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父と子の切なすぎる物語…江戸時代に人気を博した路上ライブ「説経節」の魅力を伊藤比呂美が語るイベントを渋谷で開催!

父と子の切なすぎる物語…江戸時代に人気を博した路上ライブ「説経節」の魅力を伊藤比呂美が語るイベントを渋谷で開催!

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2017年11月10日(金)19:00〜
河出書房新社130周年記念企画
「池澤夏樹=個人編集 日本文学全集」連続講義
作家と楽しむ古典
第18回「説経節」

講師:伊藤比呂美

 

 

神仏の由来や縁起を説く語り物の民衆芸能で、江戸期には路上で興行された「説経節」。その代表的演目の一つ「かるかや」は、父と子の切ない悲語の名作として様々な形で作品化されてきました。

2014年11月に刊行を開始した「池澤夏樹=個人編集 日本文学全集」(全30巻)では、伊藤比呂美さんが新訳(第10巻収録)に挑んでいます。

「「かるかや」は男中心の話で、女たちは影が薄い。ところがそれで終わらないのが説経節。友情出演的な空海の母親が、女たちに仇を取るように、強く生々しく大活躍して、男の情けなさを吹き飛ばす。」
と語る伊藤さん。どのように新訳に取り組まれたのか、たっぷり語っていただくイベントを開催します。

 

受講者600人突破!
少人数で名作をじっくりと読み解ける贅沢な時間として大好評の連続講義。
ぜひご参加ください。

 

 

 

 

 

☆対象作品:『能・狂言/説経節/曾根崎心中/女殺油地獄/菅原伝授手習鑑/義経千本桜/仮名手本忠臣蔵
岡田利規/伊藤比呂美/いとうせいこう/桜庭一樹/三浦しをん/いしいしんじ/松井今朝子訳/河出書房新社刊
(書籍は当日店頭でもご購入できます。なお、サイン会は予定しておりません。)
☆ご参加の方から、事前に「説経節」および「日本文学全集」に関して感想・質問などを募集いたします。下記メールアドレスまでお気軽にお寄せください。
当日、いただいた感想・質問をトークで紹介させていただく場合がございますので、ご承知おきください。
【感想・質問の送付先】kouhou@kawade.co.jp
※メールの件名に「11/10イベント参加」の旨をご明記ください。

講師紹介
伊藤比呂美(いとう・ひろみ)
1955年東京生まれ。詩人・作家。99年『ラニーニャ』で野間文芸新人賞、2007年『とげ抜き新巣鴨地蔵縁起』で萩原朔太郎賞・紫式部文学賞受賞。他に『良いおっぱい悪いおっぱい』『閉経記』など。

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☆日時…1110日(金) 18:30開場 19:00開演
☆会場…MARUZEN&ジュンク堂書店 渋谷店 7階喫茶コーナーにて。
☆入場料…1,000円(ドリンクつき)
☆定員…40名
☆受付…ご予約が必要です。7Fカウンター、もしくは、お電話にてご予約承ります。 TEL.03-5456-2111

イベント詳細はこちら
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