
第53回文藝賞受賞受賞作『青が破れる』刊行記念
町田康×町屋良平 特別対談(後編)& 試し読み
町屋良平
【町田康×町屋良平 特別対談】 「ままならない激情の静けさ」前編はこちら 神様を思う町田 一番作者に近い登場人物は秋吉ですか?町屋 気が小さいところは近いですが、僕は秋吉みたいに、人間関係がどうでもいいとは考えられません。町田 秋吉は異様ですよね。夏澄の家へ行って、「夏澄さんが子どものため
2016.12.01単行本
町屋良平
【町田康×町屋良平 特別対談】 「ままならない激情の静けさ」前編はこちら 神様を思う町田 一番作者に近い登場人物は秋吉ですか?町屋 気が小さいところは近いですが、僕は秋吉みたいに、人間関係がどうでもいいとは考えられません。町田 秋吉は異様ですよね。夏澄の家へ行って、「夏澄さんが子どものため
2016.12.01ドナ・タート
『ゴールドフィンチ』 (全四巻)ドナ・タート 著 岡真知子訳 【評者】豊﨑由美人生ありのままじゃいられない 「風が吹けば桶屋が儲かる」式に、わたしたちは何らかの結果には、さかのぼってみれば必ず原因があるはずだと考えたがる。A→B→C→……Z。しかし、Aが悪しき行為でZ
2016.11.28町屋良平
『青が破れる』町屋良平 著 この冬、彼女が死んで、友達が死んで、友達の彼女が死んだ。ボクサーになりたいが、なれない青年・秋吉。夏澄との不倫恋愛を重ねながら、ボクシングジムでは才能あるボクサー・梅生のパンチとのスパーリングを重ねる日々。ある日、友人のハルオに連れられハルオの恋人・とう子の見舞
2016.11.28松田青子
『ワイルドフラワーの見えない一年』 河出書房新社松田青子 著 【評者】山崎ナオコーラ違和感を文学に ショートショートのみで構成された自由な世界。すごいのは一文だけの作品でも「小説を読んだ」という感覚が湧くところだ。まったく雰囲気が違う作家だが、澁澤龍彥を思い出した。現実から変換さ
2016.11.25黒野伸一
NHKでドラマ化もされた『限界集落株式会社』の著者、黒野伸一さんの新刊『あさ美さんの家さがし』がついに発売になりました。ある港町を舞台に色々な世代の登場人物たちが、それぞれに苦しみながらも前向きに生きて行く姿を描いた連作長編です。第一話を公開しますので、ぜひご一読ください!━━━━━━━━━━━━━
2016.11.25谷川直子
『世界一ありふれた答え』 河出書房新社谷川直子 著 【評者】落合恵子いつものようで、いつもではない朝 本を読みながらCDをかける。本を読みながらこの本にはどんな曲が合うか、考える。いつもの習慣だ。谷川直子さんの『世界一ありふれた答え』にはどんな曲がしっくりくるだろう。本書の中にも
2016.11.24秦建日子
篠原涼子さん主演でドラマ・映画が大ヒットした「アンフェア」シリーズの原作者であり、最近ではドラマ「そして、誰もいなくなった」などの脚本も手掛ける秦建日子さんの最新小説『And so this is Xmas』が間もなく発売になります。試し読み第4回を公開しました。(第1回はこちら)(第2回はこちら)
2016.11.22秦建日子
篠原涼子さん主演でドラマ・映画が大ヒットした「アンフェア」シリーズの原作者であり、最近ではドラマ「そして、誰もいなくなった」などの脚本も手掛ける秦建日子さんの最新小説『And so this is Xmas』が間もなく発売になります。試し読み第3回を公開しました。(第1回はこちら)(第2回はこちら)
2016.11.21秦建日子
篠原涼子さん主演でドラマ・映画が大ヒットした「アンフェア」シリーズの原作者であり、最近ではドラマ「そして、誰もいなくなった」などの脚本も手掛ける秦建日子さんの最新小説『And so this is Xmas』が間もなく発売になります。試し読み第2回を公開します。(第1回はこちら)━━━━━━━━━━
2016.11.18マット・グレアム/ジョシュ・ヤング 宇丹貴代実訳
『ぼくは原始人になった』マット・グレアム/ジョシュ・ヤング 著宇丹貴代実 訳腰布にサンダルというスタイルで狩猟採集生活を始め、荒野を走ることで知った、人間の驚異的な生命力と人生のすばらしさ!20年にわたり原始的な狩猟採集生活をおくり、58日間で2700kmを走り、山岳レースで馬と速さを競うなど、数々
2016.11.18