日本文学

時価数十億のストラディヴァリウスが消えた!? 『最後のトリック』著者が描く華麗な音楽ミステリ、試し読み公開!

 熱狂。奇想。前代未聞。超満員の音楽ホールが巨大な密室になる――『ストラディヴァリウスを上手に盗む方法』深水黎一郎時価十数億の伝説の名器が、若き女性ヴァイオリニストの凱旋コンサート会場から消えた! 巨大な密室と化した超満員の音楽ホール。犯人の驚くべき手口とは?「読 者 全 員 が 犯 人」

祝生誕150年! 夏目漱石の生涯も作品も記念館も趣味も友達も全部ガイドしちゃいます!

 祝生誕150年!漱石大好きマンガ家・香日ゆらが好き勝手に送る決定版漱石ガイドが発売となりました。生涯や作品、東京の漱石ゆかりの地、全国の記念館、漱石をめぐる人々、初版本装幀など、豊富なイラストやマンガで紹介!(香日先生が語る本書の魅力・・・こちらから読めます)本書から一部公開します!* 

『夏目漱石解体全書』の漫画家・香日ゆら先生に聞く、漱石の魅力

今年は文豪・夏目漱石生誕150年。各地で展示が開かれたり、漱石アンドロイドが講演したり、新宿に記念館が開館予定だったり、全国で盛り上がっています。このたび、漱石を愛してやまない漫画家・香日ゆら先生による『夏目漱石解体全書』が刊行となりました。漱石の人生や作品、記念館、ゆかりの人々などを、豊富なイラス

大高齢者時代に生まれた凄絶なフォークロア

『どんぶらこ』いとうせいこう 著大高齢者時代に生まれた凄絶なフォークロア[レビュアー]中島京子日本の総人口における80歳以上の老人の数は、2015年に1000万人を突破した。このうち、要介護者の割合は、80~84歳で3割、85歳以上だと6割を超える。介護はいまや、誰もが直面する課題だ。小説では、二つ

500人が受講した大人気講義!第14回は演劇ユニット・チェルフィッチュ主催・岡田利規が語る、現代劇にも通じる「能・狂言」の魅力

2017年6月13日(火)19:00〜河出書房新社130周年記念企画「池澤夏樹=個人編集 日本文学全集」連続講義作家と楽しむ古典第14回「能・狂言」講師:岡田利規   日本では室町時代に大成したと言われる「能」、そして室町時代の庶民が活躍する滑稽劇「狂言」。2014年1

合わせ鏡のアイロニー

『成功者K』羽田 圭介 著書評も小説で書かないといけない小説[レビュアー]豊﨑由美 ゾンビ映画の枠組みを用いて、「文学」や「文壇」ひいては「世間」に流通しているバカバカしくも重苦しい「文脈」を露わにし、叩き斬った快作にして怪作『コンテクスト・オブ・ザ・デッド』。そこに作者本人を彷彿させるK

「10代の『リアルな読みたい』がここにある」――エブリスタ×河出書房新社の「5分シリーズ」にこめた想い

10代がリアルに読みたい小説を刊行したい。それがすべての始まりでした。もちろんプロの作家さんに依頼して、高いクオリティの作品も刊行していきたいと思います。でも自分が10代前半だったころ、書店に並んでいる書籍にどこまで心を奪われたか。親や先生から薦められる本にどこまで興味をもったか。大人に言われること

担当編集者が語る、『成功者K』は事実かフィクションか

人間の環境は突如変わる。しかも劇的に。ゆっくりと変わってくれれば対応できることも、それが一瞬の変化となれば、心がついていくものではない。人間を変化させる要因はさまざまだが、中でも芥川賞というものはこれがなかなか強敵だ。受賞したことで期待したほどの変化のないケースの方がむしろ多いのだが、一方であまりに

書評も小説で書かないといけない小説

『ひょうすべの国』笙野頼子 著書評も小説で書かないといけない小説[レビュアー]松波太郎 1「書評って、あんまり書きたくないんすよ、ぼく」正確には新聞やスポーツ誌で二度三度それらしきものを書いたことはあるけれど、それは小説が載せられる場ではなかったからだ。文芸誌では小説だけ書いていればそれで

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