文藝

「文藝」春季号から連載開始! 皆川博子「風配図 Windrose」第1回を試し読み

ゴットランド島に流れ着いた一艘の難破船。いま、二人の少女の運命が大きく動き出す―。バルト海交易で栄えた三都市を舞台に紡がれる壮大な物語、堂々開幕。 ===↓試し読みはこの下へ↓===皆川博子「風配図 Windrose」第1回 空軍省が爆撃機軍団に送った空襲指令書では、最も人口が密集した市街

「文藝」春季号から連載開始! 島本理生+岩崎渉「トランス」第1回を試し読み

人間に近い情緒を備える新型AIのHTLL09号。研究所で働くいつきは、資料室で〝彼〟と出会い……恋愛小説の名手・島本理生+気鋭の生物情報科学者・岩崎渉による共作小説の誕生! ===↓試し読みはこの下へ↓===『稲森沙椰子(いなもりさやこ)様  あなたにこうやって手紙を書くのは、高

「文藝」春季号掲載、児玉雨子「じゃあ何から産まれたかったの?」試し読み

「私たち、新しく母娘(おやこ)になりませんか?」実の母娘関係が修復不可能なほど破綻した、かつて塾の先生と教え子だった女二人。仲睦まじく暮らす二人の〈ホーム〉に、先生の実娘が妊娠した身で乗り込んできて――。気鋭の作詞家が、母性への疑いを鋭く切り出す第二作中篇。 ===↓試し読みはこの下へ↓=

【大量53ページ無料】ハレンチ×超能力×ディストピア小説 あなたの「正しさ」が、きっとぐらつく超!話題の芥川賞第一作!! 遠野遥『教育』

 超能力を育成する「学園」は、能力アップのために「あること」を推奨している。上のクラスを狙う主人公は、懸命にそのノルマをこなし、研鑽に励む日々。その「あること」とは──?  1作目『改良』で文藝賞を受賞しデビュー、2作目『破局』で早くも芥川賞を受賞した遠野遥。話題の才能が放つ3作

【今すぐ冒頭ためし読み!】「アメトーーク!」【読書芸人】(12/2放映)で紹介された河出の本はこれ!『おもろい以外いらんねん』『いつか深い穴に落ちるまで』『十二月の十日』『短くて恐ろしいフィルの時代』

 今夜12/2放映テレビ朝日「アメトーーク!」は、実に4年ぶりの「読書芸人」回でした。本好きにはたまらない祭りでしたね! みなさんも好きな本への同意のうなずきが止まらなかったり、興味がなかった本もプレゼンを聞いているうちに無意識に購入リストに入れてしまったりの1時間だったのではないでしょうか。 番組

尾崎世界観が読む、人生に影を抱えた二人の物語。木村紅美『あなたに安全な人』

 手洗いうがい、こまめな消毒、定期的な検温、それらによって、近頃はすっかり体調を崩すことが減った。もしも発熱してしまえば周囲にも大きな迷惑がかかるし、風邪はおろか、風邪気味すら許されない。この「気味」というのは、とても大事だ。感染症対策によって真っ先に奪われるのはそんな「気味」の中にある気配で、時に

作家・王谷晶が「怒りを表現する覚悟を持つ人間の、圧倒的な仕事」と評する、ジェニー・ザン『サワー・ハート』

 怒りという感情をいかにソフィスティケートして表現するか。感情的にならず、説教臭さや青臭さを排し、原始的で野蛮な怒りをどうスマートに、読者にそれと分からないくらい自然に伝えていくか。怒っているという言葉を使わずに静かに、ユーモラスに、ひねりを加えて怒りを表現するのがうまいほど、それは上出来な作品。そ

瀬戸夏子が「混乱する女たちへの真摯な共鳴」と評する五所純子『薬を食う女たち』

倫理的な、あまりに倫理的な他者の言葉を奪って成立する語りにどんな倫理があり得るだろう。 この本はいまどきめずらしく「正しくない」フェミニズムを標榜する本だ。元になった『サイゾー』での連載タイトルは「ドラッグ・フェミニズム」。これもまた「正しくない」フェミニズムで話題になったロクサーヌ・ゲイ『バッド・

現役フードファイターが、著者をファイターかと疑うほどリアルなフードファイト小説『エラー』の迫力とは

おかわりを求め続ける私たち 本作を読み始めてまず真っ先に思い浮かんだのは、私が昨年出場した大食い女王決定戦の新人戦だった。まだ大食いYouTuberとしても駆け出しで、右も左もわからないまま出場し、予選から決勝までがむしゃらに食べ続け、気が付いたら優勝していた。あの大会の光景を頭に浮かべ続けながら、

ぱいぱいでか美が読む作詞家・児玉雨子の初小説は、目を背けてきた自分の弱さをむき出しにされる物語

生々しく張り付いて離れない不安定さ『誰にも奪われたくない』の主人公は会社員を続けながら作曲家として活動する園田レイカ。楽曲提供をしたアイドルの中心メンバー・佐久村真子と出会い、二人の距離は縮まっていく。ランチに出かけ、家に招かれ、言われるがまま「あつ森」まで始める。 ここだけ紹介するとほっこり仲良し

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