エッセイ

チャンネル登録者数175万人、理系動画クリエイターはなおによる初の単著!!8月15日発売!

答えがない、先が見えない時代、規格外の人生設計はどれだけリスキーなのか?世代交代の激しいYouTubeの世界で生き残る秘訣とは?大阪大学基礎工学部出身、頭脳派理系YouTuberとして数学を用いた実験・検証など、知性を武器にした軽快なトーク動画で話題を呼んだクリエイター・はなお。30歳を迎えるにあた

吉本ばななの最新エッセイ集『私と街たち(ほぼ自伝)』より、「甲州街道はもう春なのさ」試し読みを公開!

吉本ばななさんの最新エッセイ集『私と街たち(ほぼ自伝)』が発売されました。子ども時代を過ごした東京の下町のお話から、変わりゆく下北沢の風景まで、「街」を通じて、忘れがたい折々の記憶をひもとく一冊です。刊行を記念して、本書の第一章にあたる「甲州街道はもう春なのさ」の前半部分を公開します。ぜひご一読くだ

【真山仁 特別寄稿】奇跡は、しなやかな現場主義から生まれた──泉賢一『ミャンマー金融道 ゼロから「信用」をつくった日本人銀行員の3105日』書評

 2016年3月、ミャンマーを訪ねた。拙著『プリンス』の取材のためだ。同作は、東南アジアの軍事政権国家で、初めて大統領選挙が行われた中で、日本で政治運動を行ってきた大学生が、騒乱に巻き込まれるという物語だ。 小説の舞台は架空の国家だが、軍事政権から民政化へと舵を切ったミャンマーの状況が参考になると考

瀬戸夏子が「混乱する女たちへの真摯な共鳴」と評する五所純子『薬を食う女たち』

倫理的な、あまりに倫理的な他者の言葉を奪って成立する語りにどんな倫理があり得るだろう。 この本はいまどきめずらしく「正しくない」フェミニズムを標榜する本だ。元になった『サイゾー』での連載タイトルは「ドラッグ・フェミニズム」。これもまた「正しくない」フェミニズムで話題になったロクサーヌ・ゲイ『バッド・

新・芥川賞作家の宇佐見りんはデビューのときなにを綴ったか 第56回文藝賞「受賞の言葉」

 このたび『推し、燃ゆ』で第164回芥川賞を受賞した宇佐見りんさんは、2019年、「かか」で文藝賞を受賞し作家デビューしました(選考委員:磯崎憲一郎、斎藤美奈子、町田康、村田沙耶香各氏)。芥川賞受賞を記念して、第56回文藝賞の「受賞の言葉」を公開します。 受賞の言葉宇佐見りん「遅

「トランプのアメリカ」の文化戦争とは? 12月下旬刊行予定『灰色の時代の現代アート(仮)』より一部を公開

 大富豪のスーパーコレクター、資本主義と距離を保つキュレーター、新秩序に挑むアーティスト……日本からはなかなか見えてこない、グローバル社会における現代アートの世界基準を描いて話題となった著書『現代アートとは何か』。その著者である小崎哲哉さんが、アメリカ大統領選で話題のドナルド・トランプと現代アートと

増刷した「文藝」秋季号の特集「世界の作家は新型コロナ禍をどう捉えたか」より川上未映子氏のエッセイを特別公開!

発売中の秋季号は発売4日での増刷が決定し、大幅リニューアル後、6号中3号が増刷した「文藝」。今号では夏季号の緊急特集「アジアの作家たちは新型コロナ禍にどう向き合うのか」に続き、「世界の作家は新型コロナ禍をどう捉えたか」と題し、コロナ禍の中で世界の作家が紡ぐ言葉を特集しました。その中から今回、イギリス

可憐なテロリスト、内田裕也の<友情>|久世光彦エッセイ集『「あの人」のこと』から

 演出家、テレビプロデューサー、小説家として幅広く活躍された久世光彦さん。卓抜した審美眼は知られるところですが、その琴線にふれた人々について愛情あふれるエッセイを多く遺されたことはご存じでしょうか。このたび、その人物エッセイから精選したアンソロジー『「あの人」のこと』を刊行しました。向田邦

「私は台湾人です」というバッジが示す忌まわしさーーアジアの作家たちは新型コロナ禍にどう向き合うのか。「文藝」夏季号の緊急特集を無料公開。台湾生まれの日本作家、温又柔「ウイルスよりも憂鬱」

4月7日に発売された「文藝」夏季号での緊急特集「アジアの作家たちは新型コロナ禍にどう向き合うのか」。発売前の公開が話題となった、閻連科さん「厄災に向き合って――文学の無力、頼りなさとやるせなさ」に続き、中国の陸秋槎さん、韓国のイ・ランさん、台湾の呉明益さん、タイのウティット・ヘーマムーンさん、日本の

「感染症の危機下で、政権内部の人々がしっかりと肥えている」アジアの作家たちは新型コロナ禍にどう向き合うのか。「文藝」夏季号の緊急特集を無料公開。タイの作家、ウティット・ヘーマムーン「剥がれたマスク」

4月7日に発売された「文藝」夏季号での緊急特集「アジアの作家たちは新型コロナ禍にどう向き合うのか」。発売前の公開が話題となった、閻連科さん「厄災に向き合って――文学の無力、頼りなさとやるせなさ」に続き、中国の陸秋槎さん、韓国のイ・ランさん、台湾の呉明益さん、タイのウティット・ヘーマムーンさん、日本の

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