ジャネット・ウィンターソン待望の最新作がついに刊行!──「訳者あとがき」公開
木原善彦
『オレンジだけが果物じゃない』で彗星のごとくデビューし、話題作を発表し続けているイギリス文学の代表的作家のひとり、ジャネット・ウィンターソン。本書は、フランケンシュタインの怪物や、人体冷凍保存施設、セックス・ボット、トランス・ヒューマニズム、人工知能、人工生命をめぐる「ある愛の話」を描いた、人類への
2022.08.05外国文学
木原善彦
『オレンジだけが果物じゃない』で彗星のごとくデビューし、話題作を発表し続けているイギリス文学の代表的作家のひとり、ジャネット・ウィンターソン。本書は、フランケンシュタインの怪物や、人体冷凍保存施設、セックス・ボット、トランス・ヒューマニズム、人工知能、人工生命をめぐる「ある愛の話」を描いた、人類への
2022.08.05藤井光
「バトラーが予見した未来を私たちは生きている」ーーBBCニュース 2006年の死去から15年余りが経ったいま、作品がニューヨークタイムズのベストセラーリスト入り(『Parable of the Talents」)し、「オールタイムベストSF」で5位にランクイン(河出文庫『キンドレッド』)す
2022.06.23木村榮一
名作『黄色い雨』の著者フリオ・リャマサーレスの「集大成」となる自選短篇集『リャマサーレス短篇集』が5/27に発売となります。訳者は、フリオ・コルタサル『遊戯の終わり』、バルガス=リョサ『緑の家』、ガルシア=マルケス『コレラの時代の愛』など、数々のスペイン語圏小説の名作の紹介者として知られる木村榮一さ
2022.05.27フリオ・リャマサーレス
『黄色い雨』『狼たちの月』『無声映画のシーン』(いずれも木村榮一訳)等の作品で知られるスペイン語圏文学の巨匠フリオ・リャマサーレス。滅びゆくものたちの詩情と、世界の片隅への愛と共感が読み手の魂を震わせるリャマサーレスの、「集大成」となる短篇集『リャマサーレス短篇集』(木村榮一訳)を、5月27日(金)
2022.05.23松下隆志
ロシアによるウクライナ侵攻を受けて書かれたウラジーミル・ソローキン(*)のエッセイ「プーチン 過去からのモンスター」は多くの海外メディアに掲載された。「文藝 2022年夏季号」(2022年4月7日発売)では、オリジナルのロシア語テクストからの全訳を緊急掲載している。その掲載を受け、ソローキンの多くの
2022.04.08今夜12/2放映テレビ朝日「アメトーーク!」は、実に4年ぶりの「読書芸人」回でした。本好きにはたまらない祭りでしたね! みなさんも好きな本への同意のうなずきが止まらなかったり、興味がなかった本もプレゼンを聞いているうちに無意識に購入リストに入れてしまったりの1時間だったのではないでしょうか。 番組
2021.12.03頭木弘樹
ここにいない人たちの大きさ 車にはねられて入院している人が「すごく痛かった」と体験を語ったとき、お見舞いの人がどんなに無神経だったとしても、「私もむこうずねをテーブルにぶつけて痛かったことがあるから、わかる」などと返事することはまずない。痛みの度合がはるかにちがうだろうくらいは誰でもわか
2021.12.02世界中で愛されるスヌーピーたちが活躍する不朽の名作漫画『ピーナッツ』。その生誕70周年を記念して、詩人の谷川俊太郎個人全訳による集大成『完全版ピーナッツ全集』(紙書籍版)が刊行され、2020年、大好評のうちに完結を迎えました。そしてシュルツ生誕100周年を迎える2022年を目前に控えた今、ついに電子
2021.11.30王谷晶
怒りという感情をいかにソフィスティケートして表現するか。感情的にならず、説教臭さや青臭さを排し、原始的で野蛮な怒りをどうスマートに、読者にそれと分からないくらい自然に伝えていくか。怒っているという言葉を使わずに静かに、ユーモラスに、ひねりを加えて怒りを表現するのがうまいほど、それは上出来な作品。そ
2021.10.25全国書店・オンライン書店で大好評発売中!オンライン書店での購入はこちら。 2019年~2020年11月にかけて『完全版 ピーナッツ全集 全25巻』を刊行した河出書房新社が、今年また新たに『ピーナッツ』の新企画を刊行いたします。(『完全版 ピーナッツ全集』の紹介ペー
2021.10.25