【第1章全文無料公開】李龍徳『あなたが私を竹槍で突き殺す前に』第６回　憎しみの大合唱

李龍徳

世界は敵だ。希望を持つな。殺される前に、この歴史を止めろ。日本初、女性“嫌韓”総理大臣誕生。新大久保戦争、「要塞都市」化した鶴橋。そして7人の若者が立ち上がる。新世代屈指の才能が叩きつける、怒りと悲しみの青春群像。李龍徳あなたが私を竹槍で突き殺す前に第1章「柏木太一　大阪府大阪市生野区　三月三十日」

2020.03.16

【第1章全文無料公開】李龍徳『あなたが私を竹槍で突き殺す前に』第5回　絶望の向こう側

李龍徳

世界は敵だ。希望を持つな。殺される前に、この歴史を止めろ。日本初、女性“嫌韓”総理大臣誕生。新大久保戦争、「要塞都市」化した鶴橋。そして7人の若者が立ち上がる。新世代屈指の才能が叩きつける、怒りと悲しみの青春群像。李龍徳あなたが私を竹槍で突き殺す前に第1章「柏木太一　大阪府大阪市生野区　三月三十日」

2020.03.15

【第1章全文無料公開】李龍徳『あなたが私を竹槍で突き殺す前に』第4回　リベラルの終焉

李龍徳

世界は敵だ。希望を持つな。殺される前に、この歴史を止めろ。日本初、女性“嫌韓”総理大臣誕生。新大久保戦争、「要塞都市」化した鶴橋。そして7人の若者が立ち上がる。新世代屈指の才能が叩きつける、怒りと悲しみの青春群像。李龍徳あなたが私を竹槍で突き殺す前に第1章「柏木太一　大阪府大阪市生野区　三月三十日」

2020.03.14

【第1章全文無料公開】李龍徳『あなたが私を竹槍で突き殺す前に』第3回　新党 日本を愛することを問え

李龍徳

世界は敵だ。希望を持つな。殺される前に、この歴史を止めろ。日本初、女性“嫌韓”総理大臣誕生。新大久保戦争、「要塞都市」化した鶴橋。そして7人の若者が立ち上がる。新世代屈指の才能が叩きつける、怒りと悲しみの青春群像。李龍徳あなたが私を竹槍で突き殺す前に第1章「柏木太一　大阪府大阪市生野区　三月三十日」

2020.03.13

【第1章全文無料公開】李龍徳『あなたが私を竹槍で突き殺す前に』第2回　在日韓国人の生存権のための闘争だ

李龍徳

世界は敵だ。希望を持つな。殺される前に、この歴史を止めろ。日本初、女性“嫌韓”総理大臣誕生。新大久保戦争、「要塞都市」化した鶴橋。そして7人の若者が立ち上がる。新世代屈指の才能が叩きつける、怒りと悲しみの青春群像。李龍徳あなたが私を竹槍で突き殺す前に第1章「柏木太一　大阪府大阪市生野区　三月三十日」

2020.03.12

【第1章全文無料公開】李龍徳『あなたが私を竹槍で突き殺す前に』第1回　排外主義者たちの夢は叶った

李龍徳

世界は敵だ。希望を持つな。殺される前に、この歴史を止めろ。日本初、女性“嫌韓”総理大臣誕生。新大久保戦争、「要塞都市」化した鶴橋。そして7人の若者が立ち上がる。新世代屈指の才能が叩きつける、怒りと悲しみの青春群像。李龍徳あなたが私を竹槍で突き殺す前に第1章「柏木太一　大阪府大阪市生野区　三月三十日」

2020.03.11

全身全霊で女性差別に傷つく男の子の話 ――大前粟生『ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい』刊行に寄せて

大前粟生

「全身全霊で女性差別に傷つく男の子の話を書いてください」　去年のバレンタインに『文藝』の編集者さんとの打ち合わせでそういわれた。私がそれまで書いてきた小説はいわゆる「奇想」系と呼んで差し支えのないもので、妹の右目からビームが出て止まらない話だったり、人間が西部劇でころころ転がっているあの草のかたまり

2020.02.14

「生産性という言葉で人間の価値を計る。そういう空気の中で生きるのは、お互い首を絞め合っているようなもの」──何の役にも立っていないのではないかという葛藤とそれに対する一つの答え　山崎ナオコーラ 著『リボンの男』

評者・犬山紙子

　生産性という言葉で人間の価値を計る。そういう空気の中で生きるのは、お互い首を絞め合っているようなもので、命脅かす、その絞める手の力を緩めるのに必要なのがこの物語なんだと思います。　専業主婦・主夫が抱える不安。「○○くんのママ・パパ」「○○さんの奥さん」とばかり呼ばれて自分が消えて無くなってしまった

2020.01.31

『完全版　韓国・フェミニズム・日本』責任編集・斎藤真理子さんによる「巻頭言」全文公開

斎藤真理子

 未来から見られている斎藤真理子　雑誌は生きものとよく言われるが、その通りだった。二〇一九年七月に発売された『文藝』秋季号（特集「韓国・フェミニズム・日本」）が異例の増刷となり、とうとう創刊以来八六年ぶりの三刷が決まったとき、私も驚いたが編集部も驚いていた。生きものなのでその勢いを予測する

2020.01.10

スピノザとドゥルーズ=ガタリをつきぬける孤高の哲学者によるおそるべき触発

評者・福尾匠

　われわれはなにかにつけて、これは可能だとか必然だとか偶然だとか蓋然性が高いだとか言う。こうしたボキャブラリーは哲学では「様相」と呼ばれる。日常的にも哲学的にもわれわれはさまざまに様相を割り振るが、言ってしまえば様相とは「納得」の形式であり、何であれあるものをそのものとして、つまり特異なものとして受

2019.11.27