単行本 - 日本文学
延べ400人が受講した大人気講義!第10回は直木賞作家・中島京子が語る、くすっと笑ってほろっと泣ける平安時代の物語
中島京子
2017.01.13
2017年1月19日(木)19:00〜
河出書房新社130周年記念企画
「池澤夏樹=個人編集 日本文学全集」連続講義
作家と楽しむ古典
第10回「堤中納言物語」
講師:中島京子
「堤中納言物語(つつみちゅうなごんものがたり)」とは、平安時代後期の短篇集。「虫めづる姫君」などユーモアに溢れた作品が多い日本最古の短篇集です。
2014年11月に刊行を開始した「池澤夏樹=個人編集 日本文学全集」(全30巻)の第3巻に収録されたこの小説を、小説家・中島京子さんが新訳しました。
登場する和歌をすべて原歌と同じ五七五七七に訳すという試みでも話題を集めた中島さんはこの作品をどのように新訳したのか、その難しさ・楽しさなどたっぷりと語っていただきます。
ついに開催10回目(受講者延べ400人!)となり、少人数で名作をじっくりと読み解ける贅沢な時間として大好評の連続講義。ぜひご参加ください。
☆対象作品:『竹取物語/伊勢物語/堤中納言物語/土左日記/更級日記』
森見登美彦/川上弘美/中島京子/堀江敏幸/江國香織訳/河出書房新社刊
(書籍は当日店頭でもご購入できます。なお、サイン会は予定しておりません。)
☆ご参加の方から、事前に「堤中納言物語」および「日本文学全集」に関して感想・質問などを募集いたします。下記メールアドレスまでお願いいたします。
当日、いただいた感想・質問をトークで紹介させていただく場合がございますので、ご承知おきください。
【感想・質問の送付先】kouhou@kawade.co.jp
※メールの件名に「1/19イベント参加」の旨をご明記ください。
講師紹介
中島京子●プロフィール 1964年東京都生まれ。『FUTON』でデビュー。著書に『小さいおうち』(直木賞)、『かたづの!』(河合隼雄物語賞・歴史時代作家クラブ作品賞・柴田錬三郎賞)、『長いお別れ』(中央公論文芸賞)など。
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☆日時…1月19日(木) 18:30開場 19:00開演
☆会場…ジュンク堂書店池袋本店4階喫茶にて。
☆入場料1,000円(ドリンクつき)
☆定員…40名
☆受付…ジュンク堂書店池袋本店1階 案内カウンターにて。電話予約承ります。 TEL.03-5956-6111
イベント詳細はこちら
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★今後の「作家と楽しむ古典」連続講義の予定です。ご予約はイベントの約1ヶ月前より承ります。
第11回「枕草子」
講師:酒井順子
日時:2017年 2月 22日(水) 19:00〜
※1月22日頃よりご予約承ります。
酒井順子●プロフィール 1966年東京生まれ。エッセイスト。高校在学中にコラムを執筆。立教大学卒業後、広告代理店勤務を経て執筆業に専念。『負け犬の遠吠え』で婦人公論文芸賞、講談社エッセイ賞を受賞。著書に『子の無い人生』など。
以降も続々開催予定です。