祝! デビュー小説にして読売文学賞受賞 大胆不敵に虚実が入り乱れる──川本直『ジュリアン・バトラーの真実の生涯』試し読み
川本直
作風は優雅にして猥雑、生涯は華麗にしてスキャンダラス。アメリカ文学史上に燦然と輝く小説家ジュリアン・バトラー。その生涯は長きにわたって夥しい謎に包まれていた。しかし、覆面作家による回想録『ジュリアン・バトラーの真実の生涯』が刊行され、遂にその実像が明らかになる――。デビュー小説にして読売文学賞受賞!
2022.02.02単行本
川本直
作風は優雅にして猥雑、生涯は華麗にしてスキャンダラス。アメリカ文学史上に燦然と輝く小説家ジュリアン・バトラー。その生涯は長きにわたって夥しい謎に包まれていた。しかし、覆面作家による回想録『ジュリアン・バトラーの真実の生涯』が刊行され、遂にその実像が明らかになる――。デビュー小説にして読売文学賞受賞!
2022.02.02
大杉日香理
【願った以上の未来を手に入れる、パワフルなカード! 】自力を高め、強運へと導く 八百万の神様カード大杉日香理 松尾たいこ:イラスト瀧、山、太陽などの大自然、鹿、うさぎ、狐などの動物、お米、鏡、櫛などの日常のアイテム……33枚の開運オラクルカード入り。本来の自分自身にアクセスし、未来への希望を生み出す
2022.01.31
高橋源一郎
高橋源一郎さんと斎藤美奈子さんの初の対談集『この30年の小説、ぜんぶ』(河出新書)が発売になりました!本書では、雑誌「SIGHT」にて毎年行われていた大好評の年末企画「ブック・オブ・ザ・イヤー」を中心に、新規収録分も掲載しております。たくさんの読みたい本が見つかる最高の読書案内ともいえるでしょう。ち
2022.01.21
ハナムラチカヒロ
あなたの「まなざし」は「思い込み」に満ちている! 山極壽一氏推薦。過剰な情報社会に気鋭のランドスケープアーティスト(風景異化論)が贈る「まなざし」の革命法とは?――『まなざしの革命 世界の見方は変えられる』はじめに公開。 はじめに多くの市民は善良であり、心根が悪いわけではない。そして多くの
2022.01.17
桜庭一樹
「幸せそうな若い女」を狙う刺傷事件を機に再会した同級生二人。数日後、隅田川沿いで待ち合わせると、二人から見えるスカイツリーが別の色をしていて―!? 作家の新境地を築く長篇新連載。===↓試し読みはこの下へ↓===vol.1 All the things she said 一
2022.01.07
島本理生+岩崎渉
人間に近い情緒を備える新型AIのHTLL09号。研究所で働くいつきは、資料室で〝彼〟と出会い……恋愛小説の名手・島本理生+気鋭の生物情報科学者・岩崎渉による共作小説の誕生! ===↓試し読みはこの下へ↓===『稲森沙椰子(いなもりさやこ)様 あなたにこうやって手紙を書くのは、高
2022.01.07
児玉雨子
「私たち、新しく母娘(おやこ)になりませんか?」実の母娘関係が修復不可能なほど破綻した、かつて塾の先生と教え子だった女二人。仲睦まじく暮らす二人の〈ホーム〉に、先生の実娘が妊娠した身で乗り込んできて――。気鋭の作詞家が、母性への疑いを鋭く切り出す第二作中篇。 ===↓試し読みはこの下へ↓=
2022.01.07
今野真二
10年以上にわたって多彩な視点から日本語をめぐる著作を発表しつづけてきた今野真二さん。その日本語学のエッセンスを凝縮した一冊とも言える『日本語の教養100』が刊行されました。これを機に、今野日本語学の「年季の入った読者」と自任する山本貴光さんとの往復書簡が実現。日本語についてのみならず、世界をとらえ
2022.01.05
河出書房新社スタッフ有志
今年もまるまる1年、大変な年でした。河出書房新社は幸運なことに、困難はありつつも、例年通りの出版活動に勤しむことができましたが、「本なんか読む余裕ないよ」という方も多くいらしたことでしょう。年末年始くらい、一人でも多くの方が、穏やかにお過ごしになれますように。 もし、一息つけるひとときに、
2021.12.30
泉賢一
本書は、二〇一三年に突然ミャンマーでのプロジェクトを任されることになった、元銀行員の八年間の活動を綴った物語だ。その男は、やがてミャンマーの地場銀行でCOO(Chief Operating Officer)を務めることになる。 ご承知のように、ミャンマーは二〇二一年現在、国軍のクーデターによって混
2021.12.28