単行本

道を照らす海のような小説──『港、モンテビデオ』いしいしんじ

『港、モンテビデオ』いしいしんじ『港、モンテビデオ』いしいしんじ[評者]石井千湖 ──記憶の海を言葉で航る──いしいしんじは『港、モンテビデオ』の舞台になっている三浦半島の三崎町にいたとき、ヴァージニア・ウルフの『燈台へ』を何度も繰り返し読んだという。本書は三崎と『燈台へ』に描かれたセント

保坂さんの文章は読む者の記憶を呼び覚ます働きがある。『遠い触覚』 保坂和志

『遠い触覚』保坂和志『遠い触覚』保坂和志著【評者】種田陽平 ──言葉による長回し──映画には長回し撮影というものがある。短いカットの積み重ねには、作り手の意図を確実に反映させることができる。しかし、長回し撮影においては、どんなに計算してとりかかっても、撮影時の演技の流れやカメラワーク、タイ

子どもが投げかける「なぜ、どうして?」に、ビッグな専門家がズバリ答えます!

世界一ときめく質問、宇宙一やさしい答え ジェンマ・エルウィン・ハリス編  西田美緒子訳 タイマタカシ絵『世界一ときめく質問、宇宙一やさしい答え──世界の第一人者は子どもの質問にこう答える』ジェンマ・エルウィン・ハリス編西田美緒子訳タイマタカシ絵 この本は、二〇一三年一一月に河出書房新社から

竹内薫氏推薦!イタリア生まれのベストセラー『世の中ががらりと変わって見える物理の本』

世の中ががらりと変わって見える物理の本カルロ・ロヴェッリ 竹内薫監訳 関口英子訳『世の中ががらりと変わって見える物理の本』カルロ・ロヴェッリ著竹内薫監訳関口英子訳 今年の初め、イタリアの出版界はちょっとした騒動に見舞われていた。昨年(2014年)の10月に出された、100グラムあまりの小さ

映画を探す人、映画を持っていた人、映画を修復する人、映画を鑑定する人…… それぞれのドラマを追った、初のノンフィクション!

映画探偵──失われた戦前日本映画を捜して『映画探偵──失われた戦前日本映画を捜して』高槻真樹著  映画を「探偵」するということ新聞の社会面に「幻の日本映画発見!」の見出しが躍ることは、けっこう当たり前のこととなった。だがそれでも、疑問を持つ読者は多いはずだ。「映画が幻、とはどういうことだ?

この社会を覆う空気の正体は何なのか?『紋切型社会 言葉で固まる現代を解きほぐす』

『紋切型社会――言葉で固まる現代を解きほぐす』武田砂鉄著『紋切型社会 言葉で固まる現代を解きほぐす』武田砂鉄著【評者】中島岳志「全米が泣いた」「停滞を打破するためのメソッド」「若さで改革!」「待望の文庫化」「本当の主役は、あなたです」─。巷には陳腐で紋切型の言葉が溢れている。しかも、それがそれなりの

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