務めることになる。 ご承知のように、ミャンマーは二〇二一年現在、国軍のクーデターによって混

【特別公開】2021年夏、何が破綻したのか【吉見俊哉編著『検証 コロナと五輪』(河出新書)刊行によせて】東京五輪とはいったい何だったのか?

■戦後日本の「お祭りドクトリン」1964、1972、1988、1998、2008、2016、2020(2021)、2030。この数列が何を意味しているかお分かりだろうか? これは、戦後日本がオリンピックをやろうとしてきた、ないしはやろうとしている年である。1964年はもちろん東京五輪、72年は札幌冬

【特別公開】若草物語、赤毛のアン、あしながおじさん……名作少女小説を現代的な視点から読み直す──斎藤美奈子著『挑発する少女小説』(河出新書)「はじめに」

『小公女』『若草物語』『ハイジ』『赤毛のアン』『あしながおじさん』『大草原の小さな家』……大人になって読む少女小説は、新たな発見に満ちている。懐かしいあの名作には、いったい何が書かれていたのか? 翻訳少女小説の名作の数々を現代的な視点から読み直す、斎藤美奈子さんの新著『挑発する少女小説』(河出新書)

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