文藝

「5分シリーズ」刊行スタート記念!3日連続試し読み公開vol.3『5分後に涙のラスト』収録「不変のディザイア」★まるごと1話試し読み★

 いよいよ刊行スタート!エブリスタと河出書房新社が贈る短編小説シリーズ「5分シリーズ」(特設サイトはこちら)。投稿作品累計200万作品、コンテスト応募総数20000作品以上から厳選された短編は、すぐ読める短さなのに、衝撃的に面白いものばかりです。刊行スタートを記念して、3日連続で試し読みを

「5分シリーズ」刊行スタート記念!3日連続試し読み公開vol.1『5分後に戦慄のラスト』収録「隙間」★まるごと1話試し読み★

 いよいよ刊行スタート!エブリスタと河出書房新社が贈る短編小説シリーズ「5分シリーズ」(特設サイトはこちら)。投稿作品累計200万作品、コンテスト応募総数20000作品以上から厳選された短編は、すぐ読める短さなのに、衝撃的に面白いものばかりです。刊行スタートを記念して、3日連続で試し読みを

人生ありのままじゃいられない『ゴールドフィンチ』

『ゴールドフィンチ』 (全四巻)ドナ・タート 著 岡真知子訳 【評者】豊﨑由美人生ありのままじゃいられない  「風が吹けば桶屋が儲かる」式に、わたしたちは何らかの結果には、さかのぼってみれば必ず原因があるはずだと考えたがる。A→B→C→……Z。しかし、Aが悪しき行為でZ

違和感を文学に『ワイルドフラワーの見えない一年』

『ワイルドフラワーの見えない一年』 河出書房新社松田青子 著 【評者】山崎ナオコーラ違和感を文学に ショートショートのみで構成された自由な世界。すごいのは一文だけの作品でも「小説を読んだ」という感覚が湧くところだ。まったく雰囲気が違う作家だが、澁澤龍彥を思い出した。現実から変換さ

いつものようで、いつもではない朝『世界一ありふれた答え』[書評]落合恵子

『世界一ありふれた答え』 河出書房新社谷川直子 著 【評者】落合恵子いつものようで、いつもではない朝 本を読みながらCDをかける。本を読みながらこの本にはどんな曲が合うか、考える。いつもの習慣だ。谷川直子さんの『世界一ありふれた答え』にはどんな曲がしっくりくるだろう。本書の中にも

言葉の淵に映るもの『少年聖女』

『少年聖女』 河出書房新社鹿島田真希 著 【評者】倉本さおり言葉の淵に映るもの なにかを「読む」、つまり与えられた言葉を解するとは本来、ひとりきりで昏い淵を覗きこむような行為だ。水面に映るそれはけっきょく、輪郭をあいまいにさせた自分自身の姿にほかならない。「わかった」と思って飛び

『テロルの伝説 桐山襲烈伝』[書評]野崎歓

『テロルの伝説 桐山襲烈伝』陣野俊史 著 【評者】野崎歓テクスト絶対主義にあらがって なぜこの人の名が忘れられているのか。そのこと自体のうちに、われわれの時代の深い空虚が示されているのではないか。そんな憤りにも近い思いに突き動かされながら、陣野俊史の筆づかいは決して性急に“再評価

「文学」VS「小説」/松波太郎 著『月刊「小説」』

『月刊「小説」』松波太郎 【評者】佐々木敦「文学」VS「小説」 「文藝」前号の目次に「月刊「小説」」という題名を見つけた時の狐につままれたような感覚は今も覚えている。なんですかそれ? 文芸誌内文芸誌ということらしい。で、雑誌名が「小説」だと。読んでみると、確かに雑誌の体裁を取って

恋愛小説への挑戦状『報われない人間は永遠に報われない』

『報われない人間は永遠に報われない』李龍徳 【評者】斎藤美奈子恋愛小説への挑戦状 浪人中の若者がキャバクラ嬢に洗脳されて破滅への道を歩む。─文藝賞を受賞した李龍徳のデビュー作『死にたくなったら電話して』は、安部公房『砂の女』の現代版みたいな小説だった。李龍徳の第二作『報われない人

詩と小説の読者を裏切らない小説『少女ABCDEFGHIJKLMN』

『少女ABCDEFGHIJKLMN』最果タヒ 【評者】金原瑞人詩と小説の読者を裏切らない小説 好きな詩人や歌人が小説を書いたり、エッセイを出すと、もちろん、好きな詩人や歌人の作品だから読む。どれも決まって面白い。しかし、そのぶん、詩や短歌を作ってほしいと思ってしまう。詩や短歌と小

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