『武漢日記』に書いたことはすべて事実|著者ロングインタビュー第2回
方方 飯塚容・訳
『武漢日記』著者・方方へのロングインタビューを一挙掲載!中国の武漢で最初に新型コロナウイルスの感染が確認されてから1年――いまだ世界で猛威をふるうこのコロナ禍で、異例の都市封鎖を経験した地から、女性作家・方方(ファンファン)が発信し続けた60日間の記録『武漢日記』は、日本でも発売以降、大きな反響を呼
2020.12.09単行本
方方 飯塚容・訳
『武漢日記』著者・方方へのロングインタビューを一挙掲載!中国の武漢で最初に新型コロナウイルスの感染が確認されてから1年――いまだ世界で猛威をふるうこのコロナ禍で、異例の都市封鎖を経験した地から、女性作家・方方(ファンファン)が発信し続けた60日間の記録『武漢日記』は、日本でも発売以降、大きな反響を呼
2020.12.09方方 飯塚容・訳
『武漢日記』著者・方方へのロングインタビューを一挙掲載!中国の武漢で最初に新型コロナウイルスの感染が確認されてから1年――いまだ世界で猛威をふるうこのコロナ禍で、異例の都市封鎖を経験した地から、女性作家・方方(ファンファン)が発信し続けた60日間の記録『武漢日記』は、日本でも発売以降、大きな反響を呼
2020.12.08評者・乗代雄介
海外移籍したスポーツ選手がその重要性を語る通り、古今東西、ジョークといえば下ネタと相場が決まっている。普遍的なこの話題は、個人に染みついた文化や特質を無個性化する。一つのことに意識を切らさず生きられる人は一流とか天才とか言われ、何かにつけてすぐ下ネタが浮かぶ人も同じ部類ではあるのだが、
2020.12.07評者・清田隆之(桃山商事)
本書は4つの短編からなる連作小説集だ。すべて鳥井陽太と菅航大というふたりの男性が主人公になっているのだが、バドミントンのダブルス、ブラック企業の同僚、男性アイドルとそのアンチ、有名俳優とゴシップライターと、作品ごとに関係性が異なっている。一方、ふたりは同じ小学校の同級生で、当時の記憶の
2020.12.042019年10月より刊行を開始した『完全版 ピーナッツ全集 スヌーピー1950~2000』は、この度、2020年11月の最終巻刊行をもって遂に完結いたしました!本全集の完結を記念いたしまして、全国書店店頭にて「完結記念フェア」を開催いたします。フェア期間中に対象書籍を購入した方へ、限定のオリジナルし
2020.12.03評者・三宅唱
これは活劇だ。という言葉に今ようやく、ひとまずたどり着いたのだが、これまでの道のりを。まずは一度読み通して、本を読むのってこんなに疲れるっけ、というのが最初の感想。感想というよりも肉体的な実感。一日中外にいてなんとか終電に飛び乗ったときのような。 早助さんがあとがきで「逃げる」と書いて
2020.12.02評者・北村紗衣
『存在しない女たち 男性優位の世界にひそむ見せかけのファクトを暴く』キャロライン・クリアド=ペレス 著 神崎朗子 訳四六判/本体2,700円(税別)/424ページhttp://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309249834/好評発売中社会に存在しないことにな
2020.12.02神崎朗子
『存在しない女たち 男性優位の世界にひそむ見せかけのファクトを暴く』キャロライン・クリアド=ペレス 著 神崎朗子 訳四六判/本体2,700円(税別)/424ページhttp://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309249834/データのハサミで切り刻まれる「気のせいでしょう
2020.12.02堀越英美
『モヤモヤしている女の子のための読書案内』堀越英美『女の子は本当にピンクが好きなのか』『不道徳お母さん講座』『スゴ母列伝』などで、社会における「女らしさ」「男らしさ」「母」などに関する無意識の刷り込みを徹底的に掘り下げてきた著者が、10代の女の子が日々感じるモヤモヤをすっきりさせる読書を提案! まえ
2020.12.02評者・細馬宏通
「足立区島根町」は、著者自身の一番古い記憶の話から始まる。母親におんぶされながら近所のおばさんにほっぺたを撫ぜられ、「たけちゃんは誰の子?」と訊かれると、必ず「アメリカ人の!」と答えていた、と書いてから、著者はすぐに、自分の記憶の出所を疑い出す。「いざ自分が書くとそれが本当だったのか、ど
2020.12.01