「世界一読まれている美術本」に課せられた特別なルール──『美術の物語 ポケット版』刊行記念。「はじめに」ほぼ全文公開!
エルンスト・H・ゴンブリッチ 長谷川宏他訳
『美術の物語』と『美術の物語 ポケット版』なぜ『美術の物語』は、世界で最も読まれている美術書となったのでしょうか?著者エルンスト・H・ゴンブリッチがこだわり抜いた本書執筆の気概が、この巻頭の「はじめに」に込められています。読者を美術の世界に導いて美術史の流れをわかってもらうこと。そして美術を深く味わ
2024.10.08ためし読み
エルンスト・H・ゴンブリッチ 長谷川宏他訳
『美術の物語』と『美術の物語 ポケット版』なぜ『美術の物語』は、世界で最も読まれている美術書となったのでしょうか?著者エルンスト・H・ゴンブリッチがこだわり抜いた本書執筆の気概が、この巻頭の「はじめに」に込められています。読者を美術の世界に導いて美術史の流れをわかってもらうこと。そして美術を深く味わ
2024.10.08
エルンスト・H・ゴンブリッチ 長谷川宏他訳
世界で一番読まれている美術の名著にして、全世界800万部超の大ベストセラー『美術の物語』のコンパクトサイズ版である『美術の物語 ポケット版』の発売(2024年10月18日)を記念して、本文15章より「ミケランジェロ」に関する記述と、図版ページで紹介されるミケランジェロの作品を特別公開します。『美術の
2024.10.08
金原ひとみ
「これは純粋な興味なんですけど、平木さんは、ホスクラで何を得ているんですか?」「てか、私から言わせてもらえば、なんで皆ホスクラに行かないんですか? って感じですね。何を得てるって、生きるために必要な全てですよ」(本文より) 19歳でデビュー、20年以上の間、小説の最前線を牽引してきた金原ひ
2024.10.04
ジェレミー・ドロンフィールド 越前敏弥訳
デビュー作『飛蝗の農場』で華々しいデビューを果たした奇才のミステリ作家ジェレミー・ドロンフィールドは、数作発表ののち、表舞台から消えていました。その後、10年以上の沈黙を経て、ノンフィクション作家として甦ったドロンフィールドの初の単著が、世界的なベストセラーとなった本書『アウシュヴィッツの父と息子に
2024.10.01
小川哲
第13回山田風太郎賞、第168回直木三十五賞をダブル受賞した『地図と拳』をはじめ、これまで数々の文学賞を受賞し、近作『君のクイズ』『君が手にするはずだった黄金について』が2年連続で本屋大賞候補作となるなど、今最も注目を浴びる作家・小川哲による最新作『スメラミシング』は、信仰の虚妄と救いを描いた現代の
2024.09.30
町田康
池澤夏樹=個人編集 日本文学全集に収録時から「笑い死ぬ…」と話題を集めた町田版『宇治拾遺物語』が、河出文庫「古典新訳コレクション」から単巻で刊行。発売記念として町田康さんご本人による朗読を無料配信! 町田康さんによる現代語訳『宇治拾遺物語』は、「池澤夏樹=個人編集 日本文学全集」第8巻『日
2024.09.25
バーバラ・ブッチャー 福井久美子訳
10代からアルコール依存症と鬱病に苦しみ、その回復プログラム中に死体調査官という仕事に出会った著者バーバラ・ブッチャーは、その後23年間、5000を超える死と向き合ってきました。シリアルキラー、孤独死、自殺、そして9・11 ―― 。バーバラはあらゆる死を、そして生を直視し、自らの苦悩から導かれた慈し
2024.09.10
汐見稔幸
すべての子どもたちが自ら学ぶ力を存分に発揮できる学校とはどんなところでしょうか。私立だけでなく、各地の公立小学校でも、子どもの学びにとって大切なことについて考えながら、先進的な取り組みをしている先生がいます。そういった学校への取材ルポを通して見えてきたのは、先生や保護者の価値観を大きく変えた、いきい
2024.09.09
アグラヤ・ヴェテラニー 松永美穂訳
ピエロの父、曲芸師の母、踊り子のわたしーー。祖国ルーマニアを逃れて放浪生活を送る、サーカス一家の末娘。『その子どもはなぜ、おかゆのなかで煮えているのか』は、39歳で非業の死を遂げた作家アグラヤ・ヴェテラニーが、生前唯一遺した自伝的小説です。幼少期からの諸国放浪生活ゆえに、15歳まで読み書きのできなか
2024.09.05
山本 薫
著者アダニーヤ・シブリーは、1974年にパレスチナに生まれた。イースト・ロンドン大学で博士号を取得し、現在はベルリンを拠点に執筆活動を行っている。2002年に『触れる』、2004年に『私たちはみな等しく愛から遠い』を発表して注目を集め、2009年には39歳以下の有望なアラブ人作家39名を集めた「ベ
2024.08.26