
共同通信社文芸記者による中高生向け読書案内を書籍化!『いつか君に出会ってほしい本 何度でも読み返したい158冊』コラム公開
田村 文
共同通信社文芸記者の田村文さんによる、11年間560回を超える中高生向け読書案内の連載を書籍化しました。「本を読むことの面白さを知ったなら、あなたの人生、しめたものだ」。この本をきっかけに、この先きっと何度でも読み返すことになる大事な一冊に、出会ってほしいと願っています。今回は本書に3つ収録したコラ
2023.04.20ためし読み
田村 文
共同通信社文芸記者の田村文さんによる、11年間560回を超える中高生向け読書案内の連載を書籍化しました。「本を読むことの面白さを知ったなら、あなたの人生、しめたものだ」。この本をきっかけに、この先きっと何度でも読み返すことになる大事な一冊に、出会ってほしいと願っています。今回は本書に3つ収録したコラ
2023.04.20ダンティール・W・モニーズ著 押野素子訳
@Marissa Pilolli デビュー作『ミルク・ブラッド・ヒート』が刊行されると、アメリカの有力誌が次々と絶賛し、一躍アメリカ文学の最前線に立つひとりとなったダンティール・W・モニーズ。待望の日本語版発売がいよいよ近づいてきました。死に取り憑かれた少女たちの誓約を描いた表題作を含め、
2023.04.11大森 望
中国SF『三体』の翻訳でも有名な大森望氏が責任編集を務める、日本SF書き下ろしアンソロジー『NOVA』シリーズ。 日本SFの大御所から新人まで、魅力的な作家陣による読切SFが発表されてきた本シリーズの最新刊『NOVA 2023年夏号』(河出文庫)は、全13作を収録。 いつもどおり、日本SFシーンの
2023.04.06西加奈子
西加奈子『くもをさがす』 蜘蛛の多い家だった。 木造の、古い家だ。一軒家を二つに割って隣家と共有するduplex(デュプレックス)は、こちらではよくある構造で、でも、我が家は変わっていた。5階建てなのだった。ベースメントと呼ばれる半地下(これも、カナダではよくある)に一つ目のベッドルーム
2023.03.08ジュリー・スミス
TIKTOK「トップ・クリエイター100人」に選出され、「いいね」2000万超を集めた心理学者・臨床心理士ジュリー・スミスによるセルフケアガイド『一番大切なのに誰も教えてくれない メンタルマネジメント大全』を刊行します。 気分の上下、不安、ストレス、やる気……日々のメンタルを整える簡単で実用的な方法
2023.02.20遠野遥
文藝賞受賞の鮮烈デビュー作『改良』、2作目にして「平成生まれ初」の芥川賞を受賞した『破局』、異常な学園を生きる少年を描き「かつてない読書体験」と大きな反響をよんだ長篇『教育』。デビュー以来、次々「分類不能」で「挑発的」な作品を発表し、日本文学界と読者を揺さぶり続ける作家、遠野遥。その第4作となる『浮
2023.01.20橋本治
橋本治さんの名著と名高い『完本 チャンバラ時代劇講座』が単行本刊行の1986年から初37年の時を経て、初文庫化となりました!チャンバラ映画論として大変優れているだけでなく、文学やテレビなど広範囲にわたるジャンルを語ることによって、日本の近代史が浮かび上がるというとてつもない内容となっております。今回
2023.01.06恩蔵絢子
=====試し読みはこちら=====脳科学者の母が、認知症になる「医者ではなく脳科学者として、母を見つめる」 母親が六五歳でアルツハイマー型認知症と診断された。 母の異変に気付いてから、一〇ヶ月後のことだった。 認知症は、今のところ治なおす薬や方法がない。それゆえ
2023.01.05ウディ・アレン著 金原瑞人/中西史子訳
現代アメリカを代表する映画監督のひとりにして、多くの俳優から尊敬を集めてきたウディ・アレンは、#MeToo運動で過去の児童性的虐待疑惑(アレンいわく「事実無根」)が再燃し、アメリカ映画界から追放状態となりました。書き下ろしの自伝もまた、直前になって出版中止に追いこまれます。 その直後に別の出版社か
2022.12.22元永知宏
古舘伊知郎と佐藤孝(古舘プロジェクト会長)、表裏一体にして水と油。二人の異才が産んだ奇跡の舞台がある。ステージに立つのは古舘ただ一人。マイク一本で観客に挑む「真剣勝負」。稀代の語り部の本当の顔に迫る傑作! =====試し読みはこちら=====トーキングブルースをつくった男「はじめに」&nb
2022.11.30