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★まるごと1話試し読み★「5分シリーズ」新刊発売記念!『5分後に禁断のラスト』収録「7歳の君を、殺すということ」

 「5分シリーズ」待望の最新刊が発売!エブリスタと河出書房新社が贈る短編小説シリーズ(特設サイトはこちら)。投稿作品累計200万作品、コンテスト応募総数25000作品以上から厳選された短編は、すぐ読める短さなのに、衝撃的に面白いものばかりです。新刊発売を記念して、まるごと1話試し読みを公開

帰宅するなりテレビをつける、小さな遅刻をする、保冷剤を貯めこむ…お金に嫌われる人には共通の習慣があった! 『お金持ちが肝に銘じているちょっとした習慣』

仕事柄、取材やインタビューを通して多くのお金持ちと接してきた著者。彼らと長く付き合いを続けるうちに、著者は、お金持ちには共通点があることに気づいたという。「当たり前のマナーを当たり前に守る」「人生を自分でハンドリングしている」「お金に真摯に向き合う」「人を大事にする」……などだ。一つ一つは特別なこと

自分自身になること 宮内勝典『永遠の道は曲りくねる』書評

人は、ある場の点として、息を吸う。その点に佇むために、誰かと線を結びながら連帯し、線が交差し合うことで区域が生まれる。個人という点が、異なる点を探し出す働きかけによって区域が保たれる。だが、やがて区域は境界を生み、個の身動きを制約し始める。「ナショナル・アイデンティティ」なるものを保有しなければ正し

『運命をひらく神様のツボ』刊行記念 さだじぃ。さんトーク&サイン会 10月24日紀伊國屋書店新宿本店にて

大人気ヒーラー・さだじぃ。の新刊『運命をひらく神様のツボ』の刊行を記念して、紀伊國屋書店新宿本店にて、さだじぃ。さんのトーク&サイン会を開催します。「神様のツボ」の極意をはじめ、「氣」にまつわるあれこれをお話します。 サイン会では、希望者の方にさだじぃ。さんによる「神様のツボ押し握手」やお

こがこどもでないその日々のことばの葉擦れ 谷崎由依『囚われの島』書評

記者という職業ながら、「梔子」の「甘く淀むような匂い」を鋭敏に感じ取ってしまう一人の女性が、ことばの世界を(少なくとも表面上)手放し、どことも知れぬ場所へと姿をくらませるのは、この花との因縁めいた邂逅によるものだけでは無論なく、また─野溝七生子への頌でもあるだろう─、「死に損ないの父の亡霊」が犇く新

同じ作者とは思えない 古川日出男『平家物語 犬王の巻』/『非常出口の音楽』

昨年の年末は、古川日出男が全訳した『平家物語』が常に傍らにあった。持ち歩くには少しばかり分厚いが(九〇〇ページ!)、語りで伝承されたこの長大な平家没落の物語を、極めて音楽的に訳しきったその仕事は、まったく驚嘆の連続であった。 そして、その平家の物語にはなんと続きがあったという。『平家物語 

寂しいままで、親になる   山崎ナオコーラ『母ではなくて、親になる』

子どもが生まれるまで、出産育児の類の雑誌を読むことができなかった。大きな腹をかかえて笑う妊娠○か月の○○さん、フリルの服をまとった生後○か月の○○ちゃん、あの表紙から「正しさ」の匂いしか嗅ぎとることができなかった自分は、母とは微笑んで腹をなでさするものであり、子のためにふんわり優しい世界に身をゆだね

しょせん料理じゃん? 小林カツ代『小林カツ代の日常茶飯 食の思想』

大学の外でも学問研究を続ける「在野研究者」の本を書いたとき、とても悩んだ思い出がある。「料理研究家」は在野研究者なのか否か。リブロポート社が出していた民間日本学者シリーズには、料理研究家の草分けだった辰巳浜子の評伝があった。成程。栄養学の先生でもないし、まあ、在野なのはいいとして……研究者? 新しい

早くも大反響!――担当編集者が語る、角田光代訳『源氏物語 上』

2014年11月、池澤夏樹訳『古事記』から刊行をスタートさせた「池澤夏樹=個人編集 日本文学全集」の最後を飾る角田光代訳『源氏物語』(全三巻)の刊行が始まりました。2015年春から角田光代さんが“小説断ち”をして訳に取り組んでいた『源氏物語 上』、すでにご覧いただいている方もいらっしゃるとは思います

担当編集者が語る、ECD『他人の始まり 因果の終わり』

ECDは日本でのラップ・シーンの初期から今にいたるまで最前線で活動してきたミュージシャンであるとともに作家・エッセイストとして多くの著書があります。それだけではありません。2003年以降は反戦運動などの現場に身をおきつづけてきましたが、とりわけ2011年以降の反原発運動、そして近年の大久保などでのレ

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