【試し読み連載決定!!】第1章『シングルファーザーの年下彼氏の 子ども2人と格闘しまくって考えた 「家族とは何なのか問題」のこと』
花田菜々子
夫に別れを告げ家を飛び出し、宿無し生活。どん底人生まっしぐらのなか、「出会い系サイトで70人と実際に会ってその人に合いそうな本をすすめまく」り、その体験を綴った実録小説『出会い系サイトで70人と実際に会ってその人に合いそうな本をすすめまくった1年間のこと』がベストセラーになった書店員・菜々子。 転
2020.02.19単行本
花田菜々子
夫に別れを告げ家を飛び出し、宿無し生活。どん底人生まっしぐらのなか、「出会い系サイトで70人と実際に会ってその人に合いそうな本をすすめまく」り、その体験を綴った実録小説『出会い系サイトで70人と実際に会ってその人に合いそうな本をすすめまくった1年間のこと』がベストセラーになった書店員・菜々子。 転
2020.02.19角田光代
*『源氏物語』角田光代訳 特設ページ*池澤夏樹=個人編集 日本文学全集 特設サイト_____________________二〇一四年十一月に第一巻、池澤夏樹訳『古事記』から刊行を開始した「池澤夏樹=個人編集 日本文学全集」。その最後を飾るのが二〇一七年九月から刊行が始まった角田光代訳『源氏物語』全
2020.02.17大前粟生
「全身全霊で女性差別に傷つく男の子の話を書いてください」 去年のバレンタインに『文藝』の編集者さんとの打ち合わせでそういわれた。私がそれまで書いてきた小説はいわゆる「奇想」系と呼んで差し支えのないもので、妹の右目からビームが出て止まらない話だったり、人間が西部劇でころころ転がっているあの草のかたまり
2020.02.14花田菜々子
夫に別れを告げ家を飛び出し、宿無し生活。どん底人生まっしぐらのなか、「出会い系サイトで70人と実際に会ってその人に合いそうな本をすすめまく」り、その体験を綴った実録小説『出会い系サイトで70人と実際に会ってその人に合いそうな本をすすめまくった1年間のこと』がベストセラーになった書店員・菜々子。 転
2020.02.04明智憲三郎
明智家の末裔たち本能寺からはじまった戦いの記憶明智憲三郎*****はじめに 幼いころ、祖父から聞いた言葉がいまだに耳の奥に響いています。「我が家は明智光秀の子孫だ──」 以来、私の長い探究が始まりました。 私の家はもともと「明智あけち」ではなく「明田あけた」と名乗っていました。明田家は光秀の側室の子
2020.02.02評者・犬山紙子
生産性という言葉で人間の価値を計る。そういう空気の中で生きるのは、お互い首を絞め合っているようなもので、命脅かす、その絞める手の力を緩めるのに必要なのがこの物語なんだと思います。 専業主婦・主夫が抱える不安。「○○くんのママ・パパ」「○○さんの奥さん」とばかり呼ばれて自分が消えて無くなってしまった
2020.01.31堂場瞬一
男は渋谷の交差点に立ち続ける、友との約束を果たす為に――いま、100人の「物語=インタビューズ』が「平成」を貫く!ラスト1行まで目を離すな! 前代未聞の挑戦作、本文の一部を公開!! ***試し読み*** 二〇〇七年 滝原三郎(73歳
2020.01.30岩田徹(北海道 いわた書店)
北海道発の文学賞・氷室冴子青春文学賞第1回大賞受賞作『虹いろ図書館のへびおとこ』櫻井とりお著いじめに遭って小学校に行けなくなった主人公・火村ほのか。たどりついたおんぼろ図書館で「へびおとこ」と呼ばれる体の半分が緑色の司書や謎の少年、そしてたくさんの本に出逢い、少しずつ人生を変えていく感動の物語。この
2020.01.27堂場瞬一
男は渋谷の交差点に立ち続ける、友との約束を果たす為に――いま、100人の「物語=インタビューズ』が「平成」を貫く!ラスト1行まで目を離すな! 前代未聞の挑戦作、本文の一部を公開!! ***試し読み*** 一九八九年 原昭一(64歳 会社会長) うちは、大晦
2020.01.24井上智洋(駒澤大学経済学部准教授)
貨幣の虚構性誰もが知っていることではあるけれど、一万円札というのはただの紙切れだ。日銀が「一万円」と印字しているから、それだけの価値を持っているに過ぎない。紙幣というのは「紙の約束」(註1)なのである。世の中に出回っている貨幣は「現金」と「預金」から成り立っていて、預金の方の正体は何かというと、現代
2020.01.15