時価数十億のストラディヴァリウスが消えた!? 『最後のトリック』著者が描く華麗な音楽ミステリ、試し読み公開!
深水 黎一郎
熱狂。奇想。前代未聞。超満員の音楽ホールが巨大な密室になる――『ストラディヴァリウスを上手に盗む方法』深水黎一郎時価十数億の伝説の名器が、若き女性ヴァイオリニストの凱旋コンサート会場から消えた! 巨大な密室と化した超満員の音楽ホール。犯人の驚くべき手口とは?「読 者 全 員 が 犯 人」
2017.06.09日本文学
深水 黎一郎
熱狂。奇想。前代未聞。超満員の音楽ホールが巨大な密室になる――『ストラディヴァリウスを上手に盗む方法』深水黎一郎時価十数億の伝説の名器が、若き女性ヴァイオリニストの凱旋コンサート会場から消えた! 巨大な密室と化した超満員の音楽ホール。犯人の驚くべき手口とは?「読 者 全 員 が 犯 人」
2017.06.09香日ゆら
祝生誕150年!漱石大好きマンガ家・香日ゆらが好き勝手に送る決定版漱石ガイドが発売となりました。生涯や作品、東京の漱石ゆかりの地、全国の記念館、漱石をめぐる人々、初版本装幀など、豊富なイラストやマンガで紹介!(香日先生が語る本書の魅力・・・こちらから読めます)本書から一部公開します!*
2017.06.08香日ゆら
今年は文豪・夏目漱石生誕150年。各地で展示が開かれたり、漱石アンドロイドが講演したり、新宿に記念館が開館予定だったり、全国で盛り上がっています。このたび、漱石を愛してやまない漫画家・香日ゆら先生による『夏目漱石解体全書』が刊行となりました。漱石の人生や作品、記念館、ゆかりの人々などを、豊富なイラス
2017.06.08[レビュアー]中島京子
『どんぶらこ』いとうせいこう 著大高齢者時代に生まれた凄絶なフォークロア[レビュアー]中島京子日本の総人口における80歳以上の老人の数は、2015年に1000万人を突破した。このうち、要介護者の割合は、80~84歳で3割、85歳以上だと6割を超える。介護はいまや、誰もが直面する課題だ。小説では、二つ
2017.06.07岡田利規
2017年6月13日(火)19:00〜河出書房新社130周年記念企画「池澤夏樹=個人編集 日本文学全集」連続講義作家と楽しむ古典第14回「能・狂言」講師:岡田利規 日本では室町時代に大成したと言われる「能」、そして室町時代の庶民が活躍する滑稽劇「狂言」。2014年1
2017.06.05[レビュアー]豊﨑由美
『成功者K』羽田 圭介 著書評も小説で書かないといけない小説[レビュアー]豊﨑由美 ゾンビ映画の枠組みを用いて、「文学」や「文壇」ひいては「世間」に流通しているバカバカしくも重苦しい「文脈」を露わにし、叩き斬った快作にして怪作『コンテクスト・オブ・ザ・デッド』。そこに作者本人を彷彿させるK
2017.06.0210代がリアルに読みたい小説を刊行したい。それがすべての始まりでした。もちろんプロの作家さんに依頼して、高いクオリティの作品も刊行していきたいと思います。でも自分が10代前半だったころ、書店に並んでいる書籍にどこまで心を奪われたか。親や先生から薦められる本にどこまで興味をもったか。大人に言われること
2017.05.22羽田圭介
人間の環境は突如変わる。しかも劇的に。ゆっくりと変わってくれれば対応できることも、それが一瞬の変化となれば、心がついていくものではない。人間を変化させる要因はさまざまだが、中でも芥川賞というものはこれがなかなか強敵だ。受賞したことで期待したほどの変化のないケースの方がむしろ多いのだが、一方であまりに
2017.03.30[レビュアー]松波太郎
『ひょうすべの国』笙野頼子 著書評も小説で書かないといけない小説[レビュアー]松波太郎 1「書評って、あんまり書きたくないんすよ、ぼく」正確には新聞やスポーツ誌で二度三度それらしきものを書いたことはあるけれど、それは小説が載せられる場ではなかったからだ。文芸誌では小説だけ書いていればそれで
2017.03.17[レビュアー]山崎ナオコーラ
『血と肉』中山咲 著 細部から暴力 [レビュアー]山崎ナオコーラ 細部がきらきらしている。中山咲さんの『血と肉』は、ひとつひとつのシーンの書き方が丁寧で、「わあ、こういう描写で来たか!」という驚きで溢れる。おそらく、中山さんが自身の読書体験の中で小説の細部に
2017.03.16