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今アンジェラ・デイヴィスを知るべき理由――訳者まえがき

『アンジェラ・デイヴィスの教え――自由とはたゆみなき闘い』アンジェラ・デイヴィス著 浅沼優子訳46判/本体3,300円(税別)/256ページ 黒人として、女性として、つねに時代の困難に向き合ってきた思想家=活動家、アンジェラ・デイヴィス。レイシズム、フェミニズム、インターセクショナリティ、アボリショ

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少数派の人々が屈服せず、真実を諦めなければ、世界は彼らの足元で大きく動く――シャネル・ミラー『私の名前を知って』訳者あとがき

『私の名前を知って』シャネル・ミラー著 押野素子訳46変形 本体2,600円(税別) 472ページ  「被害者」には名前がある。彼女の言葉を吸収したら、きっと想像できるはず。私たちはここにいる。――伊藤詩織(ジャーナリスト)  ◆全米批評家協会賞〔自伝部門〕受

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文藝賞同期、ふたりとも芥川賞作家に! 文藝賞受賞して、その後どうよ? 宇佐見りん/遠野遥対談

文藝賞受賞して、その後どうよ?宇佐見りん/遠野遥対談  デビューからの一年間遠 野 お互いにデビューして一年が経ちましたが、なにか変化はありましたか?宇佐見 一番大きな変化は、書いているときに「これは小説か否か」と不安に思うことが少なくなったことです。デビュー前は、「これは小説と

岸政彦・柴崎友香の初共著エッセイ『大阪』より「おわりに」を特別公開

 「文藝」連載時より反響を読んだ、岸政彦さんと柴崎友香さんによる初共著エッセイ『大阪』。大学生のときに大阪に住みはじめて現在に至る岸さんと、20代後半で生まれ育った大阪を出て東京に住み始めた柴崎さん。おふたりの「大阪」への交差する視点は、世間一般で言われがちな「コテコテ」「たこ焼き」「アク

岸政彦・柴崎友香の初共著エッセイ『大阪』より「はじめに」を特別公開

 「文藝」連載時より反響を読んだ、岸政彦さんと柴崎友香さんによる初共著エッセイ『大阪』。大学生のときに大阪に住みはじめて現在に至る岸さんと、20代後半で生まれ育った大阪を出て東京に住み始めた柴崎さん。おふたりの「大阪」への交差する視点は、世間一般で言われがちな「コテコテ」「たこ焼き」「アク

『灰の劇場』特別書評 武田砂鉄│日常と絶望は近い 

2021年2月15日、恩田陸さんの最新小説『灰の劇場』とKAWADEムック『文藝別冊 恩田陸 白の劇場』を同時刊行いたします。並べてみるとまるで双子のようなこの2冊は、合わせて読んでも飾っても楽しめる作品となっております。嫌でも人の「死」を意識せざるを得ない日々。しかし、私たちが視界に入れないように

『灰の劇場』特別書評 小島慶子│想像の中では誰もが等しく肉体を持たない生者である

2021年2月15日、恩田陸さんの最新小説『灰の劇場』とKAWADEムック『文藝別冊 恩田陸 白の劇場』を同時刊行いたします。並べてみるとまるで双子のようなこの2冊は、合わせて読んでも飾っても楽しめる作品となっております。誰かの死が、毎日のように「数字」となって報道される今日。昨今のパンデミックによ

特別対談「桐野夏生×恩田陸 三面記事から物語がはじまる」──「文藝別冊 恩田陸 白の劇場」より一部公開!

この度刊行した恩田陸最新長編『灰の劇場』と同時発売のKAWADEムック「文藝別冊 恩田陸 白の劇場」から、人気作家二人の特別対談「桐野夏生×恩田陸 三面記事から物語がはじまる」を一部転載します。良いタイトルとは何か、「物語」はどのようなきっかけで作り始められるのか、お二人の小説執筆の裏側を垣間見るこ

宇佐見りん『推し、燃ゆ』論 成熟と喪失、あるいは背骨と綿棒について

 宇佐見りん『推し、燃ゆ』論成熟と喪失、あるいは背骨と綿棒について水上文  かつて中島梓は『コミュニケーション不全症候群』の中でオタクに向けて言っていた。 ネバーランドから出るべきだと。私たちはピーターパンではないのだと。 もちろん、私たちはピーターパンではない。 そんなことは知っている。

推しがいるということ 宇佐見りん『推し、燃ゆ』について

 推しがいるということ宇佐見りん『推し、燃ゆ』について山本貴光 「推しが燃えた。ファンを殴ったらしい。」 SNSを日常的に使っている人なら、この二文だけで、すでにさまざまな思いや記憶が脳裡を去来するに違いない。なんならしばらく、この先を読まずに想像で楽しめるかもしれない。これは、

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