「柴田元幸」の検索結果 : 16件

【豪華訳者陣による唯一無二の新訳!】『ポータブル・フォークナー』刊行記念、池澤夏樹×柴田元幸×小野正嗣×桐山大介による翻訳奮闘話、公開!

フォークナーをノーベル賞に導いた奇跡の選集『ポータブル・フォークナー』発売を記念して、雑誌「文藝 2022年夏季号」に掲載した豪華座談「文体の暴れ馬『ポータブル・フォークナー』翻訳奮闘話」を公開いたします。 水道橋の薔薇事件―『ポータブル・フォークナー*1』の翻訳企画はどう立ち上がったんで

本読み河出スタッフが選んだ、2021年の本(他社本もあるよ!)

今年もまるまる1年、大変な年でした。河出書房新社は幸運なことに、困難はありつつも、例年通りの出版活動に勤しむことができましたが、「本なんか読む余裕ないよ」という方も多くいらしたことでしょう。年末年始くらい、一人でも多くの方が、穏やかにお過ごしになれますように。 もし、一息つけるひとときに、

文芸季評 山本貴光「文態百版」:2018年9月〜2018年11月 第4回

初出=「文藝」2019春季号(第1回/第2回/第3回) 1 遊びが足りない?本欄は、季節に一度、最も遅れてやってくる文芸時評として、二〇一八年の春に始まった。これまで三度書いてきた。今回で一年が巡るということもあり、ここまでの感想を述べる。率直に申せば少々つらい。ヤブカラボーにそんなことを

文芸季評 山本貴光「文態百版」:2018年6月〜2018年8月

初出=「文藝」2018年冬季号(第1回/第2回) 1 技術今日の文学は技術を書いていなければ十分ではない。かつてそのような意味のことを述べた作家がいた。なぜ技術かといえば、事実として現在私たちが生きている環境の少なからぬ部分が技術によってできているからだ。居住、食事、移動、通信、労働、娯楽、創作、研

3.11と日本文学全集の胎動ーー史上初、個人編集の文学全集ができるまで 〜後篇〜

 累計86万部を突破した“異例”の「文学全集」はどのように生まれたのか。『池澤夏樹、文学全集を編む』より、編者である池澤夏樹さんと全集編集長の鼎談を特別公開〜後篇〜。*前篇はこちらから 編集鼎談メイキング・オブ・文学全集 〜後篇〜池澤夏樹  ×  木村由美子 (「世界文学全集」編

ケルアック、石牟礼道子、カズオ・イシグロ…世界、そして日本。史上初、個人編集の文学全集ができるまで 〜前篇〜

 祝!ノーベル文学賞受賞!「池澤夏樹=個人編集 世界文学全集』第Ⅲ集6巻『短篇コレクションⅡ』には、カズオ・イシグロ「日の暮れた村」(柴田元幸訳)が収録されています。ノーベル文学賞受賞の大反響を受け、重版も決定しました。(10月下旬より書店店頭に並びます)また、9月に刊行を開始した角田光代

天才翻訳家が遺した、『ユリシーズ航海記』(柳瀬尚紀)刊行記念 第5回 高山宏によるエッセイ公開

昨年7月、ジェイムズ・ジョイスやルイス・キャロルの翻訳で知られる英文学者で翻訳家の柳瀬尚紀さんが逝去されました。1993年、翻訳不可能と言われていた『フィネガンズ・ウェイク』を個人で初めて完訳して話題を集め、亡くなる直前まで、ジョイスの最高傑作『ユリシーズ』の完訳を目指して翻訳中でした。そんな天才翻

天才翻訳家が遺した、『ユリシーズ航海記』(柳瀬尚紀)刊行記念 第4回 四方田犬彦によるエッセイ公開

昨年7月、ジェイムズ・ジョイスやルイス・キャロルの翻訳で知られる英文学者で翻訳家の柳瀬尚紀さんが逝去されました。1993年、翻訳不可能と言われていた『フィネガンズ・ウェイク』を個人で初めて完訳して話題を集め、亡くなる直前まで、ジョイスの最高傑作『ユリシーズ』の完訳を目指して翻訳中でした。そんな天才翻

天才翻訳家が遺した、『ユリシーズ航海記』(柳瀬尚紀)刊行記念 第3回 柴田元幸によるエッセイ公開

昨年7月、ジェイムズ・ジョイスやルイス・キャロルの翻訳で知られる英文学者で翻訳家の柳瀬尚紀さんが逝去されました。1993年、翻訳不可能と言われていた『フィネガンズ・ウェイク』を個人で初めて完訳して話題を集め、亡くなる直前まで、ジョイスの最高傑作『ユリシーズ』の完訳を目指して翻訳中でした。そんな天才翻

天才翻訳家が遺した、『ユリシーズ航海記』(柳瀬尚紀)刊行記念 第二回 朝吹真理子によるエッセイ公開

昨年7月、ジェイムズ・ジョイスやルイス・キャロルの翻訳で知られる英文学者で翻訳家の柳瀬尚紀さんが逝去されました。1993年、翻訳不可能と言われていた『フィネガンズ・ウェイク』を個人で初めて完訳して話題を集め、亡くなる直前まで、ジョイスの最高傑作『ユリシーズ』の完訳を目指して翻訳中でした。そんな天才翻

天才翻訳家が遺した、『ユリシーズ航海記』(柳瀬尚紀)刊行記念 いしいしんじによるエッセイ公開

昨年7月、ジェイムズ・ジョイスやルイス・キャロルの翻訳で知られる英文学者で翻訳家の柳瀬尚紀さんが逝去されました。1993年、翻訳不可能と言われていた『フィネガンズ・ウェイク』を個人で初めて完訳して話題を集め、亡くなる直前まで、ジョイスの最高傑作『ユリシーズ』の完訳を目指して翻訳中でした。そんな天才翻

聴け、琵琶法師たちの歌を

『平家物語』古川日出男 訳  聴け、琵琶法師たちの歌を [レビュアー]柴田元幸 古川日出男による現代日本語訳『平家物語』は、むろんほとんどの読者は黙読するとしても、少なくとも読み手の脳内で「聴かれる」ことを意識している(というか願っている)翻訳であるように思え

私が薦める河出の本【菅野彰さん】

『不幸な子供』エドワード・ゴーリー 柴田元幸訳2016年「物語には大抵、希望と幸いのカタルシスが幾ばくかでもある。それは現実とはかけ離れていることもあるとゴーリーは淡々と思い出させる。これもまた平凡な現実だと知る絵本だ。」(菅野彰)『木橋』永山則夫河出文庫、2010年「何故なのか幼い頃から、加害者の

創業130周年記念出版・刊行予定 第2弾発表

【全集】「池澤夏樹=個人編集 日本文学全集」第Ⅱ期 刊行中★作家古典新訳の刊行予定2016年6月 『松尾芭蕉/与謝蕪村/小林一茶/とくとく歌仙』訳・選 松浦寿輝 選・辻原登 選・長谷川櫂 丸谷才一ほか2016年10月 『能・狂言/説経節/曾根崎心中/女殺油地獄/仮名手本忠臣蔵/菅原伝授手習鑑/義経千

クリスマスのための気落ちした気色悪い気晴らし──エドワード・ゴーリー流「クリスマス・キャロル」とは?

『憑かれたポットカバー』エドワード・ゴーリー『憑かれたポットカバー』クリスマスのための気落ちした気色悪い気晴らし エドワード・ゴーリー柴田元幸訳このエドワード・ゴーリー流クリスマス・ブックは、1997年12月21日の『ニューヨークタイムズ・マガジン』(『ニューヨークタイムズ』紙日曜版の付録

創業130周年記念出版 刊行予定リスト

【全集】「池澤夏樹=個人編集 日本文学全集」は、第11巻『好色一代男/雨月物語/通言総籬/春色梅児誉』(訳・島田雅彦 円城塔 いとうせいこう 島本理生)で第Ⅰ期完結(12巻)。第Ⅱ期が2016年1月よりスタートします。★作家古典新訳の刊行予定第Ⅱ期2016年1月 『竹取物語/伊勢物語/堤中納言物語/

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